ご質問:主張書面とはどの様な事を書けば良いのか
回答:
「主張書面」は、今回であれば遺産分割調停事件ですので、この遺産分割事件で主張したい事実、あかささんが裁判所に考慮してほしいと思う、亡くなった方・あかささん・お姉さん間の事情などを記入することになります。
もし、主張したい事実や考慮してほしい事情に関連して資料を持っているようであれば、主張書面とは別で提出できます。もし、お姉さんに見られたくないような資料がある場合、「非開示の希望に関する申出書」と共に提出することも考えられます。
ご質問:書いた方が良い事と書かない方が良い事
回答:
お姉さんが申立書の「申立ての趣旨」のところに書いている遺産の分け方に対して意見があれば、まずそれを書くとよいです。
次に「申立ての理由」のところに、なぜ調停を申し立てたのか(例えば、あかささんと話合いが出来ない/決裂した、など)や亡くなった方・あかささん・お姉さん間の事情やいきさつなどが書かれていると思うので、あかささんから見てそれは違うと感じるところは、どのように違うのか、など書くとよいです。
その他、お姉さんの申立書には書かれていないけど、どのように遺産を分けるかを決めるについてあかささんが重要だと考える事情があれば(例えば、○○のときにお姉さんは亡くなった方からお金を援助してもらった等)、それも書くとよいです。
書かない方が良いと思うことは、遺産分割に関係ない(と思われる)いきさつを沢山盛り込むことだと考えます(あくまで遺産分割に関係することに留める方が、裁判所や調停委員の方に事情を理解してもらいやすいと思います)。
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