ほそい だいすけ
細井 大輔弁護士
弁護士法人かける法律事務所
淀屋橋駅
大阪府大阪市中央区北浜2-5-23 小寺プラザ6階
インタビュー | 細井 大輔弁護士 弁護士法人かける法律事務所
「持続可能な解決方法」が社会を変革へ導く。明確なビジョンとやり抜く力で難局を突破する信念の弁護士
企業法務を中心に多くの難局を突破してきた弁護士法人かける法律事務所の細井 大輔(ほそいだいすけ)弁護士。
「社会をより良くしたい」と法曹界を志し、最初に勤務した東京の法律事務所では、困難なプロジェクトの一員として、今では誰もが知るインターネットサービスを普及させる「大仕事」にも携わってきました。
長年の弁護士業務を通じ、自分の価値観を持つことや継続する力が道を切り拓くことを確信したという細井弁護士。
明確なビジョンを掲げ、組織としての目標に突き進む経営者としての顔にも迫りながら、信念に溢れるその胸中を伺いました。
「社会をより良くしたい」と法曹界を志し、最初に勤務した東京の法律事務所では、困難なプロジェクトの一員として、今では誰もが知るインターネットサービスを普及させる「大仕事」にも携わってきました。
長年の弁護士業務を通じ、自分の価値観を持つことや継続する力が道を切り拓くことを確信したという細井弁護士。
明確なビジョンを掲げ、組織としての目標に突き進む経営者としての顔にも迫りながら、信念に溢れるその胸中を伺いました。
01 弁護士を志したきっかけ
「より良い社会を創りたい」。高校時代の出張授業が導いた法曹界への道
ーー弁護士を志したきっかけを教えてください。
高校時代に外部講師として弁護士を招いた出張授業があり、直接お話を聞く機会がありました。
その方が、弁護士の仕事について「依頼者との関係でも、社会との関係でも貢献できる仕事だ」と力説されていて、感銘を受けました。
当時、私はまだ自分の将来像をそれほど意識していませんでしたが、それ以来、弁護士という職業に強く惹かれるようになったんです。
ーー具体的にどんな部分が刺さったのですか。
「仕事を通して社会に貢献できる」という部分です。
もちろん、困っている人を助けたいという気持ちもありますが、それ以上に「より良い社会を創りたい」という強い想いがありました。
世の中の仕組みや枠組みを変えることで、社会に良い変化が生まれるのなら、こんなに素晴らしいことはありません。
弁護士がそんな社会の一翼を担える職業であることを、その弁護士の言葉から知りました。
高校時代に外部講師として弁護士を招いた出張授業があり、直接お話を聞く機会がありました。
その方が、弁護士の仕事について「依頼者との関係でも、社会との関係でも貢献できる仕事だ」と力説されていて、感銘を受けました。
当時、私はまだ自分の将来像をそれほど意識していませんでしたが、それ以来、弁護士という職業に強く惹かれるようになったんです。
ーー具体的にどんな部分が刺さったのですか。
「仕事を通して社会に貢献できる」という部分です。
もちろん、困っている人を助けたいという気持ちもありますが、それ以上に「より良い社会を創りたい」という強い想いがありました。
世の中の仕組みや枠組みを変えることで、社会に良い変化が生まれるのなら、こんなに素晴らしいことはありません。
弁護士がそんな社会の一翼を担える職業であることを、その弁護士の言葉から知りました。
02 得意分野と強み
社会を変えるプロジェクトの一端を担い、新しい価値観を信じて継続する大切さを実感
ーー最初に入所された法律事務所は、渉外事務所の名門ですよね。
最初に入所したのは、渉外案件を中心に取り扱う歴史ある法律事務所です。
名だたる外資系企業の案件を多数扱っており、社会的に影響力のある仕事ができると思い、入所を決めました。
分野としては、企業法務、コンプライアンス対応、M&A、特許権や著作権等の知的財産(IP)、事業再生、ファイナンス、紛争・訴訟など、幅広く対応しました。
そこでの経験が、現在の弁護士業務のベースにもなっています。
ーーやはり得意なのは企業法務分野になるのですか。
経験数で言えばそうなります。
企業法務に関しては、多くの案件に携わってきました。
今では、ほとんどの人が利用しているようなインターネットサービスに関するプロジェクトに携わったこともあります。
ーーそのプロジェクトに携わって、社会をより良くする一端を担ったのですね。
そのサービスは、今では当たり前のように使われていますが、普及段階では権利関係をはじめ、いろいろな壁が立ちはだかっていました。
どんなに優れたサービスであっても法的な問題が障壁となり、普及が阻害されることがあるんです。
私は、このサービスが確実に社会をより良くすると確信していたので、なんとしても世の中に普及させたいと強く思い、弁護士として貢献できるように全力を注ぎました。
社会的に批判されたとしても、その価値観が正しいと信じ、継続することで必ず道は開けるーー。
様々な課題がありましたが、一歩ずつ地道に取り組むことで、弁護士として大きく成長できたと思っています。
ーー弁護士として大切にしていることはどんなことですか。
大前提として、お客様のご要望をしっかりお聞きすることが大切だと考えています。
お客様の「満足度」はそこに大きく関与してくる要素ですから。
そのうえで、法的なリスクも指摘し、それを乗り越えるための方法も併せて提案するよう心がけています。
難しい課題に直面した時は、リスクを踏まえながら、その時点における最善を判断し、「道を切り拓くための提案をする」ことこそが、私たちの使命だと強く意識しています。
最初に入所したのは、渉外案件を中心に取り扱う歴史ある法律事務所です。
名だたる外資系企業の案件を多数扱っており、社会的に影響力のある仕事ができると思い、入所を決めました。
分野としては、企業法務、コンプライアンス対応、M&A、特許権や著作権等の知的財産(IP)、事業再生、ファイナンス、紛争・訴訟など、幅広く対応しました。
そこでの経験が、現在の弁護士業務のベースにもなっています。
ーーやはり得意なのは企業法務分野になるのですか。
経験数で言えばそうなります。
企業法務に関しては、多くの案件に携わってきました。
今では、ほとんどの人が利用しているようなインターネットサービスに関するプロジェクトに携わったこともあります。
ーーそのプロジェクトに携わって、社会をより良くする一端を担ったのですね。
そのサービスは、今では当たり前のように使われていますが、普及段階では権利関係をはじめ、いろいろな壁が立ちはだかっていました。
どんなに優れたサービスであっても法的な問題が障壁となり、普及が阻害されることがあるんです。
私は、このサービスが確実に社会をより良くすると確信していたので、なんとしても世の中に普及させたいと強く思い、弁護士として貢献できるように全力を注ぎました。
社会的に批判されたとしても、その価値観が正しいと信じ、継続することで必ず道は開けるーー。
様々な課題がありましたが、一歩ずつ地道に取り組むことで、弁護士として大きく成長できたと思っています。
ーー弁護士として大切にしていることはどんなことですか。
大前提として、お客様のご要望をしっかりお聞きすることが大切だと考えています。
お客様の「満足度」はそこに大きく関与してくる要素ですから。
そのうえで、法的なリスクも指摘し、それを乗り越えるための方法も併せて提案するよう心がけています。
難しい課題に直面した時は、リスクを踏まえながら、その時点における最善を判断し、「道を切り拓くための提案をする」ことこそが、私たちの使命だと強く意識しています。
03 独立への想い
関西企業のポテンシャルを引き上げたい。東京で実績を積み上げ、地元へUターンした真摯な想い
ーー大きな仕事を成就させるなどで実績を積んだあと、拠点を関西へ移されています。
私の地元が京都府なので、純粋に東京で培った弁護士としての経験やノウハウを、関西でも活かしたいと思いました。
世の中の最先端の動きは東京発信であることが多いですが、関西にも力のある企業はたくさんあります。
私は特に、中小企業やベンチャー企業の支援をしたいと思い、大阪市内の法律事務所へ入所しました。
ーーその3年後には独立されています。
さまざまな企業のお手伝いをさせていただき、改めて関西企業のパワーを実感しました。また同時に私のなかでどんどん理想が膨らんでいき、それを実現するためには、自分で組織や枠組みを創り上げていくことが必要だと感じたのです。
ーー「かける法律事務所」の開業ですね。
理想の法律事務所にしたいという、強い想いを持っての独立起業でした。
不安もありましたが、それまでの経験から「自分の価値観を信じ、継続すれば道は開く」と確信していたので、迷いはありませんでした。
独立にあたっては、中長期的な目標を掲げ、会社としてのビジョンをじっくりと練り上げました。
事務所名「かける」には、3つの想いを込めました。
「未来へ翔ける」は、難しい課題に挑戦し、明るい未来へ向けてサポートすること。
「専門性を掛ける」は、他士業/他分野の専門職と協力して、質の高いサービスを提供すること。
「橋を架ける」は、多様な人や社会を結ぶ架け橋となり、新しい価値を実現すること。
という、それぞれの想いにつながっています。
この3つの想いを実践することで、「安心できる未来へ、ともにかける」というビジョンを実現したいと思っています。
ーー「より良い社会を創りたい」という先生の想いが凝縮されていますね。
ビジョンを実践に落とし込むために、さらに3つのコアバリュー(行動指針)も設定しています。
〈安心を提供し、お客様の満足度を向上させる〉
〈本質的な業務に専念し、付加価値を創出する〉
〈短期的な視点でなく、中長期的な関係を構築する〉です。
かける法律事務所では、企業法務だけでなく、離婚事件や不動産問題、相続、破産・債務整理や交通事故など、一般民事にも幅広く対応しています。
全ての分野において、この事務所の行動指針に沿って、サービスを提供します。
私の地元が京都府なので、純粋に東京で培った弁護士としての経験やノウハウを、関西でも活かしたいと思いました。
世の中の最先端の動きは東京発信であることが多いですが、関西にも力のある企業はたくさんあります。
私は特に、中小企業やベンチャー企業の支援をしたいと思い、大阪市内の法律事務所へ入所しました。
ーーその3年後には独立されています。
さまざまな企業のお手伝いをさせていただき、改めて関西企業のパワーを実感しました。また同時に私のなかでどんどん理想が膨らんでいき、それを実現するためには、自分で組織や枠組みを創り上げていくことが必要だと感じたのです。
ーー「かける法律事務所」の開業ですね。
理想の法律事務所にしたいという、強い想いを持っての独立起業でした。
不安もありましたが、それまでの経験から「自分の価値観を信じ、継続すれば道は開く」と確信していたので、迷いはありませんでした。
独立にあたっては、中長期的な目標を掲げ、会社としてのビジョンをじっくりと練り上げました。
事務所名「かける」には、3つの想いを込めました。
「未来へ翔ける」は、難しい課題に挑戦し、明るい未来へ向けてサポートすること。
「専門性を掛ける」は、他士業/他分野の専門職と協力して、質の高いサービスを提供すること。
「橋を架ける」は、多様な人や社会を結ぶ架け橋となり、新しい価値を実現すること。
という、それぞれの想いにつながっています。
この3つの想いを実践することで、「安心できる未来へ、ともにかける」というビジョンを実現したいと思っています。
ーー「より良い社会を創りたい」という先生の想いが凝縮されていますね。
ビジョンを実践に落とし込むために、さらに3つのコアバリュー(行動指針)も設定しています。
〈安心を提供し、お客様の満足度を向上させる〉
〈本質的な業務に専念し、付加価値を創出する〉
〈短期的な視点でなく、中長期的な関係を構築する〉です。
かける法律事務所では、企業法務だけでなく、離婚事件や不動産問題、相続、破産・債務整理や交通事故など、一般民事にも幅広く対応しています。
全ての分野において、この事務所の行動指針に沿って、サービスを提供します。
04 今後の展望
目指すのはお客様が安心していつでも相談できる「持続可能性のある組織」をつくり上げること
ーー事務所設立から6年目を迎え、ますます充実しつつあります。
おかげさまでお客様に恵まれ、ここまで順調に来られたと思います。
ただ、より大きな目標を達成するためには、事務所の人員が必要だと感じています。
今後も、弁護士・パラリーガルを増やし、サービス面での充実度も一層高めていきたいと思っています。
かける法律事務所と一緒に成長できる弁護士やパラリーガルと共に、お客様が安心していつでも相談できる「持続可能性のある組織」をつくり上げることが、私の目標です。
ーー「持続可能性のある組織」がゴールになるのですか。
今でこそ、SDGsの文脈で「持続可能性」がキーワードとして叫ばれていますが、外資系企業との接点が多かった私にとっては、弁護士になった15年前から当たり前のように存在した考え方なんです。
では、リーガルサービスにおける「持続可能性」とは何かを考えると、お客様に安心を提供するため、継続的に、かつ、現実に課題を解決できるソリューション(方法)を提供することではないかと、私は思います。
その領域へ少しでも近付くために重要なことは、困難な課題に直面した時、「できない理由」を探すのではなく、「どうすればできるのか」という視点をもって、挑戦し続けることです。そのためにも、「成長し続けること」(変わり続けること)が必要です。
自分たちの価値観やビジョンを信じ、お客様から選ばれるリーガルサービスを提供し続けることで、社会に新しい価値を創り上げていくーー。
そのような軸を持って挑戦を続けることが、「持続可能性のある組織」という理想につながっていくと信じています。
おかげさまでお客様に恵まれ、ここまで順調に来られたと思います。
ただ、より大きな目標を達成するためには、事務所の人員が必要だと感じています。
今後も、弁護士・パラリーガルを増やし、サービス面での充実度も一層高めていきたいと思っています。
かける法律事務所と一緒に成長できる弁護士やパラリーガルと共に、お客様が安心していつでも相談できる「持続可能性のある組織」をつくり上げることが、私の目標です。
ーー「持続可能性のある組織」がゴールになるのですか。
今でこそ、SDGsの文脈で「持続可能性」がキーワードとして叫ばれていますが、外資系企業との接点が多かった私にとっては、弁護士になった15年前から当たり前のように存在した考え方なんです。
では、リーガルサービスにおける「持続可能性」とは何かを考えると、お客様に安心を提供するため、継続的に、かつ、現実に課題を解決できるソリューション(方法)を提供することではないかと、私は思います。
その領域へ少しでも近付くために重要なことは、困難な課題に直面した時、「できない理由」を探すのではなく、「どうすればできるのか」という視点をもって、挑戦し続けることです。そのためにも、「成長し続けること」(変わり続けること)が必要です。
自分たちの価値観やビジョンを信じ、お客様から選ばれるリーガルサービスを提供し続けることで、社会に新しい価値を創り上げていくーー。
そのような軸を持って挑戦を続けることが、「持続可能性のある組織」という理想につながっていくと信じています。