労働審判における虚偽主張と裁判官の評価について
公開日時:
更新日時:
労働審判中です。 被告企業の顧問弁護士の先生は、 法律のプロにも関わらず、 被告企業の言葉を鵜呑みにして、 原告相手に虚偽ストーリーや誹謗中傷を書いてもいいのですか? 裁判官はどう評価しますか? 文面通りならわたしはとても仕事のできない欠陥人間で悪者に表現されており。 私は淡々と証拠に基づいて主張をしていますが。
紫みかん さん ()
弁護士からの回答タイムライン
- >被告企業の顧問弁護士の先生は、法律のプロにも関わらず、被告企業の言葉を鵜呑みにして、 >原告相手に虚偽ストーリーや誹謗中傷を書いてもいいのですか? 弁護士によって様々なスタンスがあり得るとは思うのですが、訴訟代理人弁護士としては依頼人の権利実現や利益擁護を目指すものですので、被告の言い分を踏まえた立論をせざるを得ない立場(顧問弁護士であれば尚更)という側面があることは否めません。 >裁判官はどう評価しますか? >文面通りならわたしはとても仕事のできない欠陥人間で悪者に表現されており。 裁判官は、証拠や経験則に基づいて事実を認定する立場です。したがって、被告側の主張についても、証拠に基づかないものや経験則に反するものは認定されないことになるでしょう。 >私は淡々と証拠に基づいて主張をしていますが。 どのような証拠に基づいて、どのような事実を主張立証しているのかなど詳細が不明なので何とも言えませんが、基本的にはそのようなスタンスが望ましいでしょう。
- 【質問1】労働審判中です。被告企業の顧問弁護士の先生は、法律のプロにも関わらず、被告企業の言葉を鵜呑みにして、原告相手に虚偽ストーリーや誹謗中傷を書いてもいいのですか?裁判官はどう評価しますか?文面通りならわたしはとても仕事のできない欠陥人間で悪者に表現されております。私は淡々と証拠に基づいて主張をしていますが。 【回答1】弁護士は、法律家ではありますが、神様ではないので「実際の事実がどうであったのか」についてはわからないわけです。あなたは、当事者であるから、自ら経験したことに基づいて相手方が言っていることが本当なのかウソなのか判断がつくかもしれません。 代理人である弁護士は、依頼者から事実関係をヒアリングをして事実の主張をします。ですから、依頼者が主張していること(弁護士も神様ではないので、現場を見ていなければ本当か虚偽かはわかりません)については、証拠から見れば虚偽であるとわかるようなものではない限りは、依頼者の主張を訴訟においてもそのままします。もちろん、裁判で虚偽であると言うことが判明すれば、裁判では不利になりますから、証拠や経験則や本当なのかどうかを吟味しながら事実主張をすることになります。 裁判官も同じく神様ではないので、双方の事実主張を受けて、証拠(当事者の供述も含む)や経験則をもって事実認定をすることになります。
この投稿は、2025年1月16日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。
3人がマイリストしています