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みぞぐち けん
溝口 懸弁護士
溝口けん法律事務所
大塚駅
東京都豊島区南大塚3-52-5 近藤ビル201
対応体制
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • メール相談可
注意補足

遺言・相続のご相談に限り、初回相談無料(30分)です。 電話相談・メール相談では、実際にお会いしてお話をうかがっていないため、個別の案件に関するご質問、込み入ったご質問にはお答えすることができない場合があります。

インタビュー | 溝口 懸弁護士 溝口けん法律事務所

ご縁を大切に。遺産の使い込みや親族間の紛争、不動産トラブルなど、依頼者と対話を重ね、とことん向き合う頼れる街の法律家

「何よりも、依頼者さまとのコミュニケーションを重視しています。腹を割って、何でも話しましょう。」
にっこりと笑いながら語るのは、溝口懸(みぞぐちけん)弁護士です。
現在はサンモール大塚商店街の中に、溝口けん法律事務所を構え、相続や離婚といった身近な法律トラブル、交通事故や不動産問題などにも積極的に取り組んでいます。

依頼者とのご縁、地域とのご縁を大切にしているという、溝口弁護士。
そんな温かい人柄が評価され、元依頼者や関係先から案件を紹介されることも多いそうです。

今回は溝口弁護士の、これまでの歩みや信念などを、ご紹介しましょう。

01 弁護士を目指したきっかけ、キャリア

シャーロック・ホームズに魅せられて。司法の世界に踏み込んだ

――まずは弁護士を目指したきっかけを、教えてください。

昔からシャーロック・ホームズなどの推理小説が好きだったんです。
謎を解きながら事件を解決する過程が面白く、時には法律の話も出てくるので、次第に司法の世界に興味を抱くようになりました。

当初は検察官を目指していたのですが、年齢的にちょっと難しいかなと。
そこで、弁護士の道を考えるようになりました。

弁護士は検察官に比べて、自由度の高さが魅力です。
刑事事件や家事事件など、専門分野を設けることもできますし、分野にとらわれず世のトラブルに幅広く対応することもできます。
弁護士資格を持ちながら、起業される方もいますよね。
働き方に柔軟性があり、自分に合っているなと思いました。


――弁護士のやりがいは、いかがですか?

ひとつとして同じ事件はないので、ケースごとに新たな発見があるということです。

同じ分野だからといって、必ずしも解決方法が画一化されているわけではありません。
当事者の利害関係や性格が異なれば、問題点も変わります。

型に当てはめるのではなく、依頼者さまの声に耳を傾け、最適な解決策を導き出すことができたら、私としても嬉しい限りです。


――では、これまでのキャリアも教えてください。

まずは小堀球美子法律事務所に入所し、相続案件、とりわけ使い込み等の紛争事案を中心に対応していました。
他にも一般民事や刑事事件など、身近なトラブルを幅広く経験させていただきました。
ちなみに小堀先生は、大学の先輩なんですよ。
受験指導を受けていたこともあり、非常にご縁を感じていました。

そして7年ほど経験を積んだのち、満を持して独立。
サンモール大塚商店街に、溝口けん法律事務所を開業いたしました。

02 注力分野と強み

紛争化した相続、不動産や離婚問題など。街の法律家として活躍

――現在注力している分野を、教えてください。

相続や不動産に関するトラブル、離婚問題、交通事故や中小企業の法務など、幅広く対応しております。
特に相続に関しては、遺産分割や遺留分侵害額請求、使途不明金に関する不当利得返還請求事件など、紛争化した事件の経験が豊富にあるので、自信を持っている分野です。

不動産トラブルは、建物明け渡し訴訟や賃上げ交渉時のトラブルなどが多いですね。
賃借人・賃貸人双方の代理人経験があるので、どちらの立場も理解できるというのは私の強みです。
離婚問題は離婚後の養育費減額なども、交通事故は日本にお住まいの外国人の方からご依頼を受けた経験などもございます。

中小企業法務は、契約書のチェック・作成、新規事業に関する法的調査など、安心して事業を行えるように法的な面からサポートさせていただいております。

他にも、飼い犬がよその犬を噛んでしまい、賠償金を請求されているなど、誰の身にも起こり得る身近なトラブルのご相談もあります。


――まさに、頼れる街の法律家という印象です。

事務所が商店街にあるということも、影響しているかもしれません。

もちろん地域だけでなく、幅広いエリアの皆さまからのご相談をお受けしておりますので、お気軽にいらしてください。


――では、先生の強みはいかがでしょうか?

話しやすさです。
依頼者さまからも、「言いたいことを全部話せて、気持ちが楽になった」というお声をいただいております。

事件を解決まで進めるには、弁護士と依頼者さまの信頼関係が必要不可欠です。
だからこそ私は、何よりも依頼者さまとのコミュニケーションを大切にしています。
弁護士が威圧的に振る舞っては、依頼者さまは心を開いてくれません。
また、難しい事件なのに耳障りの良い話ばかりしても、信頼してもらえないでしょう。
私は不利なことでも何でも、ざっくばらんにお伝えいたします。
私自身が腹を割って話すことで、依頼者さまも本音を打ち明けてくれるはずです。

03 解決事例

頑なに譲らない長男。粘りの説得で遺産相当の代償金を獲得

――印象に残っている解決事例を教えてください。

遺産を1円も渡さないと言っていた相手方と、相続で争ったケースをご紹介します。

依頼者さまのお母様が亡くなり、遺産として自宅不動産と山林などが残されていました。
自宅不動産には、相手方である長男が住んでいたんです。
そのため、自宅は絶対に渡さないと。
更に自分は長男だから、その他全ての遺産に関しても自分が相続するんだと主張していました。


――随分と横暴な印象です。

実は田舎のほうだと、「長男に全ての相続権がある」と主張される方は未だにいらっしゃいます。
でも遺言書が残されていないなら、原則として相続人それぞれに遺産を受け取る権利がありますから、そのような主張は通りません。
私は、長男を相手に遺産分割調停を申し立てました。

依頼者さまは、不動産はいらないから、代わりに代償金を支払ってほしいというご意向でした。
田舎の土地建物や山林を相続しても管理できませんし、固定資産税もかかりますからね。


――相手方の反応は?

代償金は支払わない、そんなお金は無いと、非常に頑なでした。
実はお母様の前にお父様も亡くなっていて、その時も長男がほとんどの遺産を相続していたんです。
そうすると、「お金が無い」という長男の言葉に疑問符がつきます。
よく調べてみると、長男は、お父様から複数の土地建物を相続しており、そこでアパート経営までしていました。
調停では、当時の遺産分割協議書や現在の登記簿、Googleマップの写真などを提出し、長男の主張がいかに不合理なものなのかを、粘り強く主張しました。


――最終的に、どうなったのでしょうか?

粘り強い主張と説得により、法定相続分相当の代償金を支払ってもらえることになりました。
換価分割も非常に難しいケースだったので、依頼者さまにとってベストな解決ができたと思っています。

法定相続分を獲得するのは、本来そこまで難しい話ではありません。
しかし、今回のように相手方が納得しなかったり、遺産に不動産が含まれていたりする場合の協議は、難航することがあります。
相続人の中にも、主張が強い人、立場が弱い人、さまざまな方がいらっしゃるでしょう。
ひとりで立ち向かえないと思ったら、ぜひ早急に、私にご相談ください。
依頼者さまの権利を、私が守ってみせます。

04 信念、今後の展望

頭は冷静に心は温かく。ご縁をつなぎ、地域を代表する弁護士に

――先生の信念とは?

依頼者さまに寄り添いつつも、第三者的な視点を忘れないということです。

依頼者さまには、悲しいとか悔しいとか、さまざまな感情があることでしょう。
お気持ちは、本当に理解できます。
しかし、弁護士まで一緒に感情的になってしまってはいけないと思います。
法的な目線で的確なアドバイスを受けられるのが、弁護士に依頼するメリットですから。
どんな場面でも冷静さを失うことなく、対応させていただきます。


――最後に、今後の展望をお願いします。

これからもご縁を大切に、いろんな方のご相談に乗りたいですね。
現在お受けしているご相談の多くは、元依頼者さまや関係先からの紹介なんですよ。
本当にありがたいことですし、いただいたご縁をつないで、幅広くお役に立てたらと思っています。
そして、地域の皆さまが困ったときに私の顔が浮かぶような、そんな存在になりたいです。

何でも構いませんので、不安なことはぜひご相談ください。
モヤモヤした気持ちが、少しは解消されるかもしれません。
どんなトラブルでも解決させることを目標に、真摯に対応いたします。
いつでもご相談にいらしてください。
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