弟の離婚の際の慰謝料と養育費について

弟が今年の1月に離婚したことを、元嫁から母へ電話があり、8月に知らされました。連れ子2人がいる女性と13年前に結婚し、弟との子供は2人(13歳と11歳)います。元嫁の連れ子とは養子縁組をしています。連れ子の上の子(長男)は成人しており世帯を持ち子供もいます。離婚の原因は、連れ子の2番目(次男)に何度かの暴力や暴言があった事が大きいようです。弟もそれを認めており、養育費として3人の子に月5万円を22歳まで、元嫁への慰謝料月5万円を末の子(三男)が22歳まで支払うという誓約書にサインをしたようです。結婚後に家を購入しており、住宅ローンがあります。弟の銀行口座からローンがひかれてるので、ローンの名義人は弟になっているようです。が、支払いは元嫁がしていたらしく、ローンの引き落とし前日ぐらいに、元嫁の口座から弟の口座へローンの金額ぴったりが振り込まれていました。離婚前は、弟の給料は全額元嫁が管理し通帳も預けていたようです。
弟の給料の手取りは約30万で、連休など休みがある月は減るみたいです。
その金額から月20万の養育費➕慰謝料を支払うとなると、弟の生活が成り立たず、家もなく会社の仮眠室に寝泊まりしているようです。なので、住所も元のままにしてあります。
元嫁からの電話の際、住所をはやく変えるように言われてました。サインした書類を貰っていないらしく、どんな内容なのかがわからないので、慰謝料や養育費の他に何かあるのか不安しです。弟は戻るつもりでいて、内容もよく読まずにサインだけしたようです。
離婚後も、末っ子の習い事の送り迎えだけは許されてるようで、それを楽しみにしています。
このような場合、慰謝料や養育費の減額を請求すればできますか?住宅ローンが弟のままな場合、元嫁にリスクがあるように思いますが、すぐに変えないので、何か目論みがあるのか不安です。弟の住所がまだそこにあるから名義変更できないってだけならいいのですが。元嫁は仕事をしており、大手保険会社のトレーナーらしいので、給料はそれなりにあると思います。

誓約書の内容•表現(規定ぶり)が直接確認できないため、ご投稿内容を前提としますが、元妻側の要望が色濃く反映されており、家庭裁判所で使用されている養育費算定表からはかけ離れた内容となっているように思われます。
 家庭裁判所に適正額の養育費を定めるよう申し立ててみることも考えられますが、元妻側から誓約書が提出された場合、その内容を前提とした話し合いとなる可能性もあるかと思います。なお、弟さんが内容もよく読まずにサインしたという事情を踏まえ、錯誤等を理由に誓約書の有効性を争うことも考えられます。
 慰謝料についても、被害実態と予定されている支払総額の均衡がとれているのか疑義があるところです。
 いずれにしても、当事者である弟さん本人がお住まいの地域の弁護士に直接相談し、適切なアドバイスを受けてみるのが望ましいように思います。