まつばら ゆうき
松原 祐紀弁護士
松原法律事務所
烏丸御池駅
京都府京都市中京区東洞院通御池下る笹屋町436 永和御池ビル10階1002
インタビュー | 松原 祐紀弁護士 松原法律事務所
悩める人の最後の「駆け込み寺」。法学研究で得た深い法律知識と交渉力で難題を次々解決
「単純に法律問題を解決するだけでなく、その一歩先をいく提案をするのがプロだと思っています」
そう力強く語るのは、松原法律事務所の代表、松原 祐紀(まつばら ゆうき)弁護士。
依頼者の将来を見据えた最善の解決を図ることをモットーとして、2010年に事務所を設立されました。
地域に根差し、日々さまざまな法律相談に耳を傾けています。
そう力強く語るのは、松原法律事務所の代表、松原 祐紀(まつばら ゆうき)弁護士。
依頼者の将来を見据えた最善の解決を図ることをモットーとして、2010年に事務所を設立されました。
地域に根差し、日々さまざまな法律相談に耳を傾けています。
01 弁護士としての実績
他で断られたときの駆け込み寺。離婚問題や遺産相続、企業法務の難題を解決
――松原先生はどんな案件に対応していますか?
離婚問題や遺産相続などの一般民事から、事業継承をはじめとする経営者さまからのご相談、企業法務まで、さまざまなご相談に対応してまいりました。
受任件数は年間で60件以上。
初回の面談から事件処理まで一人の弁護士が一貫して対応し、依頼者さまを手厚くサポートしております。
――これまでに、特に印象的に残っている案件について教えてください。
離婚問題のご相談で、夫から慰謝料を請求されていると、妻である依頼者さまからご相談がありました。
その額は通常の相場からすると高額なものでしたが、離婚原因は依頼者の不貞行為によるもので、相手側の主張に落ち度はなかったのです。
法律論で考えるとかなり厳しい状況でしたが、時間をかけて粘り強く交渉を重ねた結果、慰謝料を3割程度下げることができました。
これに似たものとして、離婚の交渉に全く応じなかった相手と、条件面を整理しながやりとりを続け、無事に離婚を成立させた事例も多くあります。
また企業案件では、ある企業が銀行から訴訟を起こされた際、数億円という損害賠償の請求額を、交渉によって2,000万円ほどで合意を得ることができました。
――難しい案件も引き受け、結果を残してきたのですね。
そうですね。「他の事務所で断られてしまった」と言って相談に来られる方も多いです。
ときには担当した事件の相手方から「自分の弁護も引き受けて欲しい」と相談されることもあります。
利益相反にあたる可能性があるので、さすがに相手方からの相談はお断りしていますが、可能性に見切りをつけることなく、依頼者さまのご要望にできる限りお答えしたいと考えています。
02 弁護士としての強み
問題解決の決め手は交渉力!プロとして簡単に「No」は言いません
――松原先生はなぜそのような難しい案件でも結果を出せるのでしょうか?
決め手は、私が一番の強みでもある「交渉力」です。
弁護士は、法律知識を活かして依頼者の利益を守る仕事です。
法律論だけで白黒を判断し、勝算がなければ「No」とお断りする…これでは弁護士としてプロフェッショナルとは言えないと思います。
先ほどご紹介した事例も、全て法的には依頼者側が不利なものばかりでした。
法的な手続にこだわらず、適法な範囲で考えられるあらゆる手段を検討することで、依頼者さまのご要望に沿った解決が可能になります。
――依頼者から相談を受けるときに意識していることはありますか?
話をよく聞くこと、これに尽きます。
本人が主張したいことと、法律的に重要なことが必ずしも結びつくとは限りません。
しかし、弁護人としてその方の背景や感情も知ることで、隠された問題を発見し、問題の本質的かつ総合的な解決が可能になります。
03 弁護士を志したきっかけ
司法研修後に改めて大学で法学研究に従事。あくなき探究心と情熱を胸に
――松原先生が弁護士を志したきっかけを教えていただけますか?
高校生の頃から「法律」という見えない大きな力に対して興味を抱いていて、将来は法律を使って誰かのために働く仕事がしたいと考えていました。
そこで弁護士を志し、高校卒業後は大学の法学部に進みました。
――1997年に法学部を卒業して司法試験に合格し、司法研修の後、再び大学に進んでいますよね?なぜストレートに弁護士にならなかったのですか?
もっと深く法律を学んでおきたかったんです。
弁護士として仕事を始めてしまうと、実務に追われて勉強する時間が限られることは目に見えていました。
普通の司法修習とは違った視点で法律の知識を身につけるために、京都大学の法学研究科に進み、法学の知識を深めることができました。
先ほどお話した「交渉力」だけでなく、法律の知識面でも引けを取らない自信があります。
――仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
月並みですが、依頼者の方から感謝されたときですね。
他の事務所で断られて、うちで成果を出せたときは特に「先生にお願いして本当によかった」と喜んでいただけます。
また、離婚問題でサポートした依頼者さまから、その後「再婚しました」とご連絡いただいたときなども嬉しいです。
大変な経験を乗り越えて、新しく次の人生を歩んでいく…そのお手伝いができたと思うと、胸が熱くなります。
04 悩みをもつ人に伝えたいメッセージ
得意料理は京風だし巻き卵。プライベートは家族を愛する良き父親
――話は外れますが、趣味はありますか?
昔から料理が好きです。
結婚してからは、土日はよく家族のために手料理を作っていますよ。
得意料理は京風のだし巻き卵です。
趣味ではありませんが、子どもと遊ぶのが楽しいですね。
仕事では厳しい交渉ごとなどもありますが、休みの日は家族と穏やかな時間を過ごしています。
――ありがとうございました。最後に悩みを抱える方に向けてメッセージをお願いします。
一人で抱え込んでいても、残念ながら問題は解決しません。
また、一度どこかに相談して断られてしまったとしても、諦めるのはまだ早いです。
我々だからこそできることがあります。
ぜひ一度、お気軽にご連絡ください。