ながやま もえ

長山 萌弁護士

弁護士法人東京スタートアップ法律事務所

四ツ谷駅

東京都千代田区麹町6-6-2 東急四谷ビル5階
対応体制
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • ビデオ面談可
注意補足

お電話では簡単に概要をお伺いし、必要に応じて弁護士相談のご予約を取らせて頂きます(予約制)。お電話ですぐに質問や相談をしたいというご要望には応じかねますのでご了承ください。(ご予約による当日中の弁護士相談には対応しています。)英語・中国語による対応も可能です。

通訳要らず。中国語で相談者の本音を聞き、日本語で代弁するバイリンガル

東京スタートアップ法律事務所の長山萌弁護士は、日本語と中国語を操るバイリンガル。日本に住む中国人の方からのさまざまな相談に耳を傾けています。そんな長山先生に、弁護士としてのこれまで経験や、相談者と向き合う時の姿勢、想いなどについて伺いました。

01 弁護士としての実績

日本で生活する中国人の味方に

――長山先生は現在、主にどのような案件を担当されていますか?

日本に住む中国人の方からのご相談が多いです。日本語が話せない中国籍の方が悩み事を抱えたり、トラブルに巻き込まれたりした際、日本人のお知り合いがネットで調べて私を見つけ、ご相談に来られるというケースが増えています。

――具体的にどんな相談事例がありましたか?

いろいろありますが、特に多いのが法人のトラブルです。例えば、中国国籍の方が日本で起業した後で、中国の株主から「定款に記載されている目的に違反している」とクレームが入るというケースなど。日本の会社法や税法を深く理解していない中国人の経営者と株主が、事業が軌道に乗ってきた頃に揉め始めてしまうということは少なくありません。数社の企業様とは顧問契約を結び、定期的に話を聞いたり、新たな事業展開をする際の法的なアドバイスをしたりしています。他には、一般民事や刑事事件などでも、中国人の方からの依頼を受けて代理人および弁護人を引き受けることもあります。

02 弁護士としての強み

言語だけでなく、「文化」「性格」「中国法」も理解しているからこそ、中国人の“真の言葉”を代弁できる

――長山先生が弁護士を志したきっかけを教えてください。

私は親の仕事の都合で幼少期を中国で過ごしました。日本人学校ではなく現地の人と同じ学校に通い、中国の人と変わらない生活を送る中、大きくなるにつれて「自分が暮らす中国という国のことをもっと知りたい」と思うようになったんです。そこから中国の法律に興味を持ち始め、日本に戻って大学院の博士課程に進んでからは中国法の研究をしていました。卒業後はそのまま法律の研究者になるという道も考えましたが、実際に悩んでいる人と対峙して生の声を聞き、解決のお手伝いをしたいと考え、日本で弁護士になることを決めました。

――二か国語が話せるだけではなく、両国の文化や法律まで深く理解しているというのは、中国人の相談者にとって大きな安心感につながりそうですね。

そういう存在でありたいと思っています。中国の方が中国語を話せない日本人の弁護士さんに相談すると、通訳の方を介してのやりとりになります。その場合、接見する際は必ず通訳の方の予定も合わせなければいけないので対応が遅くなってしまうというデメリットがあります。それに、通訳の方は言語のプロですが、法律のプロではありません。そのため「依頼者の言葉を法廷でどのように伝えるのがベストなのか」ということまでは考えが及ばず、訳し方ひとつで判決を左右することにもなり兼ねないのです。実際に以前、中国人の依頼人が裁判でうまく自分の主張ができず、途中で弁護人を私に変更するということがありました。その方は私と接見した瞬間、これまで溜め込んでいた思いを吐き出すかのように話し始め、警察にも話していなかった真実を打ち明けてくれました。そのとき、「この人を本当の意味で理解し、法的な解釈で正しく代弁できるのは私しかいないのかもしれない」と、強い責任感を覚えました。また、日本と中国、両国の法律の違いがわかっているので、日本に住む中国の方にも双方を比較したうえで説明ができるという点でもお役に立てているのかもしれません。

――例えば他に、中国の依頼者と日本の依頼者で「性格」の違いを感じることはありますか?

依頼者一人一人性格が違うので、国籍で一括りにはできませんが、傾向としては、日本人の場合、「一度委任したらあとは弁護士にお任せ」という方が多い気がします。それに対して中国人の場合、弁護士に委任した後も「あの件はどうなっていますか?」と積極的にコミュニケーションを求めてくる方が多いと思います。

――おもしろい違いですね。日本人の依頼者に慣れている弁護士さんの場合、中国人の依頼者の積極的な姿勢に戸惑ってしまうこともありそうですが。

私の場合、そういう気持ちを抱いたことはまったくないですね。しっかりと話を聞いてみると、主張もハッキリしていますし、コミュニケーションをとることで真実が明らかになっていくので、むしろ進めやすくなります。

03 相談者と向き合う姿勢

LINEや電話。コミュニケーションは自分から積極的に

――相談者と向き合うときに大切にしていることはありますか?

とにかく「依頼者の言葉を聞く」ということですね。1回目の打ち合わせで契約の話をしてからすぐに事件に取り掛かるのではなく、必ずもう一度会って話をします。それに、仕事用携帯を使ってLINEでもこまめにやりとりをします。「今お話できませんか?」と、メッセージを送ってから電話をすることもありますし。こちらから積極的にコミュニケーションを図ります。

――弁護士さんの方から積極的に連絡するというのはかなり意外な感じがします。しかし、そのようなやり方だと非効率的な面もあるのでは?

確かに、効率的なやり方ではないと思います。しかし、相談を引き受けるうえで、お互いの信頼関係が何よりも大切であることは言うまでもありません。まずは心を開いてもらい、事情を全て話してもらう、それが第一ステップ。ときには、相談者として隠しているつもりはないけど話していない重要なこともあったりします。そうした情報は、無理矢理掘り起こそうとするのではなく、何気ない会話の中で自然と聞き出せたり、思い出してもらったりするのが理想的です。

04 今後の展望

法律のプロとして日本と中国の架け橋に

――今長山先生が勉強していることはありますか?

企業からの相談に対して法律以外の視点からもアプローチできるよう、去年(2019年)から中小企業診断士の勉強を始めました。できれば今年中には資格を取得して、経営的なアドバイスもできる弁護士を目指します。

――それでは最後に、今後の展望をお聞かせください。

当面はこのまま弁護士として、日本で悩みを抱える中国の方のお役に立てたらと思っています。そして将来的には、蓄積した弁護士の知見を活かし、中国法の整備に関わっていきたいです。幼少期を過ごした中国は、私にとって“第二の故郷”。育ててもらった恩を少しでもお返ししていきたいです。
電話でお問い合わせ
050-7586-5776
受付中

※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。