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たんば りょうた
丹波 良太弁護士
春楡法律事務所
円山公園駅
北海道札幌市中央区北一条西28丁目1番10号 ライムツリー円山202
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可

インタビュー | 丹波 良太弁護士 春楡法律事務所

困難な事案も諦めない!依頼者さまと二人三脚で事件解決へ。「相談してよかった」と思ってもらえる結果へ導くために

大阪で5年9ヶ月勤めた事務所を退所し、北海道で新たに春楡(はるにれ)法律事務所を開業した丹波 良太(たんば りょうた)弁護士。

「一つひとつの案件に丁寧に向き合い、相談してよかったと思ってもらえるような結果を残したい」
そう語る丹波先生は、「依頼者さまが気軽に相談できる雰囲気作り」にこだわっているそうです。
インタビューのなかでも、丹波先生の優しい人柄や話しやすい雰囲気が伝わりました。
今回は新天地で新たなスタートを切る丹波先生に、法律事務所開業にあたってのビジョンや今後の信念についてお聞きしました。

01 弁護士を目指した理由

弁護士を身近な存在として頼ってほしい。学生時代に痛感した弁護士の敷居の高さ

――弁護士を目指した理由をお聞かせください

弁護士を目指したきっかけは、直接的に困っている方の助けになれる仕事ができると思ったからです。
学生のときは法律相談部という部活に所属していました。
学生であってまだ弁護士ではないため「法律面で悩みを抱えている方のご相談を無料で受ける」という活動でした。
ご相談に来られる方は老若男女幅広くいて、「こんなに困っている人が多くいるのか」と思いましたね。

また学生の法律相談を利用してくれる方が多くいるのに対し、嬉しさはあるものの、少し違和感もありました。
なぜなら無料の法律相談を実施している弁護士が多くいるにもかかわらず、まだ弁護士ではない学生の法律相談を利用している方が多いためです。
一般の方にとって「弁護士へ相談するのはとても敷居が高いことなのか」「気軽に相談できないのか」と衝撃的でした。
そして「弁護士の存在を身近に感じてほしい」と思って、一層弁護士になる思いが強くなりました。


――独立される前に2つの法律事務所で勤務されていたそうですが、どのような分野を担当されていましたか?

最初に所属したのは兵庫県にある法律事務所で、1年数ヶ月ほど勤務していました。
その事務所は「特定の事件を数多くこなし専門性を身につける」という方針を掲げていたため、特に不貞慰謝料請求や離婚問題を多く経験しました。
短い期間ではありましたが、経験をたくさん積むことができて感謝しています。
次に所属したのが大阪にある事務所で、そこは学生のときにお世話になった先生から誘われて入所しました。
こちらの事務所では特定の分野に限らず、相続問題や建築問題など幅広く経験しました。


――先輩弁護士から教わったことで印象に残っているものはありますか?

前事務所には5年9ヶ月ほど在籍していて、数え切れないほど多くのことを学ばせてもらいました。

その中でも、当時、一緒に事件を担当していたベテランの先生が、一見すると厳しい事件であっても、「なんとかしてあげたい」と常々言われていたのを聞いて、「依頼者さまのために自分ができる最善は何なのか」をよく考えるようになりましたね。

02 弁護士としての強み

依頼者さまの不安を取り除く。徹底的に話を聞く姿勢を大切に

――先生が依頼者との接し方で意識されていることはありますか?

徹底的に話を聞くことですね。
法律に関するトラブルは一生のうちに一度あるかないかのことだと思います。
そのため「弁護士に相談するのは初めて」という方がほとんどです。
勇気を振り絞って来所してくださった方のために、悩みや気持ちに寄り添いながら徹底的に話を聞きます。
なかには話しにくいプライベートなこともあるでしょう。
そういった話も落ち着いて、安心して話してもらえるような雰囲気作りを大切にしています。
弁護士が解決策を提示したり、見通しを説明したりするのは依頼者さまの話をしっかり聞いた後です。


――注力している分野はありますか?

以前勤務していた事務所では分野を問わず幅広く担当してきたため、基本的にはどのようなご相談であってもお受けし、誠心誠意ベストを尽くしてまいります。
強いて挙げるとすれば、最近は相続、その中でも遺言書、任意後見契約や家族信託契約を利用した、相続開始前の生前対策に関心がありますね。
発生してしまった相続問題を解決するのではなく、生前にしっかり対策することにより、「親族間で相続問題を起こさせない」ことが理想ですね。

生前対策によって、近年問題となっている認知症などで財産管理ができなくなることへの備えもすることができ、これからの時代に特に重要になってくると考えています。

また、私の妻の両親が、北海道で畜産業を営んでおり、法的な相談も受けていることから、まだ弁護士が身近な存在ではない第一次産業等の業種への法的支援も積極的に行っていきたいと考えています。
それにそういった分野で働いている方は、忙しくて法律まで手が回らないというケースも少なくありません。
少しでも「法律のことについて知ってもらえたら」と思っています。


――法律事務所の開業にあたってビジョンや大切にしていることはありますか?

初心の気持ちを忘れずに、一つひとつの案件と丁寧に向き合うことです。
開業すれば比較的自分の裁量で動けるようになります。
しっかりと時間をかけて依頼者さまの悩みや問題を拾い上げ、具体的な解決策を提示していく。
そのスタンスは変わらず続けていきます。

また裁判手続も今後はIT化が進むと予想され、弁護士の活動範囲が広がっていくでしょう。
開業にあたってさまざまなITツールを導入し、時代の流れに取り残されないよう、そして北海道に限らず全国的に困っている方を助けられるような体制作りをしたいと考えています。

03 解決事例

困難な事案も諦めない。粘り強く向き合うことで解決へつながる

――印象に残っている事件はありますか?

これまで幅広い分野の案件を経験しましたが、特に印象に残っているのは不動産トラブルですね。
これは抵当権の抹消を求めた事例です。
依頼者さまが相続した土地には、登記簿上50年以上前に成立したとされる債権を目的とする抵当権がいまだに設定されていました。
今後、土地を処分する際にトラブルがないよう抵当権を抹消したいというご依頼でした。

債権者の相続人調査、抵当権設定登記抹消登記請求訴訟の提起を経て抵当権を抹消できましたが、かなり複雑な事案だったのを覚えています。
ただ、諦めずに粘り強く向き合うことで、必ず解決へ向かうことを再確認しました。


――丹波先生の丁寧な仕事ぶりが解決へつながったのですね。

ほかにも、男性からご相談を受けた面会交流の事案も印象に残っています。
この案件は、依頼者さまが奥さまとの離婚後もお子さまとの面会交流を望むものの、元奥さまが「必要最小限度の面会交流しか認めない」といった態度を示した事例です。
お互いの主張がぶつかりあって、なかなか協議はまとまらなかったため、面会交流調停を申し立てました。

最終的に和解には至りませんでしたが、審判によってこちらの主張がとおりました。
調停のなかで試験的に面会交流を重ねていき、実績を積み上げてきたことが功を奏したのだと思っています。
この事案も時間をかけて丁寧に向き合うことの大切さをより実感しましたね。

04 弁護士としての信念

「相談してよかった」と思えるような弁護士に。二人三脚で解決へ

――丹波先生の今後の目標や信念をお聞かせください

ひとりでも多くの方に、「相談してよかった」と思ってもらえるような弁護士でありたいと考えています。
そのためには依頼者さまと徹底的に向き合い、綿密なコミュニケーションを取ることが大事です。
解決策を提示する際も、難しい法律の専門用語は噛み砕いて説明し、事件の状況に変化があった際は都度話し合っていく。
弁護士が一方的に案件を進めるのではなく、二人三脚で解決に向かうことが重要だと思っています。


――丹波先生にとって法律とは?

非常に難しいのですが、「知っているだけでなく、正しく理解して初めて自らの味方となってくれるもの」です。
トラブルに巻き込まれた際、法律を知らなかったり、正しく理解していなかったりするせいで、「泣き寝入りせざるを得ない」という方が多くいらっしゃいます。
法律の力で解決できる問題はたくさんあるため、弁護士をもっと気軽に頼ってほしいなと思います。


――最後に、メッセージをお願いします。

少しでも疑問に思うことがあれば、お気軽にご相談ください。
当事務所は札幌市営地下鉄東西線の、「円山公園駅」「西28丁目駅」から徒歩5分とアクセスしやすい場所に位置しています。
裁判所や法律事務所が多くある場所からは2駅くらい離れており、落ち着いた環境です。
オフィスも法律事務所っぽさのないリラックスできる雰囲気ですので、気兼ねなくご相談できます。

オンライン面談も対応しておりますので、来所が難しい場合は最初のお問い合わせの際にその旨をお伝えください。
依頼者さまが相談してよかったと思えるような結果を目指し、一つひとつ丁寧に向き合いますので、ぜひ弁護士にお任せください。
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