詐欺・消費者問題の事例紹介 | 田中 貴大弁護士 銀座銀中通り法律事務所

取扱事例1

• 契約解除・契約取消

【クーリングオフ】２００万円の講座受講料の全額返金を獲得できた事例

依頼者：４０代女性

【依頼前】
英語がうまく話せるようになりたいという気持ちから、語学教室を契約した女性からの相談です。
入塾してみると、講師の予定が全然とれず、テキストも誤植だらけで内容も期待外れのものとのこと。
しかし、契約から既に半年が経過してしまっている事案でした。

【依頼後】
まず、契約書等を見ると、クーリングオフの説明が不十分であることがわかりました。
そこで、内容証明を発送し、契約をクーリングオフすると通知しました。
相手の会社は、クーリングオフ期間は過ぎていると反論しました。
しかし、クーリングオフの案内が不十分であることから、クーリングオフ期間は経過していないことを徹底的に主張しました。
結果として、相手の会社はクーリングオフを認め、満額の返金に応じました。

【コメント】
８日間又は２０日間のクーリングオフ期間を経過していたとしても、クーリングオフができる場合はあります。
弁護士にご相談の上、その可否を見極めることがとても大切です。