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まえだ しょういち
前田 尚一弁護士
前田尚一法律事務所
西11丁目駅
北海道札幌市中央区南1条西11丁目1 コンチネンタルビル9階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 電話相談可
注意補足

【初回相談無料の分野あり】離婚・男女問題、交通事故、借金・債務整理に限り、無料。【分割・後払い】分野によっては対応可能でございます。お気軽にご相談ください。【一部全国対応あり】借金・債務整理、過払い金、交通事故

インタビュー | 前田 尚一弁護士 前田尚一法律事務所

名誉毀損回復訴訟、C型肝炎被害者救済など先駆的な勝訴多数。キャリア約35年、札幌の闘う弁護士

約35年もの長い間、札幌を拠点に活動してきた前田尚一法律事務所の前田 尚一(まえだ しょういち)弁護士。
葬儀場建設反対事件や名誉毀損回復訴訟、C型肝炎被害者救済など、メディアでも注目された事件を数多く手がけ、先駆的な勝訴を手にしてきました。
交通事故をはじめとする個人案件から中小企業法務まで、幅広い相談を積極的に受けています。
長年の弁護活動と、その真髄に迫ります。

01 原点とキャリア

弁護士歴は約35年。物理学者に憧れる高校生が見たロッキード事件
ーー弁護士になって約35年(2023年11月現在)。長いキャリアが目を引きます。

同じ札幌市内にある法律事務所で4年間、みっちり経験を積んでから独立し、現事務所を開設しました。約35年にわたって、ずっと札幌を拠点に活動してきました。

現在は、個人から企業まで幅広いご相談をお受けしています。
個人案件では交通事故や離婚、相続、債務整理など、企業法務は中小企業が中心です。
労働問題や、売掛金などの債権回収、契約書の作成・チェックなど全般をカバーしています。サービスの品質を高く維持するべく、ご相談いただいた案件はすべて、代表弁護士である私が直接担当しています。


ーーそもそも、なぜ弁護士を志したのですか?

法律の世界に関心を抱いたのは、高校生の頃です。
田中角栄・元総理大臣らが逮捕された前代未聞の汚職事件「ロッキード事件」に衝撃を受けたことがきっかけでした。

テレビ中継された関係者の証人尋問。
授業そっちのけで、テレビの前に釘付けになったものです。
そしてそのときに、巨悪にメスを入れる検事に憧れるようになりました。

それまでの私は、物理学者を志していました。マンガ『鉄腕アトム』のお茶の水博士に憧れ、生物部に所属する高校生だったんです。
そこから進路を文系に変更し、法曹界に足を踏み入れました。
検事から弁護士にシフトしたのは、司法試験合格後の研修でその仕事ぶりに惹かれたからです。

02 解決事例

名誉毀損回復訴訟、C型肝炎被害者救済。メディアや判例雑誌に掲載
ーーそこから始まった弁護士生活。これまで数々の事件に携わってきたはずです。

最初の事務所でおもに扱ったのは、顧問業務をメインとする企業案件でした。
株式上場したばかりの会社の株主総会の企画運営、ADR(裁判外紛争解決手続)で処理される労働事件など、事務所が新規開拓する領域も任せられました。
入門書を片手に、ゼロから必死に勉強する毎日でした。

それから4年後に独立し、ほどなくして担当した葬儀場建設反対事件。
私にとって、記憶に深く刻まれた事件のひとつです。


ーーどんな事件だったんですか?

事件の発端は、札幌市のある地域に葬儀場が建設される計画が浮上したことでした。
それに反対する住民の代表から、問題の解決を依頼されたんです。

お話を聞くと、どうも市や業者が適切な法的手続きを踏んでいない可能性があることが明らかになってきました。
その点を徹底的に追及するなどした結果、建設中止という会心の勝利を手にすることができたんです。

「住民のわがままだ」「勝てる見込みはないだろう」。
世間やマスコミは当初、反対運動に冷ややかな視線を浴びせているようなところがありました。
ただ、その空気が徐々に変わり、最終的に建設中止へ追い込むことができました。


ーー逆風を乗り越えて手にした勝利だったと。

メディアで報道されたり、判例雑誌『判例タイムズ』に掲載されたりした先駆的な事例はほかにもあります。

たとえば、札幌市議の代理人として挑んだ名誉毀損回復訴訟です。
市議がパチンコ店の出店工作をしたとする地元紙の報道に、名誉を毀損されたとして訴えた裁判。
あしかけ3年に及んだ闘いの末、名誉毀損が認められ、損害賠償として当時の相場を大きく上回る200万円を獲得しました。

C型肝炎をめぐる訴訟もそうでした。
当事務所が被害を受けた患者さんの代理人として、国に損害賠償を求めた裁判です。
カルテが見つからない厳しい状況でしたが、主治医などから証言を集めるなどして救済を訴えたところ、国が和解に応じ、給付金が支給されることになったんです。

03 弁護哲学

交通事故の過失めぐる新たな判例。「なんとしても結果を出す」
ーーご紹介いただいた事件は、どれも目を見張るものばかりです。

離婚や相続、債務整理など、多くの方々にとってもっと身近な問題でも、同じように結果を出してきた自負があります。

交通事故にも開業当初から力点を置き、これまでに延べ1,000件以上のご相談に向き合ってきました。
死亡や後遺障害案件なども数多く担当し、賠償金を増額した事例は山ほどあります。

たとえば、当初54万円と提示された賠償金を2,300万円超にまで大幅に増やした裁判です。
被害者は近くの横断歩道を渡らず、無灯のまま自転車に乗って幹線道路を横断中、事故に遭った方でした。
それによって、首から下の体が思うように動かなくなってしまったんです。
これは、後遺障害1級に該当する重い症状です。


ーーそれなのに、提示額がわずか54万円だったと。

相手方は、被害者が横断歩道を通行しなかった点を重大な過失だと主張してきました。
ただ、それに対して徹底した反論を試みた結果、裁判所に「重大な過失ではない」と認定されたんです。
また、将来の介護料として日額5000円の支払いも認められ、大幅な増額につながりました。

これはのちに専門誌『自動車保険ジャーナル』でも扱われ、過失の取り扱いについて新たな判例にもなった裁判でした。


ーー力強いですね。依頼者は頼もしく感じるはずです。

なんとしても、結果を出さないといけない。
私の念頭にあるのは、その一心です。
私たちは、決して安くない弁護士費用をいただいています。
その期待に、どうにかして応えなければなりません。

「大変ですね」と共感するだけでは、この仕事は務まりません。
医者と同じで、依頼者さまを助けて初めて評価される仕事です。
私は、勝ってなんぼの世界だと思っているんです。
結果を出すために、勝ち切るために手を尽くし、徹底的にやる。
そこは私にとって、絶対に譲れない信念ですね。
プロとしての矜持ですよ。

04 人柄・スタンス

テレビやラジオ出演、弁護士役でドラマにも。お茶の間で人気に
ーーベテラン弁護士に身構える人もいるかもしれませんが、お話していると気さくな方だとすぐにわかります。

普段はネクタイを締めずにラフな格好で働いていますし、話し方もこんな風にフランクなんです。

メディアに数多く出演していたことも影響しているのかもしれません。
かつてテレビでは情報番組『のりゆきのトークDE北海道』や『どさんこワイド』に出演し、お茶の間に届くように法律問題を解説していました。
実は、弁護士役でテレビドラマに出たこともあるんです。

ほかにもラジオ出演や新聞・雑誌の連載、また地元の北海道大学法科大学院で教員も務めていました。


ーー顔が広く、マルチに活動されているんですね。

プライベートの話ですが、顔つきや風貌が元大統領に似ているからという理由で、トルコを旅行したときには「写真を撮らせて」と行く先々で現地の方々に声をかけられたこともありましたね。

海外はほかにもケニアで気球に乗ったり、ルワンダでマウンテンゴリラの生息地を訪ねたり、ヨルダンで映画のロケ地を回ったりと、休みがあれば各地を旅行しています。


ーーすごいバイタリティーです。

どれだけキャリアを重ねても、依頼者さまの力になりたいという思いは、まったく色褪せません。

経験値の高さ、引き出しの多さ、懐の深さ。
そのあたりは、ベテランの私ならではの強みだと思います。
複雑なご相談や困難な事案でも、きっとみなさんの助けになれるはずです。

私が最後まで、責任を持ってサポートさせていただくことをお約束します。
ぜひ気軽にご相談いただけるとうれしいですね。
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