自宅売却前に債権者からの差し押さえを防ぐ方法は?

自宅を無事に売却して、完済したいのです。

経営していた会社を昨年末に休眠し、現在、就活中です。
以前からの借金が、カード会社やカードローンなど総額で1100万程あります。
うち、私が会社の保証人になっている分が200万、あとは個人での借り入れです。
全部で9社あり、その内3社からの返済が2か月滞っています。
会社の資産はなし、私個人の現預金もなしで、収入源がまだない状態なので、
現在自宅を売り出しています。売れれば全額返済できます。

しかし、滞納している2社から法的処理をとると電話や通知がきました。
私としては、自宅が売却でき次第すぐに返済したいので、売却完了まで、なんとか猶予が欲しいのです。
猶予をもらうか、それに替わる方法はあるのでしょうか?
それとも、差し押さえられて、自分たちの分だけが回収できる金額で安く売られてしまうのでしょうか?
自宅は、私と母の共同名義です。

強制執行(不動産競売)を申し立てるためには判決や支払督促などの債務名義が必要ですので、債権者が債務名義を有していないのであれば、判決確定まである程度(数か月程度)は時間を稼ぐことができますし、強制執行の手続中も任意売却できることが多いです(その方が早期回収ができるからです)。ただ、判決を取る前でも、債権者があなたの不動産の共有持分に対して仮差押えを行う可能性はあるでしょう。仮差押えをされてしまうと、任意売却は面倒になります。
例えば、弁護士へ依頼し、弁護士を通じて各債権者へ「自宅を売却して全社一括弁済する」という返済計画を提示することで、訴訟や仮差押えなどの法的措置を抑止できる可能性はあるでしょう。ただしその場合は売却先の見込みや金額などの詳細を債権者へ説明して信用を得る必要があるかもしれません。弁護士を通さず自分で「猶予がほしい」と連絡しても、(既に延滞になっている状況で信用が失われている以上)簡単には応じてもらえないかもしれません。
気になるのは、「現在自宅を売り出しています」という状況です。不動産を売り出しても買い手がなかなか見つからない事案では、仮に一時的に債権者の動きを止めることができたとしても、しびれを切らして法的措置に踏み切る事例は多いと思われます。とりあえず、弁護士へ相談した方がよいと思います。

分かりやすい解説をありがとうございます。