既婚者との不動産共有名義のリスク回避について

具体的な財産状況や身分関係を踏まえての遺言書作成などが有効な手段になろうかと存じますが、まずは法的に離婚を成立させることが法的にも税務的にも第一です。離婚の成否が現パートナーの立場に大きな影響を及ぼします。

遺産分割協議書における寝たきりの母の署名問題と対処法

既にお父様の預貯金をお母様の口座に全額入金してあり、お母様が寝たきりなのであれば、妹としては全額がお母様の財産として事実上認めざるを得ない状況に思われます。 そうだとすれば、あえて遺産分割協議書をこれから作成する必要は具体的にどこにあ...

弁護士報酬、経済的利益、争いの無い部分1/3とは?

相手方があなたの取り分として認める範囲を超える分は、争いがあるということになるでしょう。 仮に対等の法定相続分の相続人2人なのであれば、3500万円の特別受益があれば取り分は1250万円になるので、1250万円をこえて取得した財産は争...

共済金の確認について

弁護士会を通じて、又は、遺産分割調停手続において裁判所を通じて、共済に照会をかけることにより、情報を得られる可能性はあるでしょう。

口約束の条件付きの譲渡。返還希望。

娘に対して負担付贈与の履行不能による解除の意思表示により、所有権が戻るので、旦那に対して、所有権に基づく返還請求権を行使することになるかと思います。そして、名義変更されているので、原則として、娘の旦那に所有権を対抗できません(民法17...

故人同士の口約束について

AB間の約束は基本的に一代限りのものです。その後梅をもらっていたのは新たな約束といえます。「ある土地」の所有者がAの遠い親戚かどうかは確認された方がいいです。

成年後見人選任前の残存物処分について

成年後見人選任前ですが家の売却をスムーズに進めるため、不要となった家具や電化製品、仏具などを事前に売却・処分しようと思います。廃棄にかかる費用、売却での収入を合算するとほぼゼロになる見込みですが選任前に進めてしまっても問題ないでしょう...

パラサイトシングルの妹から実家の資産を守る法的手段は?

ご質問主の親が自身の財産をどのように使うかは、親の自由です。娘のために浪費しようが、ギャンブルに使おうが、意思がはっきりしている限りは法的に止めることはできません。 他方で、お金が無くなった妹本人や第三者から養えといわれても、無視すれ...

審判書を代理人が受け取ることの意味は?

通常は、当初に「送達先」を裁判所に届けでるので、それが手続代理人事務所になっていると思います。 したがって、裁判所は、必ず代理人事務所に送達します。 その後当該弁護士がどうするかは、弁護士次第です。 ただ、その後抗告するかどうかを決...

相続人代表者指定書の効力と手続き上の注意点について

現物を拝見しないので、回答のしようがないというのが正直なところですが、 代表者指定ということでいえば、よくあるのが、金融機関から預貯金を引き出す際に、1人の人にその手続を依頼して代表者の口座などに振り込むという場合です。 これは、当...

従兄弟死去に伴う特別縁故者について

従弟5人の具体的な陳述書、当時の従弟とのラインのやりとりや従兄弟のために他の方とのやりとりのメールやラインの記録、病院の対応した記録、お見舞いなどの記録、保証人や立ち合いに人なっていればその記録、保険会社や金融機関の代理人の書類などが...

家族間の相続問題で実家への引っ越しに関する対策は?

お父様については遺産分割協議。 母名義のマンション、お母様の財産の利用についてはお母様の存命中は、お母様のご意向なので、それで合意が得れているなら、書面化などして明確にすればどうでしょうか。 遺産分割協議の前提として財産の開示は必要で...

亡くなった母の借金がある事が判明しました。

電話をしたら債務承認というわけではありません。 相続放棄をした旨を伝えるだけであれば、問題はないと考えます。 どうしてもご不安な場合は、法テラスで相談をしたうえでお電話してもよろしいかと存じます。

故人の遺留品の自宅の鍵を受け取ると相続放棄に影響しますか?

お答えいたします。結論としては,相続放棄ができなくなるような法定単純承認には当たらないと思われます。鍵を預かっただけでは,自分が相続人であることを前提として行動したとは言えませんし,却って相続人は,法律で自己の財産におけるのと同一の注...

兄の連絡先が分からない場合の遺産相続手続き対策は?

行政書士がお兄さんに無断で住所を教えてくれることは期待できませんので、役所で調べる必要があります。 ご質問主がお兄さんと共同で相続人になっていること、相続問題を解決するためにお兄さんの住所を知る必要があることを説明すれば、役所から情報...

子供が居れば遺言書を書いてもらう必要は

「全ての財産を妻に相続させる」でOKです。 また、わざわざご質問主の立場で「息子が亡くなっていた場合」と記入する必要は特にないでしょう。夫がそのような場合に限定したい様子であれば工夫するのが良いでしょう。

弁護士委任契約書について

一般論としては、以前交わした契約書と同じ条件での契約が復活したものと推認されるのではないかと考えられます。

母の預金使用や暴言に対する法的対応と返金可能性について

第三者の人に管理をしてもらった方が良いのでしょうか? →第三者に管理してもらうことが可能であれば、その方が兄妹間のトラブル防止の効果が期待できるでしょう。成年後見制度の利用が可能な程度にお母様の判断能力が低下している場合、当該制度を検...

弁護士報酬金支払い時期

当職の使用している委任契約書には「甲は、本件事件終了時に、次の報酬金を支払う。(消費税込み)」と記載されています。「報酬金の支払時期」がどのようなことか分かりかねますが、「本件事件終了時」以外に書きようがないと思います。 請求の際、日...

遺言書に基づく子供と両親の遺産分割割合

「子供側の弁護士は遺言書には3名であり、3等分ではないので、子供4/6父1/6母1/6と言っています。」とのことですが、3等分ではないと解釈できる根拠はどこにあるのでしょうか。具体的な割合の記載がない場合、3等分と解釈するのが遺言者の...

父名義の会社の株の遺産分割協議について

ネクスパート法律事務所の弁護士の北條です。 まず、手続きが完了しているかを確認するには、株主として会社に対し株主名簿の閲覧を請求することが重要です。これにより現在の株主構成がわかります。 もし、質問者様の署名が偽造されて印鑑証明が無...