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たなか たかひろ
田中 貴大弁護士
銀座銀中通り法律事務所
銀座駅
東京都中央区銀座8-18-4 東銀座ビル5階B
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インタビュー | 田中 貴大弁護士 銀座銀中通り法律事務所

過失がない不貞慰謝料の請求をゼロに。離婚や相続、マンショントラブルなど、足取り軽く全国対応
司法過疎地域で生まれ育ち、学生時代に弁護士の必要性を痛感したという田中貴大(たなかたかひろ)弁護士。
住んでいる場所に関係なく、困っている個人の力になりたいと、弁護士を目指しました。

現在は、銀座銀中通り法律事務所を独立開業。
離婚・男女問題、相続などの家事事件を始め、マンション管理士の資格を活かした専門性の高い弁護活動にも取り組んでいます。

更にはオンラインツールを活用した全国対応も行っており、南は九州、北は北海道まで、時には依頼者のもとへ足を運ぶこともあるそうです。
フットワーク軽く弁護活動に取り組む姿は、まさに司法過疎の希望の光といえるでしょう。

今回はそんな田中弁護士のキャリアや、弁護活動への想いなどをご紹介します。

01 弁護士を目指したきっかけ

深刻な司法過疎。誰もが平等に弁護士へアクセスできる世の中にしたい
――弁護士を目指したきっかけを教えてください。

中学生の頃、友人がインターネットでワンクリック詐欺の被害に遭ってしまったんです。
パソコンに表示された「期限までに契約料を支払え」という文言に焦った友人は、学校の先生や家族にも相談できず、結局お年玉でお金を支払ってしまいました。
私が生まれ育った鹿児島県日置市は、当時弁護士が1人もいない司法過疎地域だったんです。
もし身近に相談できる弁護士がいたら、お金を支払わずに済んだかもしれません。
司法過疎の深刻さを身にしみて感じた出来事でしたし、私が法律に興味を持ったきっかけにもなりました。

友人と同じように、身近に弁護士がいないが故に損をしてしまう方もいるかもしれません。
だったら私が弁護士となり、司法過疎地域にお住まいの方々でも平等にサービスを受けられる世の中にしたいと思ったんです。


――実際に弁護士になって、いかがですか?

弁護士の活躍の場は、想像以上に広いなと感じます。
法廷でかっこよく戦うことだけが、私たちの仕事ではありません。
ワンクリック詐欺もそうですが、離婚問題や親族間の遺産相続など、身近な法律トラブルにも弁護士が必要です。
活躍の場が広いからこそ、色んなお悩みに対処できるのは弁護士の魅力ですし、やりがいを感じる部分でもあります。

「慰謝料」「裁判」など、日常生活では聞き馴染みのない言葉を聞くと、恐怖や焦りを感じる方もいるでしょう。
でも弁護士に相談すれば、さまざまな解決策を提案できるはずです。
実際にご相談にいらした方が「先生と話して安心しました」と笑顔になる様子を見ると、この仕事をしていて良かったなと感じますね。

02 これまでのキャリア

個人の力になるために方向転換。離婚・男女問題など、フットワーク軽く全国対応
――弁護士になってから現在に至る歩みを、教えてください。

最初に所属したのは、都内にある企業法務を中心に取り扱う法律事務所です。
Ⅿ&Aやデューデリジェンス、法人事業再生、使用者側の労働問題など、企業法務にまつわることは幅広く対応させていただきました。
企業法務ならではのダイナミックな弁護活動は、非常にやりがいがありましたね。
ただ途中から、ちょっとした違和感を覚えるようになったんです。


――違和感ですか?

先ほど申し上げたように、そもそも私が弁護士に興味を持ったのは友人の詐欺被害でした。
弁護士は困っている個人の方を助けるというイメージを持っていましたし、自分もそうありたいと思ったんです。
そこで一旦初心に返り、私自身が思い描いていた弁護士像に近づくために、事務所を移ることを決意しました。


――ガラリと方向転換をしたわけです。

はい、思い切りましたね(笑)
事務所を移った後はもちろん、一般民事を中心に。
債務整理や不貞の慰謝料請求、労働問題の労働者側や交通事故など、多岐に渡る弁護活動に取り組んでいました。
非常に多くの事件に携わったので、どんなご相談でも自信を持って対応できます。

そして、弁護士として満5年を迎えた2024年。
銀座銀中通り法律事務所を独立開業し、現在に至ります。


――独立後はどのような事件に注力されてますか?

特にご相談が多いのは離婚問題です。
離婚したい、不貞相手に慰謝料請求したいなど、男女トラブル全般に注力して取り組んでいます。

そして、私がマンション管理士という国家資格を持っているので、マンションの管理組合からのご相談も多いです。
管理費を支払ってもらえない、規約に違反している居住者がいるなど、共同住宅にはさまざまなトラブルが起こりえます。
弁護士、そしてマンション管理士という双方の専門知識を活かしてトラブルに対応できるのは、私の強みです。

また私の事務所では、オンラインツールを活用して全国にお住まいの方々からのご相談も受け付けています。
実際、地元の鹿児島から北海道に至るまで、全国に依頼者さまがいらっしゃるんです。


――まさに、司法過疎地域の方々の希望の光です。

もちろんオンラインだけではなく、必要であればフットワーク軽く全国どこへでも飛んでいきます。
近くに頼れる弁護士がいないとお困りの方は、居住地に関わらずぜひ私にご相談していただきたいですね。

03 解決事例

既婚者と知らずに交際。過失が無いと証明し、慰謝料ゼロでスピード解決
――印象に残っている解決事例を教えてください。

不貞の慰謝料請求で、スピード解決した事例をご紹介します。
依頼者さまは妻子ある男性と関係を持ってしまい、奥様から300万円の慰謝料を請求されてしまったんです。
依頼者さまは男性が既婚者だとは全く知らず、いきなり弁護士から慰謝料請求の通知書を受け取り、非常に動揺して私のもとへご相談にいらっしゃいました。


――依頼者にとっても寝耳に水の出来事だったのですね。どのように解決したのでしょうか?

慰謝料請求を取り下げてもらうには、男性が既婚者だということを、依頼者さまが知らなかったと証明する必要があります。
私はまず、依頼者さまに過失がないことを明らかにする証拠集めから始めました。


――既婚者だと知らなかったと証明するのは、正直難しそうですよね。

そうなんです。一般的に既婚者の男性と交際をしていたら、土日は会えない、家に遊びに行けないなど、「もしかして既婚者なのではないか?」と疑う余地があることが殆どでしょう。
しかし本件では、男性がかなり巧みに偽っていたんです。

そもそも依頼者さまは、独身者が集まる婚活の場で男性と出会っていました。
そこにいる男性がまさか既婚者だったなんて、思いもしないですよね。
私は、依頼者さまが男性と出会ったきっかけや交際中の様子をしっかり聞き取り、男性とのLINEのやり取りに至るまでくまなくチェックし、依頼者さまに過失がなかったという確固たる証拠を揃えて、交渉に臨みました。


――結果、どうなったのでしょうか?

抜かりない証拠と主張を用意して交渉したこともあり、依頼者さまに過失はないと、相手方にすんなり認めてもらうことができたんです。
結果的に300万円の請求は全て取り下げられ、2週間程度のスピード解決が実現できました。


――依頼者の反応は、いかがでしたか

依頼者さまはある程度の支払いは免れないだろうと覚悟していたので、この結果に非常に驚き、大変喜んでくださいました。

不貞の慰謝料は、故意過失が無ければ支払いを拒否できます。
でも法律知識がなければ、相手の圧に負け、言われるがまま支払ってしまうかもしれません。正しく法律を理解することは、自分を守ることにもつながります。
どうせ無理だと決めつける前に、諦めないで私にご相談ください。

04 今後の展望、メッセージ

当事者にしこりを残さない。感情を理解し、円満解決を目指す
――今後の展望を教えてください。

全国どこにいても気軽に依頼していただける弁護士でありたいです。
最終的には、47都道府県全てに依頼者さまがいるという状態を目標にしています。

司法過疎の問題は未だ深刻です。
私のフットワークの軽さを活かし、弁護士へのアクセスを少しでも良くしたいという思いを胸に、今後も活動を続けていきます。


――最後にメッセージをお願いします。

弁護士に相談したら法律で一刀両断されるんじゃないかと、恐いイメージを持たれる方もいるでしょう。
でも私は、単に法的な視点だけで「できる」「できない」を判断し、依頼者さまを突き放すことはいたしません。
法律は、トラブル解決のひとつの指針に過ぎませんし、当事者の感情や正義など、法律以外の部分が解決のキーになることもあるからです。

しこりを残さない円満解決を目指して。
私は法律を柱にしつつも、依頼者さまの気持ちを大切にしてお話を進めさせていただきます。
ぜひ肩の力を抜いて、オンラインでも対面でも、お気軽にご相談ください。
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