管理会社が所有者の知らない所で結んだ代理契約(サブリース)の解除について
ワンルーム賃貸物件の所有者です。
管理委託契約をしている会社からの賃料未入金が継続しており、管理委託契約の解除しようとした所、私(物件所有者)の知らないところで代理で、委任状などもなくサブリース契約を結んだとのころでした。
サブリース契約について詳しく、教えていただきたいのですが、
所有者が知らないところで勝手に代理で結ばれたサブリース契約でも解除できないのでしょうか?
(代理人として管理会社の名前で契約が結ばれている状態で委任状や私のサイン等はなし)
3年間ほどこちらの知らない状態でサブリース契約が継続していたことになりますが、
これだけ契約が続いてしまうと解除は難しくなってしまうものでしょうか?
いくら管理委託契約を結んでいるとはいえ、こちらに何も知らせず
勝手に代理で契約を結んでそれが有効とされてしまうようであれば、
何でもまかり通ってしまうように思いますが、どうなのでしょうか・・・
よろしくお願いいたします。
転貸を知っていたといった場合には、黙示の承諾があったと判断される可能性がありますが、そうではない場合には、無断での転貸借(サブリース)は原則として解除事由になります。
事実関係の詳細な確認が必要であると考えられ、具体的な対応について、直接資料を持ち寄り弁護士にご相談されることをお勧めいたします。
松尾様
丁寧にご回答いただきましてありがとうございます。
家主側がどこかで知り得たと判断される場合は、黙示の承諾という形になる可能性もあるのですね。
今回の件で借地借家法について調べましたが、サブリースの相手方を強く守る法律だというのを理解しましたし、こちらが対抗する要件を弁護士の先生に精査していただく必要があると感じています。
もう少し契約状況を確認できたらこちらか、直接弁護士の先生に照会をかけてみようと考えております。
ありがとうございました。