自転車と車の接触事故後、相手が傷がないと言って去ってしまった場合、当て逃げになる可能性はあるか?

自転車に乗っていたところ、信号待ちをしていた車にぶつかってしまいました。正確には背負っていたリュックがぶつかったのですが、相手の方と一緒に傷を確認しました。傷はありませんでした。相手の方は激怒していましたが急いでいたのか「傷がないならもういいから!」と言って連絡先も教える間もなく去っていってしまいました。この場合、後から傷がある等言われたら当て逃げになるのでしょうか。

今日の夕方のことです

道路交通法で事故不申告(いわゆる当て逃げ)となるのは、物損や人傷があった場合です。今回、あなたも相手も物損がないことを確認しているのですから、当て逃げにはなりません。もっと言えば、もし、物損があれば、相手も直ちに警察に届けていないため、事故不申告になります。あとから物損があったと言ってきても、現場で物損が無いことを双方が確認しているのだし、相手も物損がないことから届出をしていないのですから、その車の傷は事故で発生したものではない、と主張すれば大丈夫です。
また、後で相手がムチウチになったなど、怪我をしたことを言ってきても、同様に事故直後、相手は一言も怪我をしたとか言っていないし、そんな様子もなかったのですから、あなたが相手の怪我に気が付かないのは当然で、怪我を認識できていないなら、不救護(いわゆるひき逃げ)は成立しないので大丈夫です。