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こばやし さとし
小林 聖詞弁護士
QUEST法律事務所
内幸町駅
東京都港区新橋3-2-3 千代川ビル4階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • メール相談可
注意補足

移動中等、弁護士が受電できない場合は事務員が対応します。 その場合、折り返しの連絡が翌営業日以降になることがあります。法テラスの利用は借金問題(債務整理/破産)のみです。

インタビュー | 小林 聖詞弁護士 QUEST法律事務所

カウンセラー資格を活かした傾聴力。「幸福につながる」解決を目指す、思いやりあふれる弁護士の原点

JADP認定の夫婦カウンセラー、メンタル心理カウンセラーの2つの資格を保有する、弁護士法人QUEST法律事務所の小林 聖詞(こばやし さとし)弁護士。
「法律だけにとらわれた解決を目指しても、依頼者の幸せに繋がるとは限らない」と語り、常に多面的な視点で事案解決と向き合います。
まず依頼者の話にじっくりと耳を傾け、「本当に幸福に繋がるか」を基準に問題を整理し、解決案を提示しています。
公平でないことに嫌悪感を抱いていた誠実な少年が、世の中の不条理を少しでもなくしていくことに全力を尽くす弁護士になるまでの足跡と想いに迫ります。

01 弁護士を志した理由

公平でないことや不義理が許せない。不正を正す想いが結実し、弁護士に

ーー弁護士を志したきっかけを教えていただけますか?

公平でないことや不義理が許せないという子どもでした。
報道などで、楽曲や作品のコピーが出回るという事件をみた時には、その原因をつくった人に憤りを感じると同時に、コピーされる側の収入が奪われるという不条理にやるせなさを感じていたんです。
ただ不条理に感じるだけでなく、「なんとかしたい」「なんとかならいか」という思いは強かったですね。


ーーその思いから弁護士を志したのでしょうか。

職業としては、弁護士に限らず、知財法務関連の職につきたいと考えていました。
法学部からロースクールへ進んだのも、当初はそのつもりだったからです。
最終的には、学生時代の友人の不慮の死が、弁護士になる思いを強くさせました。
ほんの数週間前まで普通に会話もしていたので、友人として「何かできなかっただろうか」ととても悔しい思いでした。
そこで、どんなことでも気軽に相談してもらえるような弁護士になって、世の中の困り事や悩みを少しでも解消できればと思ったんです。

02 弁護士としてのキャリア・強み

法律知識だけでなく、依頼者の方にとってより総合的なアドバイスができる弁護士

ーー最初はどんな事務所に入所されたのですか?

保険会社の代理人として、主に交通事故の加害者側の弁護を多く扱う事務所に入りました。
賠償金の獲得に絡む不正は、どちらかといえば加害者側がすると思われがちです。
しかし、被害者側でも不正が行われている実情があるんです。
そうした不正を正す仕事ということが、自分の価値観と合致したんです。

不正をあぶり出すためにしっかりと証拠を固め、よりロジカルに正当性を主張するノウハウは、この最初の事務所でしっかり学ぶことができましたね。


ーーその後、事務所を移籍されています。

交通事故については、被害者側にも興味が出てきたこと、それから、弁護士としてもっと対応できる分野を広げていきたい思いが強くなったんです。
次の事務所は労働や離婚、相続、刑事など幅広い分野に対応していたので、私の希望に合致していました。
ここでは、交通事故分野は主体的に任せてもらう一方で、男女問題を含めた幅広い分野にも携わり、弁護士としての手応えを掴むことができましたね。
加えて、代表から弁護士としての仕事の進め方や依頼者との向き合い方のようなことも助言いただき、弁護士として自分が何をしたいのかを改めて認識できました。本当に感謝しています。


ーー夫婦カウンセラー、心理カウンセラーの資格はこの頃に取得されたのですか?

取得したのは、事務所を移籍するくらいのタイミングです。
ただ、資格試験の内容は代表に教わった依頼者との向き合い方に共通することが多く、それほど苦労することなく取得できました。
代表からは、依頼者との距離感や向き合い方として、相手の話をきちんと聞くこと、否定しないことなどいろいろとアドバイスいただいていたんです。


ーー依頼者とのコミュニケーションの大切さを教えてくれていたのですね。

そうですね。
私が資格を取得した目的は、「自分がどんな弁護士かを依頼者の方にわかりやすく伝えるため」でもあります。
単に法律知識だけでなく、依頼者の方にとってより総合的なアドバイスができますよ、ということを対外的にシンプルに訴求できればと考えました。

たとえば離婚のことで相談を受けたとします。
より良い解決のために、じっくりとお話を伺うことは当然ですが、必ずしも離婚ありきの必要はないと思っているんです。
状況次第では、むしろ関係修復のお手伝いをしてもおかしくはないはずです。

ですから、離婚相談をベースに、定額でカウンセリングを承って、必要な時は弁護士としての対応もする。
そんな形の関わり方でも全然構わないと思っています。


ーーとても柔軟なスタンスですね。

というよりも私はただ、必ずしも法律を軸に解決することがベストとは思っていないだけです。
むしろ、杓子定規に法律に当てはめた解決のアプローチをすることで、依頼者にとって本当の幸福からかけ離れてしまっては「なんのために依頼いただいたのか」と思うだけなんです。

真に望まれる解決へのヒントは、依頼者との関わりの中で、どこに潜んでいるかわかりません。
ともすれば、法律の観点だけで向き合っていては見えるものも見失ってしまいかねませんからね。

03 得意分野とこだわり

SEO業者に関するトラブルに注力。不公正を許さず、立ち向かう

ーー幅広い分野に対応されていますが、いまとくに力を入れているのはどの分野ですか?

SEO、アフィリエイトに関するトラブルは積極的に相談を受けたいと思っています。
ネットの相談というと、SNSでの誹謗中傷に関する対応が多いと思いますが、SEO業者による詐欺的な対応も大きな問題です。
よくあるのは、SEOで上位表示することを約束しながら、結果が出ないというケース。
絶対とは謳っていないでしょうが、それでも、サービス提供側には説明責任があります。
ところが、多くは十分な説明がされないまま契約がされていますし、決まった金額は「契約だから」としっかりと徴収しているのが実情です。
もちろん、ユーザー側も業者に丸投げせず、ある程度の知識を持っておく必要はありますが、全てが全て泣き寝入りというのはあまりに不公正です。


ーーSEO業者を正すというのはまだあまり聞かないですね。

そもそもユーザー側からすると、弁護士に相談すべきなのかも分からない領域かもしれません。
精通している弁護士も少ないと思います。
中には、しっかりとしたSEO業者もありますから、弁護士が介入したとしても、全てが上手くいくわけでもないですし、たとえば年間契約のうち、訴えた時点までの料金分だけは支払い、あとは無効にするという決着になるケースもあります。そういった点をユーザー側がどう考えるかですね。

私としては、こうした不公正は許しがたいので、SEO業者との間でモヤモヤや不満を抱えている方は、泣き寝入りせず、相談ベースでも構いませんので、ぜひ私を頼ってほしいです。

04 依頼者への思い

世の中が少しでもよくなるよう、気軽に相談できる法律家として真摯に依頼者と向き合い続けたい

ーー弁護としてのこだわりを教えてください。

自分が誠実であることは常に意識しています。
相談を受けたら、じっくりとお話に耳を傾け、なにか違和感はないか、言葉に迷いはないかなど、問題の本質につながるヒントを探ります。
言葉を表面的に捉えず、依頼者を法律事務所に足を運ばせた理由はなんなのか、言葉だけではない要素も逃さず、情報として精査します。
私自身が悔いを残さないよう、一回一回の相談に全身全霊でのぞみます。


ーー今後の展望についてお聞かせください。

私は日弁連交通事故相談センターで交通事故の斡旋委員をしています。
中立な立場で、弁護士や被害者、加害者双方のお話を聞き、仲裁する役割です。
加えて、弁護士が揉め事を起こした時に弁護士と依頼者双方から話を聞いて、落とし所を決める役割も担わせていただいています。
2つとも私の理念に合致するので、引き続き携わらせていただきたいですね。

一弁護士として個人のトラブルを解決する一方で、こうした活動はより大きな観点で社会をより良くすることにつながると確信しています。
私の願いは、社会がより良くなって、世の中に幸福が増えていくことです。
法律に精通する身近な相談相手として、気軽に頼っていただき、避けられたであろうトラブルを少しでも鎮火したいです。
そして、一人ひとりがイキイキと元気でいられる世の中になるよう、真摯に依頼者の方と向き合い続けていきたいと思っています。
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