保険会社は内部基準で金額を提示しています。ご主張の金額も、法律で定められたものではないので、保険会社の対応は違法ではないです。 弁護士をつければ金額が上がる可能性はありますが、6ヶ月の通院についてどこまで必要性が認められるかという問題はあるでょう。いずれにせよ増額を目指すならば弁護士にご相談された方がよいです。 ただし、弁護士費用も当然発生しますので、そのあたりご納得できるかを検討されてみると良いでしょう。

佐山先生も書かれておりますが、保険会社は内部基準で金額を提示しており、ご主張の額も裁判基準とは程遠いものです。 弁護士会が書いている赤い本と言われる交通事故に関する裁判基準の通院慰謝料を主張すれば６か月であれば他覚的所見がなくとも、８９万円ほどの通院慰謝料があり、弁護士としては、交渉でこの数値に近い金額を主張します。 また、むち打ち症などの後遺症があれば、後遺症慰謝料も発生します。１４級でも１００万ほどの額が得られる可能性があります。しかし、後遺症は認定されるかは絶対ではありません。 ただ、佐山先生もおっしゃるように、弁護士費用も発生しますので、ご注意ください。

追記失礼いたしました。８９万円は１８０日ですね

追記の追記　 なんども申し訳ありません。通院期間は６か月で１８０日ですので、実際の通院が９０日でも、２日１回は通っていることとなり、８９万円の通院慰謝料が裁判基準となります。 なんども失礼いたしました。

なお、保険会社の提示が法律上違反というわけではありません。裁判基準よりかなり低い額であることは間違いないでしょうが。