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さいとう ゆうき
齋藤 優貴弁護士
弁護士法人リベルタ総合法律事務所
北浜駅
大阪府大阪市中央区今橋1-7-19 北浜ビルディング10階
対応体制
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インタビュー | 齋藤 優貴弁護士 弁護士法人リベルタ総合法律事務所

破産や任意整理に強く、借金の相続放棄もサポート。交通事故の交渉も得意とする大阪の代表弁護士

大阪を拠点に約15年にわたって、悩める人たちと向き合ってきた弁護士法人リベルタ総合法律事務所の齋藤 優貴(さいとう ゆうき)弁護士。
キャリアのはじめは交通事故の経験をみっちり積み、その後は借金問題でも依頼者の窮地を何度も救ってきました。
現在は新たに、相続放棄やフリーランス支援にも乗り出しています。
元警察官や元裁判所書記官をはじめ、多彩なキャリアを持つスタッフが脇を固め、依頼者を力強くサポートする弁護活動に迫ります。

01 これまでのキャリア

大阪市内に開業して約15年。交通事故を柱に成長、東京と福岡にも拠点

ーーはじめに、弁護士としてのキャリアの歩みについてうかがいます。

最初に就職したのは、交通事故にほぼ特化した大阪市内の法律事務所でした。
被害者の立場から、弁護士ひとり当たり120件ほどの案件を同時に抱えていました。

その件数は、大阪市内でトップクラスの多さだったはずです。
あの数年間は、とにかく忙しかったですね。
ただ、その分みっちり力をつけることができました。


ーー同時に約120件ですか。ずいぶん鍛えられたでしょうね。

それと、当時は被害者側に加え、保険会社の顧問も引き受けていたんです。
その内情を知ることができたのも大きかったですね。

被害者側に立ったときに、保険会社がどんな手を打ってくるか、予測しながら交渉を有利に進められるからです。
こうして独立した今、その経験は交通事故を扱ううえで役立っています。

現事務所を立ち上げてから、もうすぐ約15年を迎えます(2024年12月現在)。
開設当初は、交通事故を軸に実績を積み上げてきました。
現在は東京と福岡にも事務所を構えています。

02 得意分野と強み①

深刻化する借金問題。元警察官や元裁判所書記官、スタッフ総出で全面支援

ーー現在、重点的に扱っている分野を教えてください。

近年、交通事故を上回る勢いで増えているのが借金のご相談です。
とくにここ数年は、かなりの数のご依頼をお受けしてきました。

背景にあるのは、新型コロナや物価高騰です。
毎日のようにご相談を受けていると、その深刻さがひしひしと伝わってきます。
お子さんの病気や障がい、親御さんの介護などから、貧困状態に陥ってしまっているような方々も少なくありません。


ーー瀬戸際まで追いつめられている人がたくさんいると。

「明日生き延びられるだろうか」。
そんな不安が頭から離れず、気が休まらない日々を過ごしていらっしゃいます。

なかには極度に追いつめられ、自殺未遂を図ろうとしてしまう方も何人かいらっしゃいました。
たとえば以前、朝出勤してLINEをチェックしたときのことです。
「今、崖の前にいます。飛び降りたら楽になれると思って。でも、怖くて勇気が出ません」。
そんな切実なメッセージが入っていたんです。


ーー緊急事態ですね。どうされたんですか?

慌ててすぐにお電話しましたよ。
ひとまずご無事だったので安心しましたが、まだ外出されたままだと。
ですから、「まずはご自宅に戻って、落ち着いてお話しましょう」「気になることがあれば、一緒に手立てを考えましょう」とお伝えして、なんとか事なきを得ました。

後日、無事に破産手続きを済ませ、借金を帳消しに。
依頼者さまは、なんとか生活を再建しようと歩み出していかれました。


ーーそれはよかったです。齋藤先生もホッと一安心されたのではないですか?

そうですね。
なんとかピンチを脱し、背中を押すことができてよかったです。

依頼者さまは一人ひとり、周囲には打ち明けられない複雑な事情を抱えておられます。
私たち弁護士は法的な手続きだけでなく、心の声にも耳を傾けながら親身に寄り添うべきです。

その点、当事務所はスタッフ総出でみなさまをサポートさせていただいています。
たとえば、元警察官のスタッフです。
地方の交番に長く勤務し、住民の相談に乗ってきた心優しい人間です。
手続きの面でも、裁判所書記官をやっていた心強いスタッフがいます。

場合によっては、生活保護の受給など福祉の現場につなぐ必要があるケースもあります。
一人ひとりの状況に応じて、どんな支援をすべきか。
みんなで知恵を出し合って、依頼者さまを最大限バックアップする。
そんな懐の深さのようなものが、当事務所の持ち味だと思いますね。

03 得意分野と強み②

債権者との交渉に強く、任意整理も。借金を引き継がないための相続放棄

ーー先ほど触れていた依頼者への思いは、心が温まるお話でした。

その借金問題ついて、もうひとつお伝えしたいことがあります。
どうしても破産を避けたいという方には、任意整理のお手伝いもできる限りさせていただいていることです。

任意整理とは、裁判所などを通さずに貸金業者やカード会社などと直接交渉し、利息をカットするなどして毎月の返済額を減らす手続きのことです。
ただ、破産よりも煩雑なせいか、十分検討せずに自己破産を勧める弁護士が少なくないと聞きます。

確かに、債務が大きければ何社もの債権者と交渉しなければならず、簡単ではないのは事実です。


ーーそれでも、可能性がある限り手を尽くすべきだと。

なんとか債権者に譲歩してもらえるように、粘り強く働きかけ、折り合えるギリギリのラインを探っていくんです。

交渉は一筋縄ではいきませんが、私にはこれまで数々の任意整理を手がけてきた実績とノウハウがあります。
腹の探り合いをしながら、大事な局面でグッと強く押し込む。
そうした駆け引きには自信があります。
交通事故でも、保険会社との交渉を山ほど経験してきましたからね。

そこまでやっても、どうしても債権者の理解が得られないことも正直ありますよ。
でも、最後までやり尽くしてダメなら、依頼者さまも納得できるはずです。
何よりも大事なのは、依頼者さまのお気持ちです。
それを踏まえて、できることをやるのが私のモットーなんです。


ーーほかに現在、力を入れている事件はありますか?

相続にも注力しており、とくに相続放棄について悩んでおられる方が多いようです。

相続放棄は、借金問題も絡んでくるんですよね。
亡くなった方が借金を残していた場合に、お子さんなどの相続人に引き継がれてしまうからです。
それを放棄するには、亡くなったことを知った日から3ヶ月以内に手続きしなければなりません。

ただ、それを過ぎてから初めて借金があることを知るケースも多く、「もう過ぎてしまった」と慌ててご相談にいらっしゃる方が少なくないんです。


ーーそういう場合は、放棄したくてもできなくなってしまうんですか?

いいえ、必ずしもそうではありません。
なぜ亡くなったことを認識したのが遅れたのか、なぜ借金があったことを知りえなかったのか。
やむをえない事情があったことを裁判所に認めてもらえれば、例外的に放棄できます。

それには、具体的な事情を記載した書面を提出し、説得的に説明しなければなりません。
不受理になるリスクを避けるためにも、弁護士に任せていただいた方が安心できるはずです。

借金に限らず、昨今は相続した土地や建物の管理に頭を抱えておられる方も多いと聞きます。
それについても不動産業者などと協力しながら、解決策をご提案させていただきます。

04 依頼者への思い

「心に明かりを灯せるように」。フリーランスの法務もサポート

ーーお仕事以外のことについてもお聞きします。ご趣味などはありますか?

スポーツ観戦です。
昨シーズンまで、男子プロバスケットボールのBリーグに所属する「大阪エヴェッサ」のスポンサーをやらせてもらっていたんです。
現在も年間シートを購入しており、事務所のスタッフとよく試合を観戦しています。

同じく、プロ野球「オリックス・バファローズ」の本拠地・京セラドームの個室観戦チケット契約も。
スタッフみんなで試合を観ながら食事をして、懇親を深めているんです。


ーー風通しのいい職場なんですね。チームワークのよさが、依頼者への温かい対応につながっているように感じました。

法律を使って、ひとりでも多くの方の助けになりたい。
私が弁護士を志した一番の理由は、そこにあります。

最近は個人案件のほかにも、フリーランス・個人事業主の法務も積極的にサポートさせていただいています。
昨年(2024年)11月にはフリーランス新法が施行されました。
顧問契約を柱に、法律相談はもちろん、気楽なお話相手として頼っていただけたらうれしいですね。

私はこれまで、決して大きな事件に携わってきたわけではありません。
ただ、ご縁があってご依頼いただいた方々には、心にパッと明かりを灯せるようにという思いで活動してきました。
これからも地に足をつけて、目の前の事件に愚直に向き合っていきたいですね。
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