クレジットカードの他人利用で罪に問われる可能性は?

クレジットカードは、名義人本人以外の使用を契約上禁止しています。 つまり、クレジット会社がその立替払を拒否すべき契約を行ったということになりますが、法律上は、販売店において立替払されないカード払で商品を引き渡したということになり、ご相...

ゲーム内で作成したオリジナルキャラデザインの著作権について

ご相談の事例は、元の著作物を加工して他の著作物を作る、「翻案」に該当します。 翻案権は著作権の一内容であり、著作者にその権利があります。 この「オリジナルキャラデザイン」がご自身が制作したものであれば、ご自身が有する権利ですので、有償...

キャラクターグッズの販売時の法的リスクと注意点の確認方法

販売している会社の信用性、製品の外見等からある程度推測はできますが、侵害品でないことを100%確実に確認するのは難しいと思われます。対象となるキャラクターの権利元(ライセンサー)がわかるのであれば、直接権利元に確認することが考えられま...

プリシティ権について

著名人のパブリシティ権に関しては、有名な判例があります( ピンク・レディーdeダイエット事件 最高裁判所第一小法廷平成24年2月2日判決 民集第66巻2号89頁)。  「人の氏名,肖像等(以下,併せて「肖像等」という。)は,個人の人...

自分の商標と同名の出願が補正後に登録査定となった件

1. 登録公報が出た後の異議申立てで、このような「補正と実態の矛盾」を理由に取消を求めることは可能でしょうか。 →同一又は類似(商標法43条の2、8条参照)は、出願に記載された指定役務を基準に審査されるのが通常ですので、実態との矛盾は...

ハンドメイド作品についての著作権。

一般論として、似ているからといって必ず著作権侵害になるわけではありません。元の作品と侵害と主張された作品とを比較し、著作権法の要件や裁判例等を踏まえて著作権侵害に該当するか否かを判断する必要があり、実物の確認が必須です。弁護士に直接相...

イタリア企業とのライセンス契約に関する法律相談

その同意書や当事者間で交わさた他の書面などに準拠法に関する記載がなければ、一般的にはライセンスする側の居住地の法律(つまりイタリア法)と解釈される可能性が高いですが、許諾の範囲が日本国内に限定されているなどの事情がある場合には、日本法...

芸能事務所との契約解除後の権利帰属についての確認

この条項は、「契約解除後のメディア出演であっても、契約解除前の事務所の営業努力によって決まったものであれば、それに関する著作物(ドラマ、映画、CM等)について、あなたは肖像権やパブリシティ権を主張することはできず、何かある場合は協議し...

原作者と二次的著作物の契約について

ご返信ありがとうございます。どうしても上記について知りたくて不安であれば、この手の問題に精通した弁護士等に、ネットではなく直接相談されるのが良いと思われます。良い解決になりますよう祈念しております。

教育の一環で行う芸術鑑賞会で使用予定の楽曲の著作権について

①営利を目的とせず(非営利)、②観客から料金をとらず(無料)、③出演者に報酬を支払わない(無報酬) のであれば、著作権法38条1項により権利者の許諾を得ることなく演奏が可能と考えられます。 参加費無料とのことですし、おそらく営利活動の...

YouTube動画要約サービスの法的リスクに関する相談

大変興味深い事業ですね! 応援しています!! 詳しい事情がわからないので、一般論として回答できるところだけ、ご対応いたしますと、例えば、著作権については翻案権との抵触が問題となりますし、youtube等の規約との抵触についても本件は、...

著作権に詳しい弁護士の探し方と契約書作成の相談について

前提として、  以前に著作権を譲渡したのか、利用許諾を与えただけなのかが重要です。 既に著作権を譲渡してしまっているのであれば、 契約書を改めて作るというのはなかなか難しい面もあろうかと思いますが、 利用許諾であれば、相手方としても...

景品表示法および著作権法における「お客様の声」流用の合法性

・当該「お客様の声」はA社の顧客のコメントなので、クライアントの実際の顧客の声ではないかと存じます。 そのため、A社の「お客様の声」をそのまま流用した場合景品表示法及び関連法令に抵触する可能性があるのではないかと考えていますがいかがで...

デザイン無断使用に対する損害賠償請求は可能か?

今後の流れとして、流用されイベントは実行されている分に対して損害賠償や使用料などの請求は可能でしょうか? →著作権法では、著作権侵害があった場合、少なくとも使用料相当額に関して損害賠償請求できる旨の規定(長作見法114条3項)がありま...

神社の彫刻物の著作権について

一般論として、神社建築(本殿・鳥居・石灯籠など)が著作物として保護されるためには「創作性がある」「作者の没後70年以内である」などの要件が必要です。江戸時代創建や伝統的意匠の場合、多くは既に著作権保護期間が満了している可能性が高いと考...

フリマアプリでの賠償責任案件

相手の請求内容がわからないと何とも言えませんので、請求内容を確認しましょう。 そして弁護士への相談ですね。 請求がわからないので何とも言えませんが、権利侵害がないとか、侵害があっても相手に賠償すべきものではにとか、相手の請求額が大き...

システム開発委託先の倒産で着手金返金は可能か?

相続人全員が相続放棄をした場合、 相続財産から回収をはかるということにはなります。 (相続財産が法人化するイメージ) ただ、実際に回収を図るとなると、 清算人の選任(高額な予納金が必要)を経る必要があるため、 見るべき資産がなかった...

漫画業界に強い弁護士が少ない理由を教えてください。

・「漫画家に強い弁護士」 漫画業界に詳しくて、 漫画家側の相談を受け付けている弁護士という趣旨でしょうか。 単純に依頼者の経済力の違いだと思います。相談需要があるのは、出版社等と「交渉」ができない、弱い立場にある漫画家だと思われます...

職務創作意匠に対し会社に対価を請求できるか?

意匠権者は会社名になっていて、創作者のみに私の名前が入っている場合は会社に請求することは無理なのでしょうか。 →ご相談内容を拝見する限りでは、黙示的に意匠を受ける権利を会社に承継させたうえで意匠出願されたものかと思います。 そのような...

米国からのパテントトロール被害について

相手方の主張内容の当否について慎重に検討する必要があります。 公開の法律相談で解決できる状況ではございませんので、お近くの法律事務所に速やかに直接ご相談されてください。

遺言執行者辞任後の適切な対応と弁護士選びのアドバイス

①既に辞任が家裁に認められているのであれば、新たな執行者の選任を求める必要があります(民法1010条)。 ②何を依頼するかが定かではありませんので、ご回答のしようがありません。 ③弁護士からの連絡は、「お願い」ではなく、法律上の定...