隣家の居酒屋の騒音問題

私達は昨年末に現在の戸建てをを購入して引っ越してきました。
 隣家の1Fには大家が住んでおり、同じ階の1室を居酒屋に貸しております。
 その居酒屋が、年が明けて新年会やら、飲み会等で1月中は夕方19時から大騒ぎをしていて、ちょうど
居酒屋の窓、隣接している自宅のサッシのある辺りから、酔っぱらった人々の怒号の様な声や、笑い声、
喚き声などが聞こえてきました。とてもではありませんが通常では聞いていられない程でした。
時には拍手なども起こり私達の家で宴会をされていると錯覚する様な状況でした。
22時半ころになっても宴会は終わるどころか爆発的に盛り上がっていて家内と居酒屋に来ている様な
状態でしたので直ぐに110番通報しましたところその日は静かになりました。

 後日私達は大家さんに居酒屋に注意して欲しい旨を伝えましたが、居酒屋へ賃貸しているけど
管理会社などは介していなく、契約上の事は敷金礼金はもらわないで建具や工事、メンテナンスなどは居酒屋が
自分たちでやるとの事で合意できていると聞きました。
 その後居酒屋はコロナで休業しており、9月上旬より再開していますが、開店した日は20時半頃から22時半頃にはお酒も回ってきたのでしょうか、かなり大声で話をする様になり声や拍手など、うるさくて普通の生活ができませんでした。
※年始の騒音事件があって以来私達は隣家側の窓を全て、グラスウールという吸音効果のある素材のボードを購入して
 塞ぐようにしました。ただそれでも気休め程にしかなりません。無いよりはマシでした。(6万円程)

 そして少しでも防音性を高める為に隣家側の窓を全て無くして壁にする施工や、居酒屋の騒音が回り込んでくるので
反対側の窓を防音のサッシに交換する事、玄関の防音性を高める為に玄関ドアを新しくして今あるスリガラスを取っ払い壁にする事など防音性を高める為にいろいろ専門の施工業者さんにみていただきました。全部行う事で約○00万円もの大金がかかるとの事です。ただ結論としてはその施工を行っても、防音しきれないという事でした。
 
警察にも相談し「今後はうるさかった直ぐに110番してください。」という事と
「絶対に直接対話はしないでください。」というアドバイスをいただきました。
 そして区役所にも営業許可証を発行している関係から実状を伝えたところ、居酒屋のある住所は「近隣商業地域」
という用途地域で居酒屋などでも日中は60デシベルまで、23時~翌5時までは50デシベルまでの音量でなければ
違法(条例違反)になるとの事でした。そしてその騒音のレベルは境界での測定値との事でした。
 そして区役所の方からは居酒屋へ「近隣から苦情が出ているので防音の施工をして欲しいとの要望が出ている。」
と伝えていただきました。私は先日の9月の開店日のうるさかった時に区役所の方からアドバイスをいただいた通りに境界のこちら側で騒音計で測定してみたところ、平均して優に60~80デシベルはありました。
(完全にアウトです。)
 明らかに居酒屋のところの窓は木枠であり、老朽化もさる事ながら、抑々防音などという事には全く配慮していない造りで周囲の家に騒音などで迷惑をかけないで飲食店を開業できる状態では無いと思います。(にもかかわらず最近では私達の家側の窓をあけて営業しております)
 調べたところによりますと窓を壁にする事でどの程度音量が下がるかというと大体15~30(最大で40)デシベル減衰するとの事で先ほどの騒音レベルからも私達の家の方の施工だけでは防ぐ事が難しいという結論になります。
 大家からは1回、区役所からは2回、警察に110番通報を4回しております。これだけ注意を受けても居酒屋の方では一向に改善されるような雰囲気がありません。それどころか従業員が自宅のまわりをうろついたり、店主が帰宅時間を見計らって外で携帯電話で話をしているふりをして私達の生活を監視しているような動きをしています。早期解決に向けて何とかしたいです。よろしくお願い致します。

一般的な流れは、民事調停申し立て、不調なら訴訟になります。
いずれも慰謝料と相手がなすべき防音対策を講じることを求めること、
あるいは営業時間の短縮を求めることになるでしょう。