不動産売買契約の解除。履行の遅延により

売主が建物を新築して、土地と建物をあわせて引き渡すという売買契約でしょうか? 引渡し日が契約書上具体的に指定されていないということなので、単純なケースではなく、契約の趣旨からして、遅くともいつまでには引渡す、という合意があったと言え...

手付解除における契約の履行内容について

売買契約書に「手付解除期日までは…履行の着手の有無にかかわらず…手付解除できる」という趣旨の規定があれば、手付解除期日までは解除できる可能性があります。 上記のような規定がない場合は、所有権移転登記がなされた後に手付解除することは難し...

不動産売買トラブルに関する相談について

ご推察のとおり、宅建業者が、その顧客(今回でいうたくや様)と媒介契約によらずに売買契約により不動産取引を行うためには、(媒介ではなく)売買によるべき合理的な根拠を具備する必要があると考えられています。 今回は、たくや様とハウスDo田向...

契約解除に伴う保証金からの実費引きに関する相談

>どこに建てるかすら決まっていない中で、測量の依頼を土地家屋調査士したようです。 土地自体はご相談者所有の特定の土地ということでしょうか。 そうであれば、土地の中で建物をどこに配置するかを検討する前提として、全体の測量は必須です。 ...

自分名義の家の売却と父親の居住権に関する法的相談

>ローンもまだありますが、 >売ることを考えています >実印だけで家は売れるのでしょうか? 結論からいうと、売れないと思います。 不法占有者がいる物件を買う買い手はなかなかいないからです。 >家を売らなくても父親を >追い出せる方...

不動産詐欺被害における合意書の有効性について

【上記に間違えて匿名にしてしまいました。】 不動産会社との合意が成立しているということを裏付ける合意書面がないということになると、合意書面が有効/無効と言う前にそのような合意がお互いになされたのかどうかという点の立証になってしまいます...

一戸建ての売却における名義変更と購入条件についての相談

義理とはいえ親族間ということで悩ましい事案であるように思われます。 交渉も頓挫してしまっている状況、かつ、それによって義母側が得をしている状況ということですので、現状を打開するためには、ご自身の側で何らかのアクションを起こす必要があ...

親名義の不動産売却における買い手の支払い保証に関する相談

抵当権設定(準消費貸借)をお考えであれば、譲渡によるリスクはあまりないですね(短期賃貸借保護制度の廃止等で占有屋対策などはされていますので)。 ただ、抵当権実行には費用も時間もかかりますので、その手間と費用をわざわざ売主側が負う必要が...

不動産仲介会社Cの詐欺について、手付金を返す必要があるのか?

ご投稿内容からは、B側がいかなる法的根拠•構成に基づき手付金の返還を請求しているのか定かではありませんが、返還を拒める可能性は相当程度あるように思います(B側の主張に法的根拠があるのかしっかりと争うべきでしょう)。  より詳しくは、契...

不動産売買契約書に関するトラブル

ご自身が作成されたものでないのであれば、書面の偽造を主張して契約書の効力を争う必要があるでしょう。 法的な知識が必要となってくるため、一度個別に弁護士にご相談された方が良いかと思われます。

連帯保証人にはどのタイミングで連絡きますか?

債務不履行があった時点で債務者と連帯債務者に対して請求がくるかと思われます。連帯保証の場合、主債務者と同等の債務を同等の責任で負うため、主債務者から回収できるだけ回収をしてから、といった順番についての決まりはありません。

工務店との契約解除における慰謝料の求め方について

契約上の合意解約ということであれば、不法行為ではないため一般的には慰謝料を観念することはなく、規定されている金額以上に請求するのは理屈上困難であると思います。 合意解約でなく債務不履行解除を選択するとしても、通常、違約金は一般的には...

地中埋設管の越境問題について

>他人所有の土地の下に、給水管を越境させていた隣地の責任も有り得るのでしょうか? 故意過失の点はさておき、隣地の人が越境していた事実そのものに基づき、撤去する義務を負ったり、(前主に)土地使用料を支払うべきという可能性はあります。 ...

配偶者名義で中古マンションを購入した場合の自己破産について

破産申立ての直近2年の財産処分は、その財産の価値にもよりますが、発覚すれば否認権行使という手続によって持ち戻され、処分のうえで債権者に分配されます。 自動車保険に入っていれば口座の引落しで車の存在はバレますので、いま名義変更をしてもあ...

個人墓地の第三者使用

当事者間でどのような話で進んでいたのかが不明ですので、売買契約を結んだ買い手に対して連絡を取り、どういった事情なのかについて確認をされた方が良いでしょう。

中古一戸建て購入時の設備状態変更に関する法的問題について

なるほど、刑事的な問題とならないのかという質問ですね。 報告書の内容の一部を売主、買主の承諾を得ずに追記・訂正を行ったのであれば「変造」にあたりえるのでしょう。 ただ、通常、追記・訂正箇所は、売主、買主の押印などをして訂正するのが普...

登記簿に記載された競売というワードに関して

質問1)の回答ですが、登記簿は編成されるたびに、登記の効力との関係で無関係な記載などを省略して 見やすくすることがあります。そのため、順位○○番とは、昔の登記簿では、競売による落札者の登記が順位○○番にあったということを指すと思われま...