遺留分請求への対応方法と遺言の有効性について相談

現状の経過からすると、「いつ遺言内容を知ったか」が時効の成否に直結するため、対応はやや慎重さが求められる場面です。 ご記載のとおり、葬儀後は口頭説明のみで、公正証書遺言や具体的な財産内容を示したのが10か月後である場合、相手方の「その...

遺言書の内容に基づく法定相続人の人数は?

法定相続人は遺言の内容によって変わるものではなく、相続開始時の親族関係により決まります。本件では、子A・B・Cおよび養女Dはいずれも「子」に該当するため、法定相続人は4人となります。遺言書においてB・C・Dに財産を分けるとされているの...

父の口座からの公共料金支払い変更と相続放棄への影響

①公共料金については、契約名義人が父であるなら、名義変更その他契約内容の変更に関わることはなるべく避け、死亡による契約の終了と母名義での新規契約が可能であれば、そう処理した方がよいと思います(契約名義の変更は相続人でなければなし得ない...

相続放棄後の財産管理義務についての法的解釈は?

補足修正です。 条文上(民法940条)は、相続放棄の時に相続財産に属する財産を現に占有しているときは、相続財産の清算人に対して引き渡すまでの間保存しなければならないとされているので、そもそも相続財産清算人が選任されている以上、その後の...

相続における債務残高の証明責任について

訴訟になった場合、弁済(返済)については、債務者に立証責任があります。そのため、債務者を相続した相続人が弁済(返済)した結果の債務残高について立証責任があります。この場合、相続したとして、債権者から返済の訴訟を提起された時に、5000...

遺骨の所有権は誰にあるのか

民法第897条 1系譜、祭具及び墳墓の所有権は、前条の規定にかかわらず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する。ただし、被相続人の指定に従って祖先の祭祀を主宰すべき者があるときは、その者が承継する。 2前項本文の場合において慣...

相続放棄の費用と期限についての相談

相続放棄をご自身で申し立てる場合、1人あたり約3,000〜5,000円(印紙800円、切手代、戸籍取得費等)が目安となり、2人であれば合計6,000〜1万円程度になると思われます。 弁護士などの専門家に依頼する場合は、1人あたり数万円...

叔母名義の土地建物、名義変更拒否の対処法は?

亡くなった叔母さんの遺産分割協議がいまだに成立していない場合、相続財産は法定相続人の共有状態となります。 共同相続登記は、不動産の相続人が複数いる場合に、法定相続分に従って共有名義で登記する手続きでであり、遺産分割協議前でも申請可能で...

名義整理の進め方について相談

地主の方に、名義の一本化もしくは立ち退くように言われています。  前提として、借地権が父で、その上に祖父の妹の名義の建物が建っているということでしょうか。 借地権の名義とその上の建物の名義が異なっているので、一本化にするよう言われてい...

遺産分割協議なしで印鑑証明提出を求められた場合の対応方法

協議していないので提出出来ないと伝えると仮契約済みで急いでいるからと工務店から着信が来ました。 電話には出ていません。 それでよいです。 まずは遺産分割協議書を見せてもらえるように連絡、その内容に意義がなければ、印鑑証明と実印の容...

預金口座を母に管理される問題の法的対処法を相談したい

•精神障害の程度によって、成年後見人が必要な程度か否かが変わります。成年後見人選任申立て専用の診断書の書式が裁判所のホームページにあります。主治医に作成してもらったうえで、他の必要書類と合わせて家庭裁判所に提出する必要があります。 •...

実父がなくなり多少の相続があります

今回は、子2人が相続放棄を行うとのことですから、残りの法定相続人(残りの子2人、被相続人の配偶者など)が相続税をどの程度負担することになるのかが具体的にわかると、遺産分割をどのようにすればよいかの見通しが立てやすくなります。したがって...

相続放棄の手続き、世帯別でも個別に行うべきか?

亡くなられたお父様(以下「被相続人」といいます。)の子を第1順位の相続人、被相続人の直系尊属(父母や祖父母)を第2順位の相続人、被相続人の兄弟姉妹を第3順位の相続人といいます。相続の順位は、第1順位の相続人⇒第2順位の相続人⇒第3順位...

相続放棄後の鍵の返却

相続放棄無効とはそれだけでは言われないでしょう。 あえて言えば、相続放棄後は管理義務があり、鍵も次の相続人か相続財産清算人に引き渡すまで保管する義務があるのではないかと思いますが、現実的には、その一点をもって問題視する可能性は低いと思...

遺産2600万円取得後の借金返済と生活保護取消の手順

司法書士の場合には、意外と費用が安いわけでもなく、また、1社の負債が130万円を超えていると簡易裁判所での対応ができずに地方裁判所での訴訟になるため応訴対応の代理人に就任できないという問題があります。 そのため、最初から弁護士に委任し...

回答書は返送するべきなのか

どの様な内容で遺産分割協議をされたのかについて精査される必要がある様に思われます。 後見人に対する対応を、遺産分割協議書を持参された上で最寄りの法律事務所で相談されることを検討ください。

父の役員退職金の有無を民事調停で確認したい

民事調停で開示を求めることは可能ですし、実際に行うこともありますが、民事調停においては民事訴訟のように文書送付嘱託・調査嘱託・文書提出命令といった規定の適用がないため、相手方が「開示しない」という対応を取ればそれまでです。 そして、求...

父が死亡した後の手続きについて(相続放棄)

これからの動きとして父の住居であった賃貸物件の解約、公共インフラの解約等は放置してもよいでしょうか。 →はい、相続放棄を考えているのであれば、そのようにした方がいいと思います。そうはいっても、賃貸の大家や管理会社、公共インフラの供給者...

遺産相続時の諸経費は喪主が支払うべきか?

ご指摘のとおり、葬儀費用は、原則として喪主であるお母さまが負担すべきものであり、相続人全員の同意がある場合に限り、お父様の遺した遺産から控除することができます。 お母さまは、お父様の葬儀費用は当然にお父様の遺した遺産から控除できるの...

相続財産清算人の予納金追納について

一般的な考え方として、売却も含め相続財産の処分が終わるまで、相続財産清算人の職務は継続されることになります。 その結果、処分等が終わらなければ、裁判所から予納金の追納を求め続けられる可能性はあります。 上記、ご参考ください。

会社に来た母親が主張する結婚祝い金返還義務についての相談

質問1 お母さんが祖母さんの相続人である場合、祖母さんの有していた不当利得返還請求権をお母さんが相続された上で請求権を行使している趣旨ではないかと思われます。 当該請求権の立証責任(要件を満たすか否か)は、請求者であるお母さんの側に帰...

親戚に遺骨を勝手に出されてしまった。

祭祀承継者とは、祖先の祭祀を主宰し、お墓や位牌を含めた「祭祀財産(系譜、祭具、墳墓)」を承継する人のことを意味します。 この祭祀の承継者が誰であるのかは、慣習、遺言、あるいは家庭裁判所が定めることになります。 お墓の管理等は祭祀の承...

実父の死後、叔父が私の住所を調査したことの法的問題

叔父(またはその代理人弁護士)が、相続手続きという正当な目的のために、法定相続人であるご質問主の戸籍情報(住所や家族構成が記載された書面)を調査・取得したのであれば、それは法的に問題ない範囲の行為であると考えられます。

遺産分割協議前の兄による父の遺産売買

まず、遺産分割協議は相続人全員の合意によってのみ成立します。相続人のうち一人でも協議に参加しなかったり、有効な意思表示ができなかったりした場合、その遺産分割協議は無効となります。したがって、お兄様からの譲受人に対しては、たとえば後見人...