あらい よしかず
荒井 義一弁護士
弁護士法人クレスフォート法律事務所
新宿三丁目駅
東京都新宿区新宿1-4-13 溝呂木第2ビル60B
インタビュー | 荒井 義一弁護士 弁護士法人クレスフォート法律事務所
大切なのは「家族の絆」。不動産が絡む高額な相続、友好的解決にこだわる新宿の代表弁護士
東京・新宿で約10年、悩める人の声に耳を澄ませてきた弁護士法人クレスフォート法律事務所本店事務所の荒井 義一(あらい よしかず)弁護士。
現在はとくに不動産が絡むような高額な遺産相続に力を入れており、遺言執行者の解任など特殊な手続きにも長けています。
一人ひとりの依頼者に親身に寄り添い、調査を尽くして最後まで走り抜ける。
その力強い弁護活動に迫ります。
現在はとくに不動産が絡むような高額な遺産相続に力を入れており、遺言執行者の解任など特殊な手続きにも長けています。
一人ひとりの依頼者に親身に寄り添い、調査を尽くして最後まで走り抜ける。
その力強い弁護活動に迫ります。
01 キャリアの足跡
東京・新宿で独立して約10年。相続をはじめ受任件数は年間120件超
ーー弁護士としての活動歴は約12年になりますね(2024年11月現在)。
2つの事務所に勤務後、2015年に現事務所を開業しました。
独立してからも、もうすぐ節目の10年を迎えます。
最初の事務所は、遺産相続と刑事事件、交通事故を三本柱に掲げていました。
駆け出しの頃はその3つの分野を集中的に扱うとともに、独立も見据えてその他の事案も率先して引き受けてきました。
ーー独立後の道のりは順調でしたか?
はじめからすべてうまくいったわけではなく、紆余曲折ありましたよ。
それでも、ありがたいことに多くの依頼者さまに恵まれ、受任件数は年間120件以上。
訴訟も山ほど経験してきました。
きっと多くの方々に、敷居の低い弁護士だと感じていただけているからではないでしょうか。
「話しやすい」などとご指摘いただくことが多いからです。
相談時はフランクに、親しみやすく。
意識的にやっている部分もありますが、性格的なところがより大きい気がします。
2つの事務所に勤務後、2015年に現事務所を開業しました。
独立してからも、もうすぐ節目の10年を迎えます。
最初の事務所は、遺産相続と刑事事件、交通事故を三本柱に掲げていました。
駆け出しの頃はその3つの分野を集中的に扱うとともに、独立も見据えてその他の事案も率先して引き受けてきました。
ーー独立後の道のりは順調でしたか?
はじめからすべてうまくいったわけではなく、紆余曲折ありましたよ。
それでも、ありがたいことに多くの依頼者さまに恵まれ、受任件数は年間120件以上。
訴訟も山ほど経験してきました。
きっと多くの方々に、敷居の低い弁護士だと感じていただけているからではないでしょうか。
「話しやすい」などとご指摘いただくことが多いからです。
相談時はフランクに、親しみやすく。
意識的にやっている部分もありますが、性格的なところがより大きい気がします。
02 得意分野と強み①
不動産が絡む高額な遺産相続。「家族の絆」を大切に友好的解決へ
ーー今、とくに力を入れている分野を教えてください。
遺産相続です。
それも、不動産が絡むなど相続財産が高額になる事案を重点的に扱っています。
不動産は現金のように均等に分けづらく、高額になればなるほどその処理が難しくなります。
弁護士にとってはより経験が重要視されますが、私はキャリアを通してずっと力を注いできました。
難解な事案もうまく解決できる自信があります。
ーー具体的に、どんな解決事例があるんでしょうか?
たとえば、祖母が亡くなり、都内にある一等地の扱いをめぐって揉めた事案です。
一家は先祖代々続く医者の家系で、そこにはクリニックがあったんです。
すべて売却するか、それとも一部を残すか。
相続人間で意見が割れてしまったんですよ。
なんとか落とし所を見つけられないか。
不動産鑑定士などにも入ってもらって熟考した末、不動産の一部を売却し、クリニックは今まで通り残すことに。
どう決着させれば依頼者さまやご家族がわだかまりなく、納得できるか。
その点を重視してたどり着いた結論でした。
ーー友好的な解決にこだわったと。
相続において私が大切にしているのは、家族の絆です。
これまでいろんな事件を扱ってきましたが、やっぱり家族が決裂するのは見ていてつらいですよ。
できる限り話し合いで解決し、最後は笑顔で終わりたいじゃないですか。
私はそんな風に、トラブルを解決する仲裁役になりたくて弁護士を志したんです。
小さい頃、うちの両親は毎日のように夫婦喧嘩をしていたんです。
それが嫌でしてね。
話し合いでの解決にこだわる原点は、そこにあるんです。
もちろん、一筋縄ではいかないケースも多々あります。
それでも、どこかに着地点があるはずですし、それを探し出すのが私たち弁護士の役目。
場数を踏んできた経験とノウハウを絞り出して、円満解決のお手伝いをさせていただきます。
遺産相続です。
それも、不動産が絡むなど相続財産が高額になる事案を重点的に扱っています。
不動産は現金のように均等に分けづらく、高額になればなるほどその処理が難しくなります。
弁護士にとってはより経験が重要視されますが、私はキャリアを通してずっと力を注いできました。
難解な事案もうまく解決できる自信があります。
ーー具体的に、どんな解決事例があるんでしょうか?
たとえば、祖母が亡くなり、都内にある一等地の扱いをめぐって揉めた事案です。
一家は先祖代々続く医者の家系で、そこにはクリニックがあったんです。
すべて売却するか、それとも一部を残すか。
相続人間で意見が割れてしまったんですよ。
なんとか落とし所を見つけられないか。
不動産鑑定士などにも入ってもらって熟考した末、不動産の一部を売却し、クリニックは今まで通り残すことに。
どう決着させれば依頼者さまやご家族がわだかまりなく、納得できるか。
その点を重視してたどり着いた結論でした。
ーー友好的な解決にこだわったと。
相続において私が大切にしているのは、家族の絆です。
これまでいろんな事件を扱ってきましたが、やっぱり家族が決裂するのは見ていてつらいですよ。
できる限り話し合いで解決し、最後は笑顔で終わりたいじゃないですか。
私はそんな風に、トラブルを解決する仲裁役になりたくて弁護士を志したんです。
小さい頃、うちの両親は毎日のように夫婦喧嘩をしていたんです。
それが嫌でしてね。
話し合いでの解決にこだわる原点は、そこにあるんです。
もちろん、一筋縄ではいかないケースも多々あります。
それでも、どこかに着地点があるはずですし、それを探し出すのが私たち弁護士の役目。
場数を踏んできた経験とノウハウを絞り出して、円満解決のお手伝いをさせていただきます。
03 得意分野と強み②
遺言執行者を解任し、遺言書の矛盾を突き全面的勝利。債務整理も約400件
ーー 一方で、もう修復不可能なほど、相続人間の亀裂が深まるケースもあると思います。
そうですね。
現実にはそういう事態に直面することも決して少なくありません。
たとえば以前、お父さまを亡くされた次女の弁護をお任せいただいたときのことです。
そのときは、依頼者さまのお姉さまである長女との間で大揉めに。
お父さまが残された遺言に、財産はすべて長女に託すとの記載があったんです。
ーー依頼者はそれに不満があったと。
寝耳に水だったそうですよ。
依頼者さまによると、どうも長女はお父さまの健康状態が悪くなってきた頃から近づきはじめたようなんです。
亡くなった後には、お父さまの口座から何度も多額の預金が引き出されていたことも判明して。
当然、疑念が湧きますよね。
さらに厄介だったのは、遺言執行者に長女の夫が指定されていたことでした。
相続財産の管理など、遺言の内容を実現するために必要な手続きを行う人のことです。
その彼が、依頼者さまを威嚇するかのように大声を張り上げるなどして、話し合いにすら応じてもらえなかったんです。
ーーそれは厄介ですね。何か打ち手はあったんですか?
長女の夫に対して、遺言執行者解任手続きを裁判所に申し立てました。
ただ、これは比較的特殊な手続きとされ、簡単に認められるものではありません。
夫はあくまで、遺言書で指定された人。
それを裁判所の権限で解任することは、お父さまの気持ちを否定することになりかねないからです。
実際に裁判所は当初、解任に及び腰でした。
それでも、最終的には認められ、夫を手続きから排除することができたんです。
遺言書の矛盾点を指摘するなどした結果です。
そのうえで、長女との間で調停へ。
そこでも相手の主張が虚偽だと認定され、長女が雇った弁護士が辞任する事態に。
私たちの言い分が全面的に認められる結末を迎えました。
ーー相続以外はどうですか?最近とくに多い相談などがあれば教えてください。
新型コロナの感染拡大以降、借金に関するご相談が増え、その傾向が今も続いています。
それに物価高が追い打ちをかけ、生活に苦しんでいる方がたくさんいらっしゃるようです。
借金や生活苦から、強盗などのいわゆる「闇バイト」に手を出してしまうケースも少なくないと聞きます。
私は今、400件ほどの案件を同時に抱えているくらい、債務整理の実績とノウハウもあるんです。
決してひとりで悩まず、早めにご相談いただきたいですね。
借金をチャラにしたり減らしたりして、再起を図るお手伝いを力一杯させていただきます。
そうですね。
現実にはそういう事態に直面することも決して少なくありません。
たとえば以前、お父さまを亡くされた次女の弁護をお任せいただいたときのことです。
そのときは、依頼者さまのお姉さまである長女との間で大揉めに。
お父さまが残された遺言に、財産はすべて長女に託すとの記載があったんです。
ーー依頼者はそれに不満があったと。
寝耳に水だったそうですよ。
依頼者さまによると、どうも長女はお父さまの健康状態が悪くなってきた頃から近づきはじめたようなんです。
亡くなった後には、お父さまの口座から何度も多額の預金が引き出されていたことも判明して。
当然、疑念が湧きますよね。
さらに厄介だったのは、遺言執行者に長女の夫が指定されていたことでした。
相続財産の管理など、遺言の内容を実現するために必要な手続きを行う人のことです。
その彼が、依頼者さまを威嚇するかのように大声を張り上げるなどして、話し合いにすら応じてもらえなかったんです。
ーーそれは厄介ですね。何か打ち手はあったんですか?
長女の夫に対して、遺言執行者解任手続きを裁判所に申し立てました。
ただ、これは比較的特殊な手続きとされ、簡単に認められるものではありません。
夫はあくまで、遺言書で指定された人。
それを裁判所の権限で解任することは、お父さまの気持ちを否定することになりかねないからです。
実際に裁判所は当初、解任に及び腰でした。
それでも、最終的には認められ、夫を手続きから排除することができたんです。
遺言書の矛盾点を指摘するなどした結果です。
そのうえで、長女との間で調停へ。
そこでも相手の主張が虚偽だと認定され、長女が雇った弁護士が辞任する事態に。
私たちの言い分が全面的に認められる結末を迎えました。
ーー相続以外はどうですか?最近とくに多い相談などがあれば教えてください。
新型コロナの感染拡大以降、借金に関するご相談が増え、その傾向が今も続いています。
それに物価高が追い打ちをかけ、生活に苦しんでいる方がたくさんいらっしゃるようです。
借金や生活苦から、強盗などのいわゆる「闇バイト」に手を出してしまうケースも少なくないと聞きます。
私は今、400件ほどの案件を同時に抱えているくらい、債務整理の実績とノウハウもあるんです。
決してひとりで悩まず、早めにご相談いただきたいですね。
借金をチャラにしたり減らしたりして、再起を図るお手伝いを力一杯させていただきます。
04 弁護士としての信念
いつでも全力投球。投資詐欺に遭うも、強制執行で巨額の資金を回収
ーー事件を解決するために、大事にしているのはどんなことでしょう?
資料や文献などを片っ端から徹底的にリサーチし、あらゆる手を尽くすことです。
だって、やるからには勝ちたいじゃないですか。
依頼者さまのために、なんとしても有利な結果をもぎ取りたいんですよ。
きっとそのおかげもあって、私はおそらく裁判での勝訴率が高いはずです。
たとえば、なかなか回収するのが難しいとされる投資詐欺被害。
過去にはその裁判でも、行方をくらました犯人の資産を強制執行で差し押さえるなどして、億単位や数千万単位のお金の回収に成功したこともあるんです。
ーーすごい執念と熱量ですね。
どなたも深刻な悩みを抱え、決死の覚悟で私を頼っていただいた方々です。
「私がなんとかしなきゃ」という気持ちが、自然と湧き上がってくるんです。
弁護士になって10年以上経った今でも、ほとんど土日も休まず、基本は終電帰りです。
でも、努力した分だけ、それが成果となって現れる。
それを実感できるところが、この仕事の醍醐味だと思っています。
プライベートでも、全国各地を鉄道で旅して地方のお祭りをめぐったり、雪山に登ったり、はたまたコンピュータプログラムをつくったり。
とにかく探究心が強いんでしょうね。
私は、どんな問題にも必ず解決策があると信じています。
読者の方々には、いつでも気軽に相談してほしいとお伝えしたいですね。
資料や文献などを片っ端から徹底的にリサーチし、あらゆる手を尽くすことです。
だって、やるからには勝ちたいじゃないですか。
依頼者さまのために、なんとしても有利な結果をもぎ取りたいんですよ。
きっとそのおかげもあって、私はおそらく裁判での勝訴率が高いはずです。
たとえば、なかなか回収するのが難しいとされる投資詐欺被害。
過去にはその裁判でも、行方をくらました犯人の資産を強制執行で差し押さえるなどして、億単位や数千万単位のお金の回収に成功したこともあるんです。
ーーすごい執念と熱量ですね。
どなたも深刻な悩みを抱え、決死の覚悟で私を頼っていただいた方々です。
「私がなんとかしなきゃ」という気持ちが、自然と湧き上がってくるんです。
弁護士になって10年以上経った今でも、ほとんど土日も休まず、基本は終電帰りです。
でも、努力した分だけ、それが成果となって現れる。
それを実感できるところが、この仕事の醍醐味だと思っています。
プライベートでも、全国各地を鉄道で旅して地方のお祭りをめぐったり、雪山に登ったり、はたまたコンピュータプログラムをつくったり。
とにかく探究心が強いんでしょうね。
私は、どんな問題にも必ず解決策があると信じています。
読者の方々には、いつでも気軽に相談してほしいとお伝えしたいですね。