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はら ゆうた
原 悠太弁護士
RHA法律事務所
京急蒲田駅
東京都大田区南蒲田2-16-2 テクノポート大樹生命9階
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インタビュー | 原 悠太弁護士 RHA法律事務所

獣医師資格もつ弁護士、愛称は「はらっこ」。顧問弁護100社超、個人案件でも偉業

獣医師の資格を持つなど、ユニークな経歴を辿ってきたRHA法律事務所の原悠太弁護士。中小企業の顧問経験は100社を超え、土壇場の保釈決定など個人向け案件でも数多くの困難事案を解決してきました。事務員から「はらっこ」の愛称で親しまれるフランクな人柄も依頼者から好評のようです。

01 弁護士になるまでの日々

獣医師から弁護士の道へ。「見返してやる」と誓った日


ーー驚いたことに、獣医師の資格を持っていらっしゃるのですね。

士業家庭で育ったので、両親からは同じように士業になることを期待されていました。ただ、昔から動物が大好きで、子どもの頃に飼っていた愛犬が亡くなったことがきっかけで、獣医師を目指すことにしたのです。両親の反対を押し切って、東京から北海道にある大学の獣医学部に進学しました。

無事に国家試験も合格。ただ、実は猫アレルギーがひどくて、獣医師の道をあきらめざるを得なくなってしまったのです。

ーーそれは非常に残念でしたね…

それから、今度は弁護士を目指す日々が始まります。士業の中でも、動物の仕事に関われる可能性が一番高そうだったからです。

法学の知識がまったくないゼロからスタートです。ロースクールには法学部出身の学生がたくさんいて、彼らと比べれば素人同然の劣等生でした。悔しいことに、「こんなこともわからないの?」と笑いものにされるようなこともありました。でも、ずっと心の底で「見返してやる」という思いでいましたね。そして猛勉強の末、弁護士になることができたのです。

02 得意にしている分野【法人】

中小企業顧問を100社超、大型の債権回収訴訟も


ーー弁護士になってからは、おもにどんな事件を扱ってきたのでしょうか?

中小企業の顧問弁護士として、企業法務を中心にキャリアを積んできました。法人破産もよく扱っていましたし、ほかにも相続など個人案件も積極的に受けています。

当時働いていたのは設立されたばかりの事務所だったので、まだ新人だった私も1年目から即戦力扱いでした。「とにかく全部やってくれ」という感じで、どんな案件も最初から最後まですべて任されていましたね。

ーー1年目から即戦力として働かれていたのですね。

毎月何百件という膨大な相談をお受けし、それを私を含め弁護士6人くらいで回していました。

私自身の受任件数は、多いときで顧問先を30社以上、訴訟と調停を20件ずつ抱えながら、さらにそれ以外の新規のご相談もお受けしていました。これまで担当した顧問先は、トータルすると100社を超えます。数千万円規模の債権回収訴訟など、大型事件を処理した経験もあります。

相当多くの案件を任されていたので、当時は十分寝られないほど忙しかったですね。ただ、ハードだった分、弁護士になって3年でこうして独立できるほどの力を付けられたのでしょう。とても貴重な3年間でした。

独立後も、中小企業法務は重点分野の1つとして、IT系や建設会社などを中心にサポートさせてもらっています。また、会社や経営の知識を生かして法人破産も積極的に受任しています。

03 得意にしている分野【個人】

残業代請求相手の社長から、顧問弁護を逆オファー


ーー個人向けの事件はどうでしょうか?

こうして多くの顧問弁護をしていると、顧問先の社長や従業員から個人的なご相談をいただくことがたくさんあるんですよ。

そういう経緯でご依頼いただくケースも含めて、個人の方々からも離婚・男女問題、借金、労働事件、相続、刑事など、いろんな案件を受けてきました。

ーーそのなかで、印象的なエピソードをぜひ聞かせてください。

残業代請求の事件についてお話します。結果は未払いの残業代に上乗せした金額を支払ってもらうことで和解でき、とても満足できる内容だったのですが、その後予期せぬ展開が待っていたのです。

相手の社長から「顧問弁護士になってほしい」とお願いされたのです。これにはさすがに驚きました。社長にとっては、私は厄介者だったはずです。理由を聞くと、依頼者のために必死に働く姿に感動してくださったようなのです。

ーーそれは驚きました。そんなことがあるのですね。

過去には刑事事件でも「画期的だ」と驚かれるような結果を出したことがあります。普通に考えたら保釈なんて認められないような状況から、保釈を実現させたのです。

被疑者は、同じ性犯罪を過去に7回も繰り返していた男性でした。私に声がかかったのは、執行猶予中にまた同じことをしてしまい、勾留されたタイミング。何度も繰り返しているので勾留取り消しは当然通らず、検察による勾留延長への異議申し立ても通りませんでした。

そして、いよいよもう公判を待つしかないというような状況に追い込まれたのです。ただ、私はあきらめませんでした。


ーーそんな厳しい状況から、保釈を実現させたのですか?

決め手になったのは、保釈請求のための裁判官への説得と、入念な資料の準備です。

まず行ったのが、被疑者の家族全員に会いに行って、身元保証人の書類にサインしてもらうこと。さらに、家族に前もって保釈金の用意もしてもらいました。被疑者本人とも何度も面会しました。彼はいずれも電車内で犯罪に及んでいたのですが、電車には絶対に乗らないことなどを記した誓約書を用意したのです。

そうやってすべて揃えた状態で、起訴が決まったその日のうちに徹夜で保釈請求書を書き上げ、明け方に裁判所に提出。その後の裁判官との面談を経て、翌日に保釈決定が出たのです。

それによって被疑者との面談も自由にできるようになり、公判に向けてしっかり準備することができました。実刑判決にはなってしまいましたが、それでも求刑3年を1年半まで減刑できたのです。

04 依頼者との向き合い方

愛称は「はらっこ」。LINEで即返答、夜中も対応


ーー依頼者のために全力投球する。そんな姿勢が伝わるエピソードです。

私たちの仕事は、依頼者との信頼関係で成り立っています。どうやっていい関係を構築し、信頼していただくか。これは私が一番大事にしていることです。

依頼者が弁護士を頼ることは、一生に一度あるかないかの重大事です。「不安で、怖い」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

そんな不安や恐怖を払拭するために、私は初回相談で依頼者の期待をいい意味で裏切りたいと思っています。「話しやすい人で驚いた」「想像していた弁護士のイメージと違った」。そういう一言を言っていただくことを、初回相談ではいつも目標にしているのです。

ーー初回相談で一気に打ち解けることも多いのですね。

ご依頼後いただいた後の親密なやり取りも欠かせません。すぐにLINEで連絡を取り合うようにします。企業の社長さんであれば、チャットでやり取りすることも多いですね。

返答も素早く、夜中でも返信します。基本は私が直接対応しますが、事務局のスタッフもグループに入れているので、万が一私がすぐに反応できない場合はスタッフが返答するので安心です。

ーーすぐに連絡を取り合えるのは安心ですね。

私は、依頼者にとって常に身近な弁護士でありたい。「先生」と呼ばれることもあまり好きではなく、事務所のメンバーからは「はらっこ」と呼ばれています。以前在籍していた事務所時代につけられたニックネームで、名字の「原」と動物の「ラッコ」をつなげて「はらっこ」という意味です。

この愛称が生まれたきっかけは、入所した際の新人挨拶でした。緊張しがちな場面ですが、空気を和ませようと当時ハマっていたラッコのウンチクを語りまくったのです。そしたらみんな爆笑してくれて。

実は今日のネクタイに、ラッコのイラストが描かれているんです。その事務所を辞めるときに、事務局のメンバーがプレゼントしてくれたんですよ。ネクタイと一緒に寄せ書きも贈ってくれました。そんな風に送り出された弁護士は私が初めてだったようで、とてもうれしかったですね。

05 今後の方針

獣医師や病院の顧問弁護を増やしていきたい


ーーこれから新たに注力していきたいテーマはありますか?

フリーランスなどの獣医師や病院関係の顧問を増やしていきたいですね。

一般企業と比べると弁護士が必要なケースはそれほど多くないかもしれませんが、そうはいっても動物の命を扱う職業ですし、動物愛護法をはじめ法律も深く関わる分野です。

実は、動物をめぐる訴訟は和解しづらく、紛争が長期に及んでしまうことが少なくありません。最大の原因は、被害者と加害者の温度感の違いだと思っています。病院側は「ペット」として考えることが多いですが、飼い主にとっては「家族」なんですよね。動物も法律もよく知る私だからこそ、お役に立てることがたくさんあるはずです。

ーー最後に、理想の弁護士像を聞かせください。

理想は、困ったときに真っ先に思い浮かべていただけるような弁護士になることです。「はらっこ」と呼んでいただくかどうかは別として、依頼者の方々にはそれくらいフランクに感じていただける存在になりたいですね。

この事務所も、依頼者が気軽に、場合によってはちょっと遊びに来るくらいの感覚で来てきていただけるような、アットホームな場所にしていきたいと思っています。
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