家賃3ヶ月滞納の回収と退去交渉

当該相談は家賃滞納並びに退去交渉についての相談です。
発生事案
令和6年9月
当方:家主(6戸アパートオーナー)
相手方:M氏(2/6戸賃貸中の借主 そのうち1戸の賃料を令和6年7月分から滞納)
    賃料は35,000円/月 共益費込み

経緯
当該アパートは私が平成31年4月8日に、前オーナーからのオーナーチェンジにて購入した大阪市西成区の
アパートです。
その当時から賃貸借契約を結んでいるM氏が法人(もしくは個人事業主)名義で2部屋賃貸借し、
生活保護受給者向けに貸しているような状況です。
※当方とM氏は普通賃貸借、入居者とM氏の契約内容は不明。

令和6年7月に102号室の入居者が体調不良の後、死亡しその部屋の住人はいなくなったが賃貸借契約自体は
M氏と継続している内容です。
※賃貸借契約書自体は前オーナーからの引継ぎ文書のみ。

同年9月に家賃の支払いが止まってから3ヶ月ほど経ったため、M氏に支払いを求めたところ電話を着信拒否
している状態で、鍵の返還と明確な退去通知も未だにありません。

9月17日にM氏の事務所に訪問したところ、従業員の息子がいたためその電話から再度電話にて支払い督促を
伝えたところ、契約内容の無効を主張し電話を切られた。

そのため、当方作成の9月末日での解約同意書を渡し、9月19日までに捺印返送を依頼。
※M氏との通話や息子と交渉時の音声データ有り。

同契約には、原状回復義務等も含まれているため、それに関しても支払い義務が発生しています。

当方の依頼内容
①当該住居 102号室における、未払い賃料と延滞料の回収と原状回復工事に掛かる費用の回収
②同アパートの別住戸である、202号室の賃貸借契約の年内の合意解除

以上、ご相談に乗っていただけば幸いです。

こちらの件につき、最終的に受任できるかや法的見通しについては、当事者情報・経緯の聞き取りや契約書の確認等をする必要があるところ、掲示板上で書きこまれた内容のみで何かしらのお約束や表明等は致しかねます。

ついては、お近くの弁護士事務所等に直接お問い合わせいただき、弁護士との面談をご予約等されることをお勧めします。