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とよだ ゆういちろう
豊田 雄一郎弁護士
弁護士法人つちぐり法律事務所
新宿御苑前駅
東京都新宿区新宿1丁目1−7 コスモ新宿御苑ビル 4階
対応体制
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

休日、夜間対応は事前にご予約願います。

インタビュー | 豊田 雄一郎弁護士 弁護士法人つちぐり法律事務所

不起訴処分の実績多数、刑事事件や離婚問題をスピード解決へ。企業法務では知的財産法にも精通

都心のオアシス、新宿御苑の近くにあるAIN法律事務所。
そこでキャリアをスタートさせた豊田 雄一郎(とよだ ゆういちろう)弁護士は、刑事事件や離婚問題を中心に多くのSOSに耳を傾けています。
逮捕から3日目に身柄解放につなげた器物損壊事件。
粘り強い交渉で示談を成立させた痴漢事件。
分割払いが一般的な養育費で一括払いを提案した離婚調停。
常識にとらわれない、執念の弁護活動に迫ります。

01 弁護士になるまで道のり

医学部受験の予備校に勤務。夜間のロースクールに通って叶えた夢

ーまずは、弁護士を志した理由を教えてください。

「社会の役に立ちたい」「人と関わる仕事がしたい」という思いから、医学部受験の予備校で働いていました。
おもな業務は、生徒の学習相談や進路相談、受験時の面接指導、保護者への学習状況の説明などです。

仕事には、やりがいを感じていたのですが、より多くの人の役に立つ仕事がしたと考えるようになり、働きながら夜間のロースクールに通い、司法試験に合格しました。

前職の経験は、今の仕事でもとても役立っています。
進路の悩みや受験のプレッシャーを抱えた生徒と、法律トラブルに頭を悩ます依頼者。
どちらも、一人ひとりの思いや考えに耳を傾けるところから始まります。

本人の思いを最大限尊重しながら、一緒にゴールを目指す。
そのプロセスとともに、ゴールにたどり着いたときの感動や喜びは、どちらも何ものにも代えがたいものです。

02 得意分野と実績

刑事事件で不起訴の実績多数。痴漢被害者を説得した執念の示談交渉

ーー現在、おもに扱っている事件を教えてください。

離婚・男女問題と刑事事件が多く、次いで労働事件や不動産問題、それに企業の顧問も任せていただいています。

とくに刑事事件では、被害者である相手方と示談を成立させ、不起訴処分に持ち込んだことがたくさんあります。

たとえば、器物損壊罪で逮捕された若い男性の弁護を担当したときのことです。
ご依頼いただいたのは、逮捕から2日目。
すでに会社を数日、無断欠勤しており、一刻を争う状況でした。


ーーどう対応したんですか?

まずはすぐにお父様に連絡し、依頼者の身柄を引き取り、監督することを約束する身元引受書にサインしていただきました。

それが逮捕から3日目の朝で、まさに勾留決定されるか否かのギリギリのタイミング。
勾留請求が認められると、20日間身柄が拘束されてしまいます。
それはなんとしても阻止しなければなりません。
裁判所が勾留を認めないよう急いで書面を準備し、逮捕から3日目の夕方に身柄を解放することができました。

並行して被害者とも示談交渉に臨み、理解を得られて不起訴処分に。
前科もつかず、依頼者はとても満足したご様子でした。


ーー無事に職場にも復帰できたんですか?

スムーズに復帰でき、以前と変わらぬ日常を過ごしていらっしゃいます。
あのときは、勤務先とのやり取りも入念に行いました。

身柄を拘束されている依頼者に代わって会社に連絡を入れ、事件の詳細やご本人の状況を詳しく説明するとともに、復帰後の対応についても話し合いを重ねました。

罪名や会社の方針にもよりますが、たとえ復帰できても、厳しい処分が下ることも考えられます。
本件ではそうならないように、会社側と入念に対応を協議しました。

刑事事件は、何よりもスピード感が大切です。
それともうひとつ、逮捕後は「この先どうなってしまうのか」と気が動転したり、不安を募らせたりする方が多いんです。
行先が真っ暗闇の依頼者に、手続きや見通しを丁寧にご説明し、安心していただくことも心がけています。


ーー示談交渉についてもお聞きします。被害感情を考えると、一筋縄ではいかないように思いますが。

私は、粘り強い交渉を得意としています。
以前、痴漢に遭った被害者と示談交渉した際もそうでした。

当初、その被害者は「示談に応じる気は一切ない」と、頑なな姿勢でした。
それでも最終的には示談が成立し、不起訴処分を手にすることができました。

ポイントになったのは、検察官にも働きかけながら地道に交渉を重ねたことです。
被害者からすれば、私は加害者の代理人。
警戒心や怒りが湧くのも理解できます。
ですから、正面突破に固執するよりも、加害者の処罰を求める立場の検察官に協力を仰いだ方が得策だと考えました。


ーー 一般的にそういうケースはよくあるんですか?

いえ、滅多にないはずです。
異例の対応に出たのは、「なんとか力になりたい」という思いからでした。

というのも、依頼者は外国人で、前科がついてしまうと在留資格の更新が認められない可能性がありました。
もう長く日本で暮らし、愛着も生活の基盤もありました。
在留資格を失えば、祖国に帰らないといけなくなります。

もちろん、犯罪を肯定するわけにはいきませんが、一度の過ちで人生を棒に振るってしまうのは酷な話ではないでしょうか。

刑事事件については、薬物や性犯罪などで裁判の経験もあります。
困ったときはぜひ私を頼っていただきたいですね。

03 事件解決のスタンス

型にはまらず、養育費の一括払いを提案。労働や不動産、企業顧問も

ー依頼者のために、あの手この手を尽くす。そんな執念と力強さを感じます。

どんな事件も、依頼者にとっては人生がかかった重大な局面です。
そのサポートをさせていただくわけですから、当然ですよ。

私が最も大事にしているのは、そんな依頼者の思いをできる限り汲み取り、ベストな解決策をひねり出すこと。
そのために常識にとらわれず、できることをすべてやり尽くすことです。

たとえば、離婚の際の養育費もそうです。
養育費の支払いは毎月の分割払いが一般的。
ただ、依頼者の意向に沿って一括払いの交渉を行ったことがありました。
一般的ではない分、難しさもありましたが、粘り強く相手と交渉をしました。


ーーまさに定型的な解決ではなく、依頼者の要望に応えたと。

「離婚」と一口に言っても、当事者の事情はさまざまです。
婚姻費用や親権、財産分与など、派生する論点も多岐にわたります。
マニュアルや型にはめず、個々の事案に応じて臨機応変に対応すべきです。

それと、私自身も中学生のときに両親の離婚を経験しています。
お子さんの気持ちに自分ごととして配慮できる点も、持ち味のひとつだと思います。


ーー労働や不動産、企業法務についても、おもな相談内容などを教えてください。

労働は不当解雇や残業代請求、不動産は建物明け渡しや立ち退き、賃料の増額や回収などを中心にお受けしています。

企業顧問については、顧問先のひとつに美容院があります。
以前から客として通っていて、私が弁護士になったのを機に顧問のご依頼をいただいたんです。
それ以外にも、事務所としては上場企業の顧問もしており、株主総会の対応などの実績もあります。

04 弁護士としての思い

公害・環境問題やSDGsを研究。著作権など知的財産法の学会活動も

ー司法試験にチャレンジしたのは正解でしたか?

間違いなくそう思いますね。
予備校の仕事も十分やりがいがありましたが、教育以外のさまざまな分野で、幅広い世代の方々のお役に立てることが何よりもうれしいです。

事件対応だけではありません。
東京弁護士会の公害・環境特別委員会や、日本環境法律家連盟に所属し、公害や自然保護、SDGsなどの調査にも携わっています。
登山が好きで、環境問題に関心を持ったのがきっかけです。 

あとは、一般社団法人日本知財学会の活動です。
ロースクール時代に知的財産法を学んでいたこともあり、今も知的財産法の研究に熱心に取り組んでいます。
著作権や特許、商標の問題でも、企業のみなさんのお役に立てるはずです。
少しでも困ったことがあれば、ぜひ遠慮せずお声がけいただきたいですね。
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