未払い家賃の回収と即時退去の要求について

父親のアパートを相続したのですが、1階店舗を月5万円で貸していた母親の甥にあたる人間が3年以上、家賃を入れていません。
また甥のため、賃貸借契約も口約束のようで賃貸借契約書がありません。

現在、本店は営業していて小田原のお店として店舗を増やしましたが、コロナの影響なのかアパートの店舗はもうもう2年近く営業していません。

2023年4月に退去する。店舗も開けて家賃は追って払うと電話がありました。
2023年9月に私から連絡し、退去するように話をしましたが、すぐに退去するというだけでした。
2023年12月に叔母の葬儀があり、年明けに退去すると言って未だ退去していません。

私も母親の介護で時間も取れないのもあり、店舗が空いていれば他の方が借りて家賃収入もあったはずです。
即時退去させ、未払いの家賃を回収することは可能でしょうか。

弁護士を立てて建物の退去明渡および未払いの家賃を請求し、任意での支払いおよび明け渡しに応じる気配がないようであれば同内容の請求を訴訟において行う必要があるでしょう。

ご自身で行うことは難しいかと思われますので、弁護士にご相談し、ご依頼の上で進められた方が良いでしょう。

早速のご返答ありがとうございます。
そのつもりで、このサイトに登録をさせていただきました。
初めての事なので必要なものは何か 費用はどのくらいかかるのかなど調べている状況です。

滞納している期間からしても契約の解除、未払い賃金の請求、建物の退去明け渡しが認められる可能性は高いかと思われます。

賃貸借契約書が存在していたことの証明のため、過去に毎月振り込みがされていたことを確認するための通帳の写し等と、甥が賃貸借契約を認めていることの証拠、未払いがあることを認めていることの証拠等があると話が進めやすいでしょう。

録音によるものでも構わないですし、メールやLINE等でも構いません。

費用については弁護士事務所ごとに異なるため個別に相談された際にご確認をされると良いでしょう。

相手方は何某かの商売をなさっているようですが、
借主は甥個人なのでしょうか?、それとも法人でしょうか?
ご相談者の方が契約されたわけではないので、判断がつかない可能性もありますが、
任意交渉にしろ、訴訟にしろ上記は重要となりますので、できればご確認ください。
(振り込み名義等)

・「即時退去させ、未払いの家賃を回収することは可能でしょうか」

相手方(個人・法人)の資産状況を考慮して、対応を検討する必要があります。
訴訟での解決は時間も費用もかかります。
判決後も任意に明け渡しをしない場合は、強制執行による必要がありますが、相手方の資力が乏しい場合、諸々の費用を回収できずにかなりのご負担が生じてしまう可能性があります。相手方側の任意の対応を促すために、場合によっては未払分の家賃の減免を含めた交渉をしたほうが経済的な面ではよいケースもあります。

弁護士費用に関しても、見通しによって左右される部分が大きいので、
具体的な内容を個別にご相談されることをおすすめします。

家賃の回収は全額は難しいと考えています。心情的には徹底的にやりたいですが。
まずは内容証明を出すこと考えています。
店舗を退去してもらい、未払いの家賃をどのくらいまで支払いができるのか、またどのような形で返済していくのか第三者を立ち合いのもと書面に出来れば考えています。

別店舗を2店舗営業しているのであれば、未払い家賃分の回収できる可能性はあるでしょう。交渉の段階では、分割での回収についても譲歩できるのであれば、月々の支払い額、滞った場合のペナルティ等を定め合意書を交わしておくと良いでしょう。

まず内容証明と裁判外交渉で行い、相手方の対応次第では訴訟を検討するという形の方が、交渉で解決した場合弁護士費用も安くなるためで良いかと思われます。

・「第三者を立ち合いのもと書面」

親族間ということになると甘えのようなものがでてしまい、
約束が守られない可能性もありますので、
場合によっては即決和解等の手続きも選択肢にはいるかと思います。