労働・雇用の事例紹介 | 丹波 良太弁護士 春楡法律事務所

取扱事例1

• 労働・雇用契約違反

就業規則上、支払われるべきなのに支払われていなかった住宅手当を過去分に遡って請求した事例

依頼者：30代　　（性別）女性

【ご相談内容】
相談者の勤務していた会社では、就業規則上、結婚により配偶者と同居するに至った場合でも、一定の条件を満たせば、住宅手当が支給されるにもかかわらず、会社の担当者が、いかなる場合であっても住宅手当が支払われることはないと述べ、実際に相談者へ住宅手当が２年近く支払われなかった。


【解決方針・結果】
会社と協議を続けたところ、会社の担当者が上記「配偶者と同居した場合は、いかなる場合でも住宅手当が支払われることはない。」と述べた事実は認めなかったものの、相談者は、就業規則上、住宅手当が支払われるべきであった点は認めたため、過去に遡って支払われるべき住宅手当分全額を支払うことを内容とする和解が成立した。