親戚に遺骨を勝手に出されてしまった。

祭祀承継者とは、祖先の祭祀を主宰し、お墓や位牌を含めた「祭祀財産(系譜、祭具、墳墓)」を承継する人のことを意味します。 この祭祀の承継者が誰であるのかは、慣習、遺言、あるいは家庭裁判所が定めることになります。 お墓の管理等は祭祀の承...

実父の死後、叔父が私の住所を調査したことの法的問題

叔父(またはその代理人弁護士)が、相続手続きという正当な目的のために、法定相続人であるご質問主の戸籍情報(住所や家族構成が記載された書面)を調査・取得したのであれば、それは法的に問題ない範囲の行為であると考えられます。

遺産分割協議前の兄による父の遺産売買

まず、遺産分割協議は相続人全員の合意によってのみ成立します。相続人のうち一人でも協議に参加しなかったり、有効な意思表示ができなかったりした場合、その遺産分割協議は無効となります。したがって、お兄様からの譲受人に対しては、たとえば後見人...

家の姓を継ぐ方法と夫の苗字を残す方法についての相談

ご相談者のお子様が、家庭裁判所に対して、氏の変更の許可申立てを行い、裁判所の許可を得ることができれば、夫の苗字を継げる可能性があります。 詳しくは、お子様が最寄りの法律事務所に直接ご相談なさることをお勧めします。

既婚者との不動産共有名義のリスク回避について

具体的な財産状況や身分関係を踏まえての遺言書作成などが有効な手段になろうかと存じますが、まずは法的に離婚を成立させることが法的にも税務的にも第一です。離婚の成否が現パートナーの立場に大きな影響を及ぼします。

遺産分割協議書における寝たきりの母の署名問題と対処法

既にお父様の預貯金をお母様の口座に全額入金してあり、お母様が寝たきりなのであれば、妹としては全額がお母様の財産として事実上認めざるを得ない状況に思われます。 そうだとすれば、あえて遺産分割協議書をこれから作成する必要は具体的にどこにあ...

従兄弟死去に伴う特別縁故者について

従弟5人の具体的な陳述書、当時の従弟とのラインのやりとりや従兄弟のために他の方とのやりとりのメールやラインの記録、病院の対応した記録、お見舞いなどの記録、保証人や立ち合いに人なっていればその記録、保険会社や金融機関の代理人の書類などが...

家族間の相続問題で実家への引っ越しに関する対策は?

お父様については遺産分割協議。 母名義のマンション、お母様の財産の利用についてはお母様の存命中は、お母様のご意向なので、それで合意が得れているなら、書面化などして明確にすればどうでしょうか。 遺産分割協議の前提として財産の開示は必要で...

父の相続放棄時の未受給年金や少額現預金の扱いはどうなるか

相続放棄すると、数万円の現金の相続はできなくなります。 他方で、未支給年金は、遺族固有の財産です。相続放棄をすることにより相続できなくなる関係にはありません。順位としては配偶者が第一順位ですのでご質問主のお母様が受給できます。

相続放棄は無効にならないか

ご記載いただいた事情からすると、相続放棄が無効にならないと断言することはできません。ただ、現実問題としてはあまり心配する必要はないように見受けます。

相続放棄についての相談です

相続放棄に代襲はありませんので、お孫さんにおいては手続不要です。娘さんらが相続放棄しますと、元夫の親へ、親が亡くなっていれば元夫のきょうだいへと移っていきます。

叔母の相続における不明瞭な資金管理と法的対処法

相談概要記載の経緯、回答状況からすると、 ご自身で必要書類を揃えて、直接金融機関側に、取引明細の開示などを求め、 また、任意交渉で誤魔化そうとしている節がありますので、 調停申立てを行うなどの対応を検討されるべきでしょう。 引き出し...

遺産分割協議書の作成方法と土地売却時の注意点について

>遺産分割協議書は一通にまとめるのではなく、科目ごとに書類を作成するのでしょうか? 厳密な定まった様式がある訳ではありません。 >銀行口座が凍結中の場合、預貯金は遺産として認められないのでしょうか? いいえ、凍結されていたとしても、...

国際間での相続と年金受取についての最適な方法とは

今回の件は、 ①お母様がA様のパートナーになった場合に、相続人になるのか。その判断は日本法か、アメリカの州法か ②遺言書の効力の判断は日本法か、アメリカの州法か ③相続は、日本法か、アメリカの州法か ・・・これら①から③については、...

貸金庫からの現金盗難

手持ちの資料を法律事務所に持参いただくか、オンラインの面談等を通じて確認をしてみないとなんとも言えません。  有力な証拠となる資料があれば、相手が銀行ということで、訴訟まで至らず解決するかもしれません。

相続放棄に関する手続きと単純承認の影響について

ご相談者さん(次男)が相続放棄をすることが可能かというご質問と捉えて、以下、ご回答致します。  まず、相続放棄をするか否かは相続人毎に選択することが可能であり、ご相談者さんはご投稿内容のような手続きに関わっておられませんので、自己のた...

遺留分請求で不動産売却時の諸費用はどう扱われるか?

どのように解決するかというテントも関連します。 理論的に突き詰めれば、不動産という「価値」を基準にしますので、諸費用は関係ありません(差し引きません)。 ただし、実際の解決方法として話し合いで合意することも多く、かつ実際に売却したとい...

iDeCoの死亡一時金について

iDeCoの死亡一時金は、相続財産ではないため、相続放棄の有無と受取人は連動しません。 配偶者(内縁を含む)→子(生計が一緒だった)→父母(生計が一緒だった)等の順で先の順位の人が全てを受け取ることになります。 なお、相続税に注意して...

元夫が死亡、未成年の子らが相続人 支払うものは?

1) まず、相続するかどうか未確定の間は、払う必要はないですし、払わない方が良いです。相続(承認)した場合も、相続人の代理人自身は支払う必要がなく、相続人本人(本件ではお子様2人)の財産から支払うことになります。(事実上一体かどうかと...

相続放棄をするときは

相続放棄をしたとしても、死亡一時金や死亡保険金を受け取ることができます。相続税の基礎控除の額は「3000万円+600万円×法定相続人の数」です。基礎控除の額を超えなければ相続税はかかりません。

遺留分請求裁判時効について

お答えいたします。遺留分の権利の行使は,①遺留分侵害額請求権を行使するという意思表示と②具体的にいくら請求するのかという意思表示の2つが必要になります。①については,抽象的に「遺留分の権利を行使する。」という意思表示で足ります。この意...