個人再生を考えております。

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個人再生を考えております… 住宅ローン特則は利用したいのですが、清算価値は買い取り査定額の数社平均でよいのか、もしくは仲介流通相場価格なのかでかなり額が変わってくるのですがどちらが適応されるのでしょうか?

なおno さん

追記

追記で質問です。 仮に個人再生を目指すとなった場合、期間はかなり掛かるのでしょうか?弁護士さんの事務所には何度位通う必要があるのでしょうか?(場所等の考慮) 現在ギリギリ支払い遅延はありませんがかなり限界です。個人再生準備期間の支払いで債務返済が厳しくなった場合等の不安もあります…

弁護士からの回答タイムライン

  • 再生手続きにおいて、建物価値について査定書を要請する趣旨は、債務者の資産(清算価値)を最低弁済額に反映させるすなわち破産を採用した場合の債権者への配当額は最低限弁済すべきという考え方に基づきます。つまり住宅の場合には住宅ローンに照らしあわせて資産(プラス的)評価可能であれば、最低弁済額に影響させるという趣旨になるわけです。住宅ローン特則付き再生は実際には売却しない前提のもとでの査定にはなるわけですが、実際破産となると当然即時売却するわけですから、即時売却できない金額は資産価値評価として適切かどうか疑問があるということになります。なので、売却できる金額すなわち買い取り価格を不動産の価格と評価しても良いのではないかと理解しています。複数査定して平均価格とするのは望ましいところではありますが、手続上提出は1社分で十分ですので、複数社分提出することは、裁判所が特別に要請しない限り一般にはしません。
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  • なおno
    なおnoさん
    梶谷様 わかりやすいご回答ありがとうございます。即売却の査定価格をベースで考えた場合であれば残債を鑑みても個人再生をするメリットを見いだせそうです。 現在情報収集中で近々相談に伺うかもしれませんが、その際は宜しくお願い致します。

この投稿は、2025年1月28日時点の情報です。
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