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いずみ りょうすけ
泉 亮介弁護士
彩結法律事務所
赤坂見附駅
東京都港区赤坂4-1-5 赤坂有馬ビル2階
対応体制
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注意補足

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インタビュー | 泉 亮介弁護士 彩結法律事務所

人生の分岐点となった父の死。困っている人を救う弁護士となり、依頼者の利益だけを追い求める

赤坂に彩結法律事務所を構える、泉 亮介(いずみりょうすけ)弁護士。
一般民事全般はもちろんのこと、現在は労働問題、インターネットの誹謗中傷、消費者問題などにも注力しています。
「考えているのは、依頼者さまの利益だけ。一人でも多くの人を、笑顔にしたいんです。」と語る泉弁護士。
鍛え上げらえた交渉力を武器に、日々の弁護活動に励んでいます。

泉弁護士が法律家への道を歩むきっかけとなったのが、10代で経験した身内の不幸でした。
自身の経験から、弁護士として人を救いたいという想いが芽生えたそうです。

今回はそんな泉弁護士の、現在に至るまでの歩みや、得意の交渉術の秘訣などをお伺いしました。

01 弁護士を目指したきっかけ

転機は父の死。実体験から芽生えた“人を助けたい”という想い

――弁護士を目指したきっかけを教えてください。

漠然とですが、以前から法律に興味があったので。
大学は法学部に入学しようと決めていました。
でも当時はまだ、弁護士になりたいと思っていたわけではなかったんですよ。

ちょうど大学受験のタイミングで、ある大きな出来事がありまして…。
父が、病気で亡くなったんです。


――大変な時期にお亡くなりになったのですね…。

同時に相続問題も発生したので、なかなか大変でしたね。
自分たちでは解決できず、弁護士に依頼することになったんです。
その時に初めて、弁護士の仕事を間近で見て。依頼者の利益獲得のために全力で戦う姿に、非常に感銘を受けました。
そして、先々を予測しながらロジックを組み立て、相手と交渉する…。
この過程も、なんだか面白そうだなと思ったんです。

当時の先生には、本当にお世話になって…。
私たち家族が助けてもらった分、今度は私が困っている人の力になりたい。
この想いが芽生え、弁護士を目指すことにしたんです。


――実体験があるからこその志望動機ですね。

そうですね。人生を左右する、大きなきっかけとなった出来事でした。

ちなみに、紛争解決後も、その先生とは交流を続けていたんです。
弁護士を目指していると伝えていたこともあり、事務所に足を運んではお話を聞かせてもらっていました。
無事に司法試験に合格したときは、まるで自分のことのように喜んでいただけて…。
とても嬉しかったですし、いよいよ弁護士としてのスタートラインに立てたなと、身が引き締まる思いでしたね。

02 これまでのキャリア

着手した事件は数知れず。失敗を恐れずに挑戦し続け、満を持して独立へ

――弁護士になってからの歩みを教えてください。

まずは新宿にある法律事務所に入所し、3年ほど勤務していました。
こちらでは、やったことがない分野は無いんじゃないかというくらい、本当にさまざまな事件に着手していましたね。
一般民事を中心に幅広く。その中でも特に多かったのが、労働事件です。
残業代請求や解雇無効などのトラブル対応をしていました。
企業側、労働者側、双方の代理人経験があるので、両者の言い分はよく理解しています。
だからこそ、どちらの代理人になっても上手く主張を組み立て、依頼者さまの利益を獲得できるはずです。
学生時代から知識を叩き込んでいた分野でもあったので、意欲的に取り組んでいましたね。

あとは、現代社会ならではのトラブル。たとえばインターネットでの誹謗中傷対応や、発信者情報開示請求なども数多く対応していました。


――振り返ると、どのような3年間でしたか?

弁護士としての足腰を、十二分に鍛えられた3年間でしたね。
多くの法律事務所では、新人のうちは先輩弁護士と一緒に事件を受け持ちます。
でも私の場合、初めから全ての事件をほぼ一人で対応していたんですよ。
「もし失敗しても責任は取るから、果敢にチャレンジして欲しい」という事務所の方針でもあったので。
もちろん、わからないことは都度先輩に相談していましたが、基本的には自分で調べて考えて動いていましたね。
独立しても困らないくらいのノウハウ、そしてどんなことにも動じない度胸を身に付けられたと思っています。


――その知識と経験を武器に、独立を?

はい。3年でかなり経験を積んだこともあり、今度は自分の力を試してみたい…。
そう考えて独立し、彩結法律事務所を開業しました。
現在は、引き続き離婚問題などの一般民事を始め、得意分野でもある労働問題。
そして、以前の事務所で注力していたインターネットトラブルや、情報詐欺などの消費者問題にも取り組んでいます。

03 弁護士としての強み

類稀なる交渉力と胆力。緻密に計算した主張で相手を納得させる

――先生の強みを教えてください。

相手がどんな人でも動じず、納得させることができる交渉力は、私の強みです。
この発言をしたら、相手はどう言い返してくるか…。
交渉する際は、ひとつひとつの言葉を全て計算し、相手の出方を想定しながら話すようにしています。
そうすれば、言葉尻を捕らえられることもありませんし、欠落の無い主張ができるんです。


――その交渉術は、どのように身に付けたのですか?

非常に緊迫感のある交渉の場を、何度も乗り越えてきたからでしょうか。
以前所属していた新宿の法律事務所では、土地柄、風俗店のトラブル対応も多かったんです。
あと、国際ロマンス詐欺や情報商材詐欺といった消費者問題の場合。
相手方の大半は、詐欺業者なんです。
このような方々を相手に交渉するときは、言葉選びや表現に、より慎重になる必要があります。
少しでも間違えるとそこを突かれてしまい、話がまとまらないこともあるからです。

この経験から、交渉力や精神力はかなり鍛えられましたね。
どんな相手が出てきても、泰然自若とした態度で交渉できる自信があります。

04 得意分野と解決事例

身近な労働、ネットの誹謗中傷も。交渉のみで負担少ない解決を

――先生の得意分野を教えてください。

労働問題、インターネットトラブル、消費者問題などが得意です。

労働問題は、裁判にならずに解決できた事例もたくさんありますね。
たとえば、労働者側から依頼を受けた残業代請求事件。
依頼者さまの未払い残業代は数百万にも及んでいたにもかかわらず、会社側は一切支払わないと主張していたんです。
私は、依頼者さまが持っている証拠をくまなく精査し、残業代を全て計算して。
会社側に計算書を提示し、首尾一貫して残業代を支払うよう求めました。
その結果、見事満額の回収に成功。
額が大きかったので、依頼者さまには非常に喜んでいただけましたね。


――さすがの交渉力ですね。

裁判になると弁護士費用もかさみますし、時間もかかります。
私は基本的に、依頼者さまの利益しか考えていないので。
どんな事件も可能な限り交渉で解決し、依頼者さまのご負担を減らせればと思っています。


――インターネットトラブルだと、どのようなご相談が多いのでしょうか?

企業や個人事業主さまからのご依頼が多いです。
匿名掲示板やSNSなどに書かれた誹謗中傷で、時に企業は大きな損害を被ることもあります。
更に匿名掲示板などの場合、ログの保存期間は大体3か月~6か月程度。
それを過ぎると、情報開示が難しくなるんです。
被害を最小限に留めるためにも、迅速な対応が必要不可欠。
私は、今までに数多くの誹謗中傷トラブルに携わってきました。
プロバイダごとに異なる対応方法や、発信者情報開示訴訟など、解決のためのノウハウは熟知しています。
実際に発信者を特定し、交渉で百数十万の賠償金を支払ってもらったケースもあるんですよ。
昨今、ユーチューバーやインフルエンサーなど、SNSで活躍される方も増えてきているので。
そこの需要にも、対応していきたいですね。

またインターネットトラブルは、誹謗中傷をしてきた相手に何を求めるのかによって解決方法が異なります。
投稿を削除するだけでいいのか、相手を特定して賠償金を支払ってほしいのか、謝罪広告を出させるのか…。
依頼者さまのご希望を聞き、最もメリットのある方法をご提案させていただきます。

05 今後の展望

依頼者との対話は怠らず。 一心一意事件に向き合う弁護士でありたい

――先生が目指している弁護士像を教えてください。

自分の目の届く範囲で事件を受け、ひとつひとつ誠実に対応する弁護士でありたいですね。
基本的に、依頼者さまの対応は事務員さんに任せず、全部自分でやりたいんです。
その方が、依頼者さまが今どういうお気持ちなのか、どんな状況なのかも把握しやすいですし。
結果的に、早期解決にもつながるんじゃないかと考えています。
なので、全国に支店を出して事務所を大きくするのではなくて。
依頼者さま一人一人としっかりコミュニケーションをとり、丁寧に対応する弁護士であり続けたいです。


――最後にメッセージをお願いします。

とにかく早めに相談に来てほしいですね。
法律は、あくまで中立的な規範のようなもの。
法律を使えば必ず正義が勝つ、というわけではありません。
当然、理不尽なことだってあるでしょう。
でも事前にご相談いただくことで、そのような悔しい思いをせずに済むかもしれないのです。
トラブルを事件化させる前に。
気になることがあれば、どうぞお早めにご相談ください。
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