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おおすぎ じゅんや
大杉 隼也弁護士
伊倉総合法律事務所
神谷町駅
東京都港区虎ノ門4-1-14 神谷町プラザビル4階
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インタビュー | 大杉 隼也弁護士 伊倉総合法律事務所

「悲痛な叫びを見過ごしたくない」。労働や離婚・男女問題に詳しい熱血弁護士の原点と思い

労働問題を核に据える伊倉総合法律事務所。
大杉 隼也(おおすぎ じゅんや)弁護士も、不当解雇や残業代請求などをめぐって多額の解決金を何度も獲得してきました。
離婚・男女トラブルの経験も豊富で、貞操権侵害で高額な慰謝料を勝ち取った手腕も光ります。
「悲痛な叫びを、絶対に見過ごしたくない」。
あふれる情熱と使命感、依頼者への思いはどこから湧き上がってくるのでしょうか。

01 現事務所の強み

労働問題の年間相談は500件超。複数の弁護士が連携し、最適な解決策を

ーーずっと現事務所に在籍されておられるようですね。魅力や強みはどこにあると感じていらっしゃいますか?

最も強く感じるのは、所内の風通しやチームワークのよさです。
私たちは日々、弁護士みんなで協議や対話を重ねながら、事件の方向性を決めています。
率直に意見を出し合い、自由闊達な議論を繰り広げ、事件を少しでもいいかたちで解決しようという空気が充満しているんです。

そうやって複数の弁護士が連携することで、どんな効果が生まれるのか。
多角的な視点からベストな解決策を見つけ、それを実現させる可能性をグッと高めることができます。


ーー取扱分野についてはいかがでしょうか?

個人、法人を問わず幅広い分野の事件を扱っています。
なかでも私が最も注力しているのが、労働問題と離婚・男女トラブルです。

とくに労働問題は事務所としても一番の核に据えており、残業代請求や不当解雇を中心に雇い止めや内定取り消し、退職代行などを幅広くカバーしています。
年間相談件数は500件以上、解決実績もトータル300件ほどに上ります。
複雑な案件でも、裁判になった場合の見通しなど適切なアドバイスをさせていただきます。

また、法人とのお付き合いもあるので、使用者側をサポートさせていただくこともあります。
双方の事情がよくわかるので、どちらの側に立っても交渉や裁判を有利に進められるはずです。

02 得意分野と実績①

不当解雇を争った裁判で高額な解決金。「管理職」の残業代請求も

ーーとくに多いという残業代や解雇では、具体的にどんな事件を担当されてきたんですか?

解雇関連でいえば、会社側から約2,500万円もの多額の解決金を裁判で勝ち取った事案がありました。

会社が主張する解雇理由は法律に反しているとして、証拠を積み上げ、粘り強く立証した成果でした。
2年半ほどかかった長丁場の争いでしたが、必死に闘い抜き、最後は和解で決着したかたちです。

これほどの高額な解決金は滅多になく、特殊要因が重なったケースでした。
会心の出来でしたし、依頼者さまにも大変喜んでいただけました。

残業代請求でも同じように、未払い分をうまく回収できたケースは山ほどあります。


ーーぜひその一例を教えていただけますか?

会社側の主張で目立つ例のひとつが、「管理職だから支払う義務はない」というものです。

ただ、そこには目を光らせる必要があります。
というのも、「管理職」と「管理監督者」を混同しているようなケースがよくあるからです。

労働基準法では、労働者が「管理監督者」にあたる場合、残業代を支払わなくて良いとされています。「管理監督者」にあたるかどうかは、過去の裁判例の積み重ねもあって、裁判所の判断基準はある程度固まってきているんです。
私の経験からすると、企業側が部長とか店長とかの役職に就いている労働者のことを労働基準法上の「管理監督者」にあたる=残業代は支払わなくても良いんだと言っても、裁判所は「管理監督者」にあたらない=企業が労働者に残業代を支払えという判断するケースはかなり多いんですよ。
労働者側の立場で残業代請求をしていくと、企業からは「管理職」だから残業代を支払わないと主張されることは本当によくあります。
しかし、法的な判断と企業内部での判断が食い違うケースが多くあって、
企業が労働者に対し高額の残業代を支払わなければならないと判断されたケースがたくさんあります。


ーー似ていても、法的な判断はまったく違う

過去にはその点を突いて会社側を追及し、600〜700万円にも上る残業代を受け取ったこともありました。
当時の残業代請求の時効は2年でしたが、法改正によって現在は3年に延長されています。
法改正後でしたら、もっと高額な残業代を取れたはずです。

残業代については、証拠が乏しいケースも少なくありません。
たとえば、タイムカード等がない場合などです。
ただ、明らかな証拠がないからといってあきらめる必要はありません。


ーーそれでも残業代を請求できる可能性があるんですか?

最近ですと、みなさんスマホを持っていらっしゃいますよね。
ですから、たとえば地図アプリの履歴や、「今から家に帰るよ」といったご家族とのLINEのやりとりなどから労働時間を算出することができるんです。
その他にも、パソコンのログイン・ログオフの時刻やシフト表、日報なども労働時間の証拠になることもあります。

きっとどこかに、手がかりがあるはずーー。
私は難しい局面に立たされても、証拠探しを徹底してやります。
もちろん、そう簡単なことではありませんよ。
それでも、何度も何度も頭をひねって、あの手この手を尽くすんです。


ーーそうやってなんとか事態を打開すると。気概が伝わってきますね。

だって、勤怠管理されてないようなブラックな会社で働かれているわけですよ。
理不尽な目に遭って苦しんでいる方々を救うことが、私たち弁護士の役目ですからね。

とにかく、依頼者さまには少しでも前を向いて、次の一歩を踏み出していただきたい。
そのためにできることは、なんでもやる覚悟です。

03 得意分野と実績②

「実は既婚者だった」。貞操権侵害で高額な慰謝料を獲得、不倫・浮気も

ーー離婚・男女トラブルも、相当な数の事件を扱ってきたんですか?

離婚や、それに伴う財産分与や養育費など、さらに不倫・浮気の慰謝料も請求する側とされる側、双方からたくさんのご依頼をいただいています。

それと、最近は、マッチングアプリが普及していますよね。
貞操権侵害に関するご相談も増えています。
少し聞きなれない言葉だと思いますが、マッチングアプリで知り合った男性と肉体関係を持ち、独身だと思って交際していたら実は既婚者だったーー。
そんなトラブルが相次いでおり、慰謝料を請求したいという女性がたくさんいらっしゃいます。


ーー真剣に交際していたのに、だまされた。心の傷も深そうです。

私がお会いした方のなかには、妊娠までされた女性もいらっしゃいました。
でも、男性の指示で中絶させられ、その後に彼が既婚者であることが判明したそうです。

女性のお気持ちを思うと、ほんとに胸が痛いですよね。
「せめてもの救いになれば」と、慰謝料請求のお手伝いをさせていただきました。

そして、男性側とはその悪質性を強調しながら粘り強く交渉し、相場よりも高い金額を女性に支払うことで合意しました。


ーーつらい思いをしている方々と、日々向き合っていらっしゃるんですね。

ほかにも、お子さまを長年ワンオペで必死に育ててきたのに、その間に旦那さまに不倫されたような方々とも何度もお会いしてきました。
どん底に突き落とされたような面持ちで、「もうやっていけない」と涙を流しながらご相談にいらっしゃるんですよね。

そんな風に苦しむ方々を、誰が助けられるのか。
もちろん、ご親族や友人らの支えも大きいはずですが、私たち弁護士は法的な部分で力になれます。
養育費や慰謝料、財産分与など、少しでも有利な離婚条件を引き出せるように、私は徹底的に闘います。

04 依頼者への思い

「悲痛な叫びを見過ごしたくない」。情熱と使命感、原点にある思い

ーー依頼者への熱い思いが伝わってきます。

かつてヒットしたテレビドラマ『白い巨塔』をご存知でしょうか?
私が弁護士を志したきっかけは、そこに登場する俳優・上川隆也さんが演じた弁護士に憧れたからでした。
依頼者と誠実に向き合い、事件解決のために奔走する姿に胸を打たれたんです。

多くの方にとって、弁護士を頼るのは人生に一度あるかないかの一大事です。
一人ひとりの立場に立ってお気持ちを想像すると、「私がやらねば」という使命感が湧いてくるんですよ。
「苦しい」という悲痛な叫びを、絶対に見過ごしたくないんです。


ーー力強いですね。同時に、やさしい表情や口調も印象的でとてもお話しやすいです。

仕事を離れれば、私もいたって普通の人間ですからね。
プライベートではサウナが好きで、北海道から九州まで各地をめぐっています。
一番のお気に入りは、私の地元・静岡にある「サウナしきじ」です。
「サウナの聖地」とも呼ばれているんですよ。

サウナに入っていると、新しいアイデアやいい解決策が浮かんでくることもあるんです。
私にとって、趣味以上に大切な時間なんですよね。


ーー相談時など、依頼者と接する際に心がけていることはありますか?

一人ひとりのお気持ち、お考えを真正面からしっかり受け止めることです。
どんな悩みや不安にも真摯に向き合い、心を込めて丁寧に対応させていただいています。

場合によっては、ご希望に沿うことが法的に難しいケースもあります。
私はメリットだけでなく、そういったデメリットやリスクもしっかりお伝えし、説明責任を尽くすようにしています。
それが、依頼者さまにとって納得のいく解決に近づけると考えているからです。

ご縁があってお会いする、大切な依頼者さまたち。
みなさんが一歩でも前へ進み、幸せな人生を送っていただきたい。
その思いを胸に、これからも一つひとつの事件に情熱を注いでいきます。
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