【ご相談内容】父が痴漢で逮捕されたとのお子さんからの連絡を受け、警察署に接見に行きました。
既に地元新聞に名前が取り上げられてしまい、とても心配している様子でした。
すぐに接見にうかがいました。
接見で詳しく事情を聞き、
・自分のやったことを反省し、被害者に対してはきちんと謝罪して示談を希望
・仕事もあるので、早期釈放希望
というご希望でした。
<相談後>
1 早期の釈放に向けて
初回接見時に詳しく事情をお聞きし、急いでご家族とも連絡をとり、罪を認めており、職も家もある中で逃亡しないし、
被害者(面識なし)の連絡先もわからない中接触はありえない、といった理由を述べ、勾留すべきでない旨の意見書を提出するなど、早期の釈放に向けて活動しました。
結局勾留されず、逮捕のみで釈放され、
その後は在宅(呼び出された際のみ)での捜査となりました。
2 会社対応
釈放後、会社への事案報告について、本人と弁護士とで協議しながら行いました。短期間謹慎となったものの、きちんと反省が伝わるように反省文(報告書)を記載し提出しました。
会社としては、本人の反省を受け止め、示談成立により前科がつかないならば、(異動を要するものの)職場復帰を認めるとのことでした。
3 被害者との示談について
検察官を通じて謝罪や損害賠償を行いたい旨連絡しました。
被害者との協議により
・損害賠償額 の話し合い
・そのほか、駅付近の事件なので「今後○○駅は一切使わない」など、できる限り被害者側としても安心できる内容の和解条項を話し合い、
被害者にも納得していただいて示談が成立しました。
4 不起訴処分
示談の成立もあり、最終的に不起訴(正式な刑事裁判や、罰金にならず、前科もつかないこと)となりました。
<弁護士コメント>
逮捕直後から関与でき、ご家族の協力もあって勾留が阻止できたのは非常によかったです。
勾留されると延長含めて10〜20日捕まった状態になるので、
仕事への影響が計り知れないためです。
また、示談については、
被害者側の希望や、不安に思っていることなど意見をしっかり聞いた上で、
単に慰謝料額のみでなく、できるだけ被害者の不安が減るような示談内容を模索し、
納得して示談に応じてもらえてよかったと思います。