生命保険受取拒否や葬儀依頼の法的責任についての相談

保険金自体は受け取りを拒否することは可能です。また,兄との間で死後の葬儀の方法等について取り決めをしているわけでも,そうした契約をしているわけでもないため,法的な強制力をもって兄の指示通りの葬儀を行わなければならないということにはなり...

母の通帳管理を姉が続けることの法的問題と対策は?

実際本人が管理できない状況でしたら、親族が管理するのはやむを得ないと思います。厳密に言えば、管理をする権限があいまいですが、事務管理的な考えから、必ずしも法的に問題があるというまでは言えません。実際よくあることですから。逆に、妹さん(...

両親の遺品を勝手に姉に捨てられた!

遺品については、それについて分割協議や遺言によって、姉がすべて取得するものとなっていた場合は、何らかの請求は難しいと思います。 仮に、遺品について分割協議や遺言がなかったとしても、相続分を侵害したとして損害賠償請求は考えられなくもあり...

父が妹夫婦に全財産を遺す遺言状を残している

民法第902条は「被相続人は、前2条の規定にかかわらず、遺言で、共同相続人の相続分を定め、又はこれを定めることを第三者に委託することができる」とされており、遺言自由の原則が規定されています。 遺言自由の原則とは、遺言制度とは故人(被相...

裁判官の心証開示後に異なる和解案を提示する原告の心理は?

被告にとっては控訴等原告からされないので和解すれば利益になります。裁判官も判決起案なく事件が終結できる利益があります。原告は棄却されるリスクを回避する利益、当事者間が先の利益を考慮して和解して貰える可能性、原告へのガス抜き等が考えられ...

隠しカメラの設置・データ確認する際のリスク低減方法

【質問①】ですが、親族に同意を得ないで隠しカメラで撮影することは迷惑行為防止条例違反や性的姿態撮影等に該当する可能性がありますが、他方で犯罪検挙目的で防犯カメラで撮影しても問題視されないことから、窃盗犯検挙目的の正当行為に該当するとも...

同棲をしたいのに彼の親御さんが厄介です。

きっと、話し合いの中で伝えても返して貰えないです。 諦めるしかないですか? →彼の名義でしたら、各所に紛失届を出して再発行してもらう手段もあります。 ご相談内容のような状況では、諸々準備をして最低限の物をもって家を出るほかにないよう...

親が自分の私物を壊してきた

詳細が分かりませんので何とも言えませんが、器物損壊罪という犯罪が成立する可能性があります。 裁判で解決とのことですが、どのような形での解決をイメージしているのでしょうか?

父親からの虐待、パワハラモラハラ等

返還請求、訴訟となるでしょう。 その状況だと、あなたの口座からお父様の口座に振り込み記録が残っているでしょうから、それを証拠にすることになるでしょう。

兄の相続時に父が優先されるのを避ける方法は?

兄に子がいないのであれば第1順位の法定相続人は父になります。兄が妹に遺言をすることが考えられますが、父には遺留分侵害額請求権が残存します。兄なので妹を養子にすることが考えられます。これにより第1順位が子である妹になります。生命保険は相...

叔父の遺言書に基づく遺産相続は可能か?

その遺言書が有効なものかどうかという点も重要となりますが、遺言書が有効なものとして遺言書通りの遺産分割を求めるということは考えられるでしょう。 他の相続人が争うのであれば遺言の無効確認等を裁判で行う形となるかと思われます。

公証証書遺言を作成し、遺言執行者が通知しない場合の罰則

やや複雑な状況でありインターネット上の公開の法律相談では解決ができません。 独自に判断されて行動されたことで、後からこんなつもりじゃなかったということにもなりかねません。 公正証書遺言の作成を進める場合は、最寄りの法律事務所にご相談...

相続放棄受理後のこと

家庭裁判所へ相続放棄申述書を提出して受理されているのであれば、相続放棄の手続は終了しています。

成人の養子縁組離縁の費用について

養子縁組後に養親子関係を解消することは離縁といいいますが、協議で離縁が成立しない場合には、裁判上の離縁の要件がみたされるかを検討して行くことになります。  二世帯住宅建設後にお母様を追い出した経緯や7年間の経過等の事情が、悪意の遺棄や...

遺産相続後の兄弟関係悪化による相続した土地の買取請求

お答え致します。結論として相手方に謝罪を求めることは法律上不可能です。また,既に遺産分割によって取得した土地について他の相続人に買取を求めることはできません。なかなか大変な状況とは存じますが,一旦結論がでた遺産分割については,基本的に...

亡き夫の遺産相続に関する前妻の娘への対応方法

ご相談者が、遺言書で遺言執行者に指定されているという前提でお答えします。 遺言執行者は、その任務の開始にあたり、遺言の内容を相続人に通知しなければなりません(民法1007条2項)。 通常は、遺言書のコピーを添付して、遺言執行者に就任...

提出期限を守らないのは良くあること?

①与えません。 ②一般的によくあります。珍しくありません。 ③期限遅れをあまりに気にしないことです。大事なのは中身です。 相手の提出が遅れることもあるんじゃないかと思います。 それでもあなた有利にはなりません。

遺言書で割合指定の際の遺産協議分割書の必要性とは?

相続分を割合で指定した遺言の場合、複数の遺産を具体的にどうのように分割するのかについて、相続人間で遺産分割協議により決める必要が出てきます(預貯金、株•投資信託等の遺産がある場合に、どの遺産についても相続分の割合で分けるのか、預貯金は...

カーリースの財産放棄について

お答え致します。相続放棄は可能ですが,被相続人が死亡して自分が相続人であることを知った時から3か月以内に家庭裁判所で相続放棄の申述をする必要があります。 相続放棄の手続をする前に自動車を使用すると「法定単純承認」といって相続放棄が で...