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なかむら ただし
中村 直志弁護士
梅田法律事務所
淀屋橋駅
大阪府大阪市中央区高麗橋4-5-13 淀屋橋サテライトビル8階802
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
注意補足

お電話での法律相談には対応しておらず、事務所での面談のみとさせて頂きます。面談前に弁護士がお電話にて相談概略をお聞きすることがあります(概ね10分程)。

インタビュー | 中村 直志弁護士 梅田法律事務所

家族の円満・心の平穏のために。中立な立場で相続の悩みを解決

梅田法律事務所の中村 直志(なかむら ただし)弁護士は、相続問題に精通し、これまでに多くのトラブルを解決してきました。穏やかな眼差しで冷静に話を聞くその姿勢は、相談者からの信頼も厚く、こじれた事案も収束に導きます。そんな中村先生に、これまでの豊富な実績や、弁護士という仕事のやりがい、また、相続者に伝えたいメッセージなどを伺いました。

01 弁護士としての実績

相談対応件数は300件以上。令和時代の相続の悩みとは

――中村先生はこれまでどのような相続の相談を受けてきましたか?
相談は大きく分けて、「相続が発生する前の相談」と、「発生した後の相談」の2種類があります。「発生前」の相談内容の例としては、遺言書の作成や、成年後見制度に関する手続き、相続税対策など。「発生後」は、遺留分をめぐるトラブルや、相続放棄の手続き、遺産分の争いなどが挙げられます。弁護士になってからこれまでに300件以上の相談をお受けしてきました。税理士や会計士、司法書士、行政書士など、相続に関するスペシャリストと連携しながら相談者さまの困りごとに取り組んでいます。

――相続「発生前」の相談と「発生後」の相談ではどちらが多いのでしょうか?
割合としては「発生後」の相談が多いです。自分自身や自分の身内の相続について、生前から考えが及ぶ人は少なく、亡くなった後で問題が浮き彫りになってしまうのです。また、こうしたトラブルが近年増えている背景としては、家族の“在り方”の変化も影響しています。かつて3世代同居が一般的だった時代は、相続者がある程度体系化され、わかりやすくなっていました。

――「体系化されていた」とは、親の面倒をみる人や後継ぎが明確だったということですか?
そうです。一つ屋根の下で暮らす中で共通の認識が生まれるため、遺言書が残っていなかったとしても問題になることはそれほど多くありませんでした。しかし、核家族化が進んだ現代では、両親や兄弟が離れて暮らしているため、トラブルに発展しやすいのです。中には、夫婦のどちらかが亡くなった時に揉めてしまい、それに懲りて「自分の時は同じことにならないように……」と、相続発生前に相談に来られる方もいらっしゃいます。

02 弁護士としての強み

20年未了の相続問題も解決。初回相談無料で費用も明確

――これまでに受けた中で特に印象に残っている事例はありますか?
以前、故人が亡くなってから20年もの解決できずに残っていた相続問題の相談を受けたことがありました。兄弟はほぼ絶縁状態の中、相談者の意向を手紙で伝え、根気よくやりとりを繰り返した結果、調停には発展することなく、和解という形で解決できました。

――やはり親族間の争いを解決するのは難しいことも多いのでしょうか?
もちろん難しさもありますが、弁護士が入ることで争いは解決できることが多いです。悩みを抱える方の立場で考えると、「弁護士に相談する」ということにまずハードルを感じてしまうでしょう。先ほどお話した事例も、早期に相談していただければ、もっとスムーズに解決できたと思います。相続の悩みをできるだけ早くお伺いできるよう、当事務所では初回の相談を無料にしています。

――それは相談しやすいですね。また、費用もホームページに明記されていますよね。
はい。例えば「遺言書作成」や「遺言執行」など、相談内容ごとに費用感を設定し、掲載しています。また、初回の無料相談で伺った内容に応じて最終的な費用を検討し、しっかりとご説明させていただきます。できるだけ依頼者の不安がなくなるように努めています。

03 仕事のやりがい・相談者へ伝えたい想い

家族の円満・心の平穏のために、早期に相談してほしい

――中村先生はなぜご自身の事務所を開業されたのでしょうか?
もともと別の法律事務所に所属していましたが、もっと相談者にとって敷居が低く、気軽に相談できる事務所を自分の手でつくりたいと思い、2012年7月に開業しました。

――仕事のやりがいを感じるのはどんなときでしょうか?
やはり尾をひかずに速やかに解決できたときですね。家族のわだかまりがなくなり、両者の笑顔が見えると、この仕事をやっていて本当に良かったと感じます。

――しかし、関係の修復が難しいケースもあるのでは?
おっしゃる通り、相続問題が解消しても、家族の関係性は修復できず、そのまま会わなくなってしまうようなこともあります。もちろん仲の良い状態に戻れることが理想的ですが、それだけが相続問題のゴールではありません。争いがなくなり、違いが心の平穏を取り戻すことができれば、それも一つの答えなのではないでしょうか。

――相談を受ける時、弁護士として意識をしていることはありますか?
とにかく中立な立場でいることです。相談者の主張だけを信じるのではなく、両者の言い分に冷静に耳を傾けます。相続問題の弁護士の役目は“白を黒にすること”ではありません。両者の主張を踏まえ、証拠や事実に基づいて答えを導きます。

――ありがとうございます。最後に、相続の悩みや不安を抱える方にメッセージをお願いします。
相続の問題は時間が経つほど解決が難しくなってしまいます。ぜひ早期にご相談ください。

誰でも自分がいなくなった後のことを想像するのは難しいものです。しかし、相続問題を整理しておくことは、子どもの未来のためにできる親としての努め。

遺言書の作成段階からご相談をいただければ、例え将来、トラブルが起きてしまった場合でも、最後まで親身になってサポートさせていただきます。




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