まつお こうたろう
松尾 耕太郎弁護士
F&J法律事務所
淀屋橋駅
大阪府大阪市中央区高麗橋2-5-10 アイケイビル6階
インタビュー | 松尾 耕太郎弁護士 F&J法律事務所
離婚や相続など一般民事の実績は多数。相談者と心ひとつに最善を目指す松尾耕太郎弁護士
F&J法律事務所の松尾耕太郎(まつお こうたろう)弁護士。
10年を超える弁護士歴のなかでさまざまな事案を解決してきました。
しかし、どれだけ経験を重ねても二つとして同じ事案はなく、常に新鮮な気持ちで相談者と向き合っているそうです。
そんな松尾先生に、弁護士としての実績や強み、悩みを抱える人の伝えたいメッセージなどを伺いました。
10年を超える弁護士歴のなかでさまざまな事案を解決してきました。
しかし、どれだけ経験を重ねても二つとして同じ事案はなく、常に新鮮な気持ちで相談者と向き合っているそうです。
そんな松尾先生に、弁護士としての実績や強み、悩みを抱える人の伝えたいメッセージなどを伺いました。
01 弁護士としての実績
男女問題の累計相談件数は500件以上。離婚や遺産相続など一般民事に精通
――はじめに、松尾先生がこれまで主に担当された事案について教えてください。
以前別の事務所に在籍していたときから、離婚や、配偶者の不貞行為による慰謝料請求、交際相手からの暴力や嫌がらせ、ストーカーといった男女問題や、相続、遺言、借金、債務整理、交通事故など、一般民事や家事事件を中心に扱ってきました。
当事務所に入所してからは、それらの家事事件や一般民事事件に加え、債権整理などの金銭にまつわる問題や、不動産問題、損害賠償請求などに関するご相談が増えてきています。
――これまでに相談を受けた件数は累計でどれくらいでしょうか?
特に多く対応してきた離婚や男女問題については500件を超えるご相談を受けてきました。
一言で離婚問題といっても、「親権が欲しい」「慰謝料が欲しい」「共同名義の不動産を処理したい」など、相談者によって求めることは異なります。
対応実績が豊富だからといって悩みを型にはめることなく、常に新しい気持ちで相談者お一人おひとりと向き合っています。
02 大切にしていること
「家族に知られなくない」問題解決とともに相談者の感情の救済も目指す
――離婚問題に取り組むときに意識していることはありますか?
相談者の要望に合わせて、その方の利益を最大限に守ることが弁護士として第一のミッションですが、同時に感情面でも可能な限り救済できるように努めています。
なかには相談に来られて椅子に座った瞬間、堰を切ったように相手に対する不満や憤りを話し始める方もいます。
そんなときはどれだけ話が脱線しても遮ることはせず、その方が思いの丈を出し切るまで耳を傾けます。
人は悩みを誰かに話すことで気持ちが楽になるという面もあるでしょう。
相談者の心が落ち着いたところで、状況を整理して要望を聞き出し、解決策の選択肢をお伝えしていきます。
――問題解決を急ぐのではなく、時間をとって相談者の気持ちと向き合うということですね。
そうですね。最善のゴールを目指すうえで、相談者と弁護士の信頼関係が構築できていることは絶対条件。
相談者に心を開いてもらえないまま進めた結果、相手方との交渉の途中で相談者に隠し事があることがわかってしまうと、結果的に相談者の不利益になったり、解決に時間がかかったりしてしまいます。
信頼関係ができていれば、ネガティブなことも含めて相談者の事情を受け止めたうえで、例えば「弁護士に離婚の相談をしていることを家族に知られたくない」といった要望にもできる限り対応しようと努力できます。
03 弁護士になるまでの経歴
弁護士歴は10年以上。東京でキャリアをスタートした後、地元大阪へ
――松尾先生が弁護士になるまでの経歴を教えていただけますか?
法学部を卒業後、何度か司法試験にトライして2005年に合格し、研修期間を経て2007年に東京弁護士会で弁護士登録をしました。
――弁護士のキャリアは東京でスタートしたのですね。
はい、東京の事務所で11年ほど勤め、2018年に地元大阪に戻って大阪弁護士会へ登録を変更しました。
その後、縁があって今年(2020年)の5月に当所に入所しました。
――やはりいつかは大阪に戻りたいという気持ちがあったのでしょうか?
そうですね、子どもの頃から一度は東京に出てみたいと思っていたので東京で弁護士としてのキャリアをスタートさせましたが、同時にいつかは地元に戻って法律で地域の役に立ちたいと気持ちがありました。
04 相談者へのメッセージ
最善の解決策を選べるよう早めのご相談を
――弁護士として仕事のやりがいを感じるのはどんなときでしょうか?
もちろん問題が解決したときはやりがいを感じますが、私の場合、相談者の話を聞くことそのものが好きです。
先ほど申し上げた通り、一般民事は感情的な問題も関わることが多いですが、そうした人間臭いやりとりも含めてこの仕事にやりがいと使命を感じています。
――寄り添おうとする気持ち、相談者にとってとても心強いはずです。しかし、一般的に弁護士の先生は敷居が高く、気軽に相談しにくいというイメージがあると思います。
私もそれは課題を感じています。
早く相談にきてもらえればさまざまな解決策を提案できますが、時間が経つにつれて選択肢は限られてきてしまいます。
例えば、相続における遺留分請求では、遺留分侵害の事実を知ってから1年以内に遺留分減殺請求権を行使しないと、遺留分減殺請求権は時効により消滅してしまうなど請求ができなくなることもあります。
――早期に相談することで解決策の選択肢が広がるのですね。それでは最後に、改めて相談者の方に向けてメッセージをお願いします。
弁護士に相談することを、悩んだ末の「最後の決断」と考えないでください。
あなたが最善の決断をできるようにサポートするのが私の役目です。
気持ちや思考を整理していくところからお力になりたいと思いますので、まずはぜひお気軽にご連絡ください。