友人との金銭トラブルにて住処を失った自分がとるべき対応策についてアドバイスを頂きたい!
約一年前になりますが、友人からとある投資話への協力を依頼され10万円を出資しました。ただしその話が合ったタイミングは私自身が経済的にかなり厳しい状況の中で自宅家賃の滞納をしていた時期でもあり、約3週間後の家賃の支払いの為にプールしていたなけなしのお金だったのでお金を出すかどうかかなり悩んだのですが、2週間後に利子をつけて返金するという条件だったのと、親しい友人でもあったので結果的に10万円をその友人に貸す形で出資に応じました。
20%の利子をつけて2週間後に必ず返金してもらう口頭約束で。
しかしながら2週間後に返金されず結果、利子もつかない状態で返金があったのは3か月後でした。その間再三にわたり友人には催促を繰り返しましたが応じてもらえず結果的に家賃を払えず、滞納分が契約の金額を超えてるという理由で管理会社より自宅マンションの部屋の明け渡しの要求を受け、あろうことか通知を受けて1ヶ月で管理会社が強引に自宅の家財道具など一式を搬出・撤去・処分までしてしまい鍵の付け替えをされてしまい私は住処を失いました。過去に何度か家賃の滞納をしていた自分にも非がありますがあまりに強引なやり方なので管理会社に対しては法的処置をとるべく動こうと思っていますが、今回の相談内容としてはそこではなく私の友人に対し損害賠償請求が可能かという点です。
突然住処を失ったことで、当初は別の知人宅に転がり込んだり、民泊施設やネットカフェで寝泊まりしアルバイトをしながら何とか食いつないでいる状態です。住所不定になったこと、そもそもお金に余裕がなく資金が無い事、等が重なり新たな住宅を契約することが難しく現状から抜け出す道筋が見えない状態なのです。友人が約束通りに返金に応じてくれていたらこんなことにはなっていないのは明白なのと、友人も自分に責任があることを認めてはいるのでそれ相応の補償を友人に対して求めようと思っております。
①居住していた住宅(家賃10万円)の権利。→ 同程度の住宅を確保するためには最低30~40万円は必要。
②私のほぼ全財産(家具家電、備品、服、書籍、絵画、その他一式)→ 金額の換算は困難ですが100万円以上。
③家財道具の搬出・撤去・処分費 → 管理会社からの請求金額は未定。
④管理会社相手の訴訟の為の弁護士への着手金33万円。→ 借金をして融通し支払い済み。
⑤弁護士への今後の業務報酬金。→ 現時点で未定。
⑥裁判費用、その他 → 5万円。
おおよそ現時点でこのくらいの損失額になりそうで、これら全てを補償しろしろとは言わないまでも
最低でも100~150万円位を求めたいと考えています。
相手は友人でもあるので出来れば訴訟は避けたいというのが本音ですが、どのような形で話を進めていくのが双方にとって良い形になるか、アドバイスを頂きたく思います。
宜しくお願い致します。
AMUNOO
理屈だけの話をします。
まず,家賃が払えないのに10万円も人に貸してはいけません。それで,相手が返さない場合,今回のようなことになります。相手は,もともと返すつもりだったと言い訳することが想定されます。これを言われた瞬間に,相手には,詐欺が成立しません。
そのため,相手が返さないせいで家を失ったこと,財産を失ったことについて,因果関係がつながりません。金銭がないのに貸した自分が悪いからと裁判所に言われてしまいます。そして,管理会社との訴訟も自分で勝手にしたことと認定されて,その分の着手金も報酬も請求できないという状況になります。法的には,ナンセンスな主張となってしまいます。
貸した相手から取り戻せるのは,貸した10万円が関の山です。そのために,新たに弁護士に依頼して着手金と報酬金を支払うのは損害の拡大にしかなりません。
はっきり申し上げて,このような相手と縁を切れたらそれでよいと考えた方が無難な状況です。
裁判は,家を取り戻してくれませんし,相手から100万円から150万円を支払わせてくれません。
失ったものは戻りません。
最初のお金がないのに10万円を貸したあたりからケチがついているのです。取り戻そうとしてこれ以上損害を増やしてはならないと考えます。