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さとう みつこ
佐藤 光子弁護士
虎ノ門法律経済事務所 札幌支店
大通駅
北海道札幌市中央区北1条西3丁目3 ばらと北一条ビル3階A号室
対応体制
  • 初回面談無料
  • WEB面談可
注意補足

初回相談無料は離婚・男女問題、相続・遺言、交通事故のご相談のみとなります。

インタビュー | 佐藤 光子弁護士 虎ノ門法律経済事務所 札幌支店

アメリカ留学、家裁調停委員、スクールロイヤー、SDGs経営。人や社会と向き合い続けた約25年の軌跡

50年を超える歴史を誇り、全国に多くの支店と弁護士を揃える虎ノ門法律経済事務所。
札幌支店に在籍する佐藤 光子(さとう みつこ)弁護士は、キャリアが約25年に及ぶベテランです。
個人、企業案件とも幅広くカバーし、家庭裁判所の調停委員、公益財団法人の理事なども歴任。
判例雑誌に載るような勝訴判決も手にしてきました。
「どんな悩みも、安心していつでも相談してほしい」。
熱心にそう語りかけるメッセージには、どんな思いが込められているのでしょうか。

01 キャリアの歩み

東京で約20年過ごし、再び故郷の札幌へ。アメリカで気候変動などを研究

ーー弁護士歴は約25年に及びます(2025年3月現在)。その足跡を教えていただけますか?

最初の3年半は札幌市内の事務所に所属し、その後東京に移って21年間、弁護士業務をしています。
都内の事務所で経験を積み、再び札幌に戻ってきたかたちです。
札幌は、私が生まれ育った場所です。
また地元のお役に立てるのは、本当にうれしいですね。

民事に家事、刑事、企業法務と、駆け出しの頃からさまざまな事件に携わってきました。
行政事件や医療事故、ペット法務、さらには自治体の教育委員会の顧問やスクールロイヤー(いじめや不登校など学校内の問題について助言する弁護士)などの経験もあります。


ーーさらに、その間にアメリカに留学されたそうですね。

イリノイ大学ロースクールに研究員として1年、その後ボストン大学ロースクールに1年半通って修士課程を卒業しました。

イリノイ大学で研究していたのは、アメリカの再生可能エネルギー関連法です。
以前から日本弁護士連合会の委員会で環境法を扱うなど、環境問題に関心があったんです。

当時はまだ、企業もサスティナビリティを今ほど重視しておらず気候変動なども今ほど関心を持たれていませんでした。
再エネなどを先駆けて研究できた経験は今、気候変動を含めた企業のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みをサポートするうえでも役立っています。

02 取扱分野と強み

家裁調停委員を経験、離婚や相続にも精通。企業顧問だけでなく個人向け顧問サービスも

ーー現在はどんな事件を重点的に扱っていらっしゃるんですか?

個人、企業案件とも幅広く扱っています。
個人案件でいえば、離婚や相続、交通事故、不動産、労働問題、医療事故、金銭トラブルなどです。

法律問題の解決は、一筋縄ではいきません。
たとえば交通事故の案件では、民事と刑事が両方絡んでくることもあります。
相続案件で不動産の知識が必要なこともあります。複雑に絡み合った糸をほぐすには、特定の分野に詳しいだけでは十分とはいえません。
事案を広く見渡し解決への道筋を示す、総合力が求められます。

私は約25年間、いろんな事件を目にしてきました。
様々な事案に柔軟に対応し、ベストな解決策を探し出す。
その引き出しの多さや経験値の高さが、強みだと思っています。


ーーおっしゃる通りだと思いますし、依頼者は頼もしく感じるはずです。

そのうえでぜひお伝えしたいのは、「相談しようかどうしようかと迷ったら、まずはご相談いただきたい」ということです。

ご自身が抱えている悩みが、法律問題に当たるのかどうか見当がつかない。
いざ相談するにしても、どこからどう説明していいかわからない。
そう不安に感じたり、心配になったりする方は少なくないはずです。

そのお気持ちは、私もよくわかります。
私も病院に行くときは、医師が親身に話を聞いてくれるのか、ちゃんと自分の症状を医師に伝えられるだろうかなどと、不安に思うこともあります。
初めて法律相談をする方も、きっと同じ心境だと思うのです。


ーーだからこそ、佐藤先生は様々な相談を温かく迎え入れると。

相談時には、不安や疑問も、お聞きしますので、心配せずに気軽にご相談いただけたらと思います。

それは、必ずしも問題発生後でないといけない理由もありません。
たとえば、離婚も「する」と決めてからではなく、迷っている段階でのご相談も歓迎です。
前もってメリットやリスクを把握できれば、いざというときの準備や選択肢を用意しておくことができますからね。

そのためにも、個人の方々向けの顧問サービスをご用意しています。
企業の顧問弁護士のように、継続的にご相談いただけるサービスです。
トラブル防止の観点からも、ぜひ活用いただけるとうれしいですね。


ーー事前の備えが大事。それは、たとえば相続でも同じことがいえそうですね。

遺言書を作成しておくなど、相続も早めの対策がカギを握ります。

その相続や離婚については、家庭裁判所の調停委員を務めたこともあり、中立的な立場からも当事者双方の言い分に耳を傾けてきました。

どちらも、お互いの感情が激しくぶつかり合うケースが少なくありません。
ですから余計に、一人ひとりのお気持ちに寄り添いながら、時間をかけてじっくりお話を聞くようにしています。
胸につかえた思いを、安心して私に打ち明けていただきたいですね。

03 事件解決のスタンス

高裁レベルでペット関連事案の勝訴判決も。徹底調査でこじ開けた壁

ーーほかにも、弁護士として大切にしていることはありますか?

お引き受けしたからには、結果を出すために徹底的にリサーチしたりと、あらゆる手を尽くすことです。

ひたすら資料や文献を読み漁り、ふとした瞬間に決定的なヒントや証拠を見つけ出すーー。
映画などでよく出てくるようなシーンですが、現実にもそんな奇跡のような瞬間に出くわすことがあります。

滅多にあるわけではないですが、それくらい覚悟を決めて、根気強く、しつこく調査するのが私のモットーです。


そんな風にとことん探究する過程に、やりがいを感じることもありますし、成果があったときはうれしいです。


ーー探究心が旺盛なんですね。実際、これまでそうやって難題をクリアしてきたと。

たとえば、ペットの医療過誤で飼い主の代理人として損害賠償を求めた訴訟で、高裁レベルで勝訴判決をいただいたこともありますが、伝手(つて)をたどって何人もの獣医師から聞き取り調査を行ったり、獣医学部のある大学の図書館で文献を読み込んだりと、入念なリサーチが奏功した結果でした。


ーー話は変わりますが、企業法務についても強みなどをお聞きできますか?

顧問先の法務については、各業界・業種に関わる法律やその改正、管轄する行政の動きなど、常に情報収集に努めスピーディーに対応できるようにしています。

とくに詳しい領域のひとつが、食品関連です。
食品表示に関する資格(中級食品表示診断士)を持っており、機能性表示食品に関してや、食品衛生や安全に関する対応のほか、フードロス対策にも取り組んでいます。
さらに、医療やペット、学校など特殊な法務の経験も豊富にあります。

それと、長く関わってきた環境分野など、サスティナビリティの分野に詳しい点もお伝えしたいです。
気候変動をはじめ、SDGsやESG(環境・社会・ガバナンス)、ビジネスと人権など、地球環境や人権に配慮した経営がかつてないほど求められています。
それも、大企業だけでなく中小企業にとってもです。
顧問弁護士や社外役員もそのような視点を持つことが求められており、これまでの私の経験は企業の仕事でもお役に立てると思います。

04 依頼者への思い

困っている人の力になりたい。覚悟を胸に、これからも歩み続ける
ーー多岐にわたる活動は、目を見張るものがあります。そもそも、原動力はどこにあるんでしょうか?

根底にあるのは、「困っている人の力になりたい」という単純な思いかもしれません。

医療ミスで大切な人を失った方、交通事故で重度の障害を負った方のご家族。
奈落の底に突き落とされたような気持ちの方々が、弁護士の下には相談にらっしゃいます。弁護士への依頼は一生の一大事という方も多いと思います。
無事に事案が解決し、依頼者に笑顔が戻り、一緒に喜び合う瞬間。
それは、私にとって何物にも代えがたい格別な時間です。
それが原動力になっている気がしますね。


ーー依頼者の苦しみに寄り添い、最後は笑顔になってもらう。本当に心強いですね。

ひとりでも多くの方々に笑顔になっていただけるよう、これからも一つひとつの事件に気持ちを込めて、全力で向き合っていきたいですね。

札幌や北海道にお住まいの方々はもちろん、当事務所には東京をはじめ全国に数多くの支店があります。当事務所に所属する税理士、司法書士、社労士など弁護士以外の専門家にも気軽にアクセスできます。
少しでも気になることがあれば、迷わずSOSを届けていただきたいですね。
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