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かさはら たすく
笠原 輔弁護士
かさはら法律事務所
紙屋町東駅
広島県広島市中区基町11-10 合人社広島紙屋町ビル8階-42 billage HIROSHIMA内C20
対応体制
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  • 初回面談無料
  • 休日面談可
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  • WEB面談可

インタビュー | 笠原 輔弁護士 かさはら法律事務所

相談することで安心感と的確な判断を。不安を抱えた依頼者に寄り添う経験豊富な広島の町弁

広島県広島市にある、かさはら法律事務所の代表を務める笠原 輔(かさはら たすく)弁護士。
法律をもとに正しいことを正しいと言えるようになりたい、という思いから弁護士を目指しました。

交通事故で顔に傷が残った事案では、早急に示談をまとめて依頼者の利益を確保しました。
また、配偶者が失踪して困っている依頼者がいれば、訴訟を起こして無事離婚できるよう尽力したこともあります。

頼もしい雰囲気をもつ、笠原先生の想いに迫りました。

01 弁護士になったきっかけ

強いかどうかより正しいかどうか。小学生で思った弁護士の夢

――弁護士を目指そうと思ったのは、なぜですか?

生きていると、多かれ少なかれ納得のいかないことがあると思います。

子どもであっても、家庭のこと、友人のこと、学校のことなど、納得のいかないことはあります。
そのため、小学校高学年くらいのときには弁護士になりたいと思っていました。

声が大きい人や力の強い人の意見がとおりやすいのが普通かもしれません。
しかし、私は強いかどうかではなく、正しいかどうかに価値があると考える仕事がしたかった。
そのため、弁護士を目指しました。


――学生時代に熱中していたことはありましたか?

高校のときにラグビーをやっていました。
スクラムの先頭に立つ3人のうち両サイドのポジションをプロップといいますが、右側のプロップをやっていました。

私が不器用だからという面もあると思いますが、野球やサッカーは、ある程度のスキルを身に付けた後に楽しむことができるようになるスポーツのように感じます。
しかし、ラグビーはそうではなく、スキルがあまりないうちでも思いっきりぶつかっていけるところが面白かったですね。

あとは、ラグビーってポジションによって求められる特性が違うんです。
たとえば、バックス、特にウイングなら俊足が求められ、フォワード、特にプロップならパワーが求められます。
選手の特性に応じて、それぞれに活躍できるポジションがあるというのが面白かったですね。

また、高校卒業後にはじめた空手は今でもやっており、かれこれ20年以上続けています。

02 弁護士としてのキャリア

経験豊富なのは交通事故と離婚。理想はどの分野も満遍なく

――これまで扱ってきた事件を教えてください。

私がこれまで扱ってきたのは、交通事故や離婚、借金や相続、それに企業法務です。
そのなかでも特に多いのが交通事故と離婚です。
しかし、私は特定の分野に絞っては仕事をしていません。

一般的には特定の分野に絞ったほうが、スキルが伸びると思われているかもしれません。
しかし、世の中にはいろいろなことができる結果、トータルとしてよいサービスを提供している例も多くあります。

それは弁護士も同じだと思っています。
実際、司法試験においても、どの科目も満遍なくできる優秀な方を見てきました。


――今の事務所を立ち上げた理由を教えてください。

以前は広島市内の大手の事務所に所属していました。
ただ、組織が大きくなれば、自分の思うようにできないことも多くなってきます。

独立すればルールを自分で決められるため、思い切って独立しました。

03 強みを活かした解決事例①

交通事故の慰謝料で2,000万円獲得。こじれる前に示談で解決

――印象に残っている解決事例を教えてください。

男性の依頼者さまから交通事故に遭って怪我をしたという相談を受けました。
事故は車のガラスが割れるほど激しいもので、ガラスの破片で顔に傷が残ってしまったんです。

後遺障害9級が認定され、傷が残ったことによる逸失利益が認められ示談で2,000万円の損害賠償を得ました。
この場合の逸失利益とは、顔に傷を負わなければ本来得られていたはずの利益のことをいいます。


――示談を選んだのは、早く解決できるからですか?

そうですね。
訴訟に持ち込むと当然解決までの時間が長くなるだけでなく、依頼者さまの負担も大きくなります。
また、訴訟で裁判所が証拠資料を詳細に検討した結果、示談交渉の段階で保険会社から提示されていた金額よりも、得られる損害賠償が減ってしまうこともあるんです。

そのため、早急に示談でまとめるという判断をして、結果的に早期解決できました。
もちろん、依頼者さまは得られた損害賠償に納得していました。

04 強みを活かした解決事例②

配偶者が行方不明だけど離婚したい。依頼者の不安を払拭

――ほかに印象に残っている解決事例はありますか?

配偶者が行方不明になって困っている依頼者さまから「離婚できないか?」と相談を受けたことがあります。
話をお聞きすると、失踪してから3年以上経っているとのことでした。


――配偶者が行方不明でも離婚できるものなのですか?

きちんと手続きを踏めば離婚できます。

通常、訴訟を起こすなら裁判所から被告に訴状を送ります。
しかし、今回の場合は配偶者の居場所がわからず連絡も取れなかったため、公示送達といって訴訟を起こした旨を裁判所に掲示する手続きを取りました。

訴訟では「配偶者が行方不明の状態が続いており、婚姻生活が破綻している」と判断されたため、無事に離婚が認められました。

依頼者さまは、「配偶者が行方不明なのにどうやって離婚すればよいのか分からない」と不安になっていました。
そのため、無事離婚できるとわかったときは安心していましたね。

05 弁護士として心がけること

悪い見通しもきちんと伝える。最終的にそれが依頼者の利益に

――弁護士として、どのようなことを大切にしていますか?

今後の見通しが依頼者さまにとって都合の悪い場合でも、きちんと説明することを心がけています。

弁護士の中には、法的に無理のあることを主張する弁護士もいます。
おそらく、依頼者の希望をできるだけ汲み取ってのことなのでしょう。

しかし、無理のある主張をして交渉や訴訟を長引かせても、結局は依頼者さまの不利益になってしまうんです。

また、依頼者さまには、できるだけ正確に見通しをお伝えした上で、後悔の残らない判断をしていただきたいと思っています。

そのため、私は依頼者さまにとって都合の悪い見通しでも、きちんと説明します。


――今後、どのような弁護士を目指していきたいですか?

弁護士としての事件解決能力を、さらに高めていきたいと思っています。

ひとつひとつの事件を丁寧に対処したり、依頼者さまのためによい解決を目指すのは当たり前のことだと思っています。
だからこそ、当たり前のことをより高いレベルでできる弁護士になりたいんです。


――法律で困っている方に、メッセージをお願いします。

一般的には、弁護士に対して怖いイメージを持っている方が多いのかもしれません。
しかも、近年はインターネットで法律の情報を得られるため、ご自分で調べる方も多いかもしれません。

ただ、法律の情報を得ることはできても、それをもとに自分が置かれている状況に適切に法律を当てはめ、正確に法的な判断をするのはとても難しいんです。
そのため、インターネットで調べた情報によって絶望的な気持ちになっていても、弁護士に相談すれば意外に問題ないということもあります。

また、特に離婚調停などで代理人(弁護士)をつけずに、自分だけで対処する方がいます。
しかし、たとえば、法的な知識がないと慰謝料の相場がわからず、相手方に対して必要以上に高い慰謝料を支払っているケースもあります。

自分で判断するのは大変でも、弁護士に相談するとすぐに分かることは多くあります。
困っていることがあれば、ぜひ一度ご相談に来ていただければと思います。
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