金銭の見返りに性的行為を求められ、望まぬ性的接触を受けました。どのように対処すればよいでしょうか?

■相談背景
共通の知り合いS(50代)がきっかけで相手(70代)と出会いました。一方的に連絡を受け、断り切れずに食事や映画に行き、以前援助していた女性とうまくいっていないという不満を聞かされ、良かったら応援させてくれと言われました。明確な返事をせずその後も多忙を理由に断っていましたが、どうしても会いたいと、会うことになり、連れていかれた温泉施設で勝手に宿泊の予約をされました。一人で帰れる状況ではなかったため距離を取り用心していましたが、夜に一方的な性的接触があり、翌日総額50万円を渡されました。その後も会う予定を立てられていましたが、精神的・生理的に受け付けず、次会った際に付き合えないとはっきり言うと、返金を求められました。いくらか公的支払いに充ててしまったことを伝えると、証拠を見せろ、今ある分先に返せと家まで来て、自宅前で一部現金手渡しと支払証明書を確認されました。月末までに返せばSに言わないと脅され、支払証明数枚も取られています。翌日Sと会う予定があり全て話しました。Sは私の味方でいてくれそうでした。
数日後、私がSに全て話したことを知らない相手がSに連絡。相手自身の都合のいいことだけ(自分した性的行為は伏せて)Sに話したそうです。この間私と相手は一切連絡を取り合っていません。脅迫の末、Sに言わないと言った約束まで破った相手と、正直一言も交わしたくありませんでした。精神的に辛い状況です。

■質問1
第三者への相談を相手が知った時の報復が怖いです。弁護士依頼料や対応費用がかかるうえ、相手に喧嘩を売ることになると思うと、このまま返金し、不快な性的接触があったことは泣き寝入りするしかないのでしょうか?

■質問2
私に返金意思はあり返金しないと言ったことはありません。ただ自宅を知られ、今までの脅迫と受け取れる言動に恐怖を感じております。現状相手からの連絡はありませんが、警察に相談するべきでしょうか?
私自身がそう感じていてもどこからを脅迫としてとらえるのか、「そんなことしたつもりはない」「抵抗されていない」などと相手から言われてしまったらそれまでなのか、判断基準がわからず、取り合ってもらえるのかも不安です。

■質問3
警察沙汰にした時、相手と私はそれぞれどのような罪に問われる可能性がありますでしょうか?
主にLINEでやり取りをしており、その記録は残っています。脅迫罪や裁判になった時、果たして勝率があるのかも少ない情報で恐縮ですがお教えいただきたいです。

【質問4】
第三者が関わることで今後どのような流れになるのか全く想像がつかず不安です。
どういった対処法があり、何がベストなのかわかりません。ご教示いただけますと幸いです。

第一に、援助することと貸し付けることは別物です。
仮に50万円を援助するといわれていたのであれば返金する必要はありません。

次に貸し付けられた場合であっても、いわゆるひととき融資といって違法です。

速やかに警察に相談してください。
強制性交等罪に問える可能性もあります。

万が一警察にこういったことは難しいと言われた場合でも今後の接触を断ちたいということでストーカーであると相談することもできるでしょう。

①お金の面の心配は警察に相談する場合とくにかかりません。
また、仮に弁護士に依頼したい場合でもあなたの経済状況が良くないのであれば、日弁連被害者援助制度を用いることができるかもしれません。
②上記のとおり、速やかに警察に相談すべきでしょう。
③あなたが罪に問われることはありません。
相手方強制性交等罪や出資法違反などになるでしょう。
④基本的に連絡を断ち切りましょう。
今後も連絡が来るようであれば、再度警察に連絡してストーカーで困っていると相談してください。

ご回答いただき誠にありがとうございます。

現金で10万円をすでに返金しておりますが、この10万円に関しましても、返金する必要はなく、私の手元に返ってくる可能性があるという理解でよいのでしょうか…?

そうですね
そもそも返還義務がないにも関わらず返せと言われること自体おかしなことです。
10万円に加えてあなたは慰謝料の請求ができると思います。

まずは被害届を提出の上、どのように慰謝料を請求していくか弁護士と相談して行ったほうがいいと思います。

時間が経てば経つほど警察は取り合ってくれなくなります。
早く警察に行きましょう。

ご回答ありがとうございます。
なかなか気持ち的複雑で勇気が出ずにおりましたが、警察に相談してみたいと思います。ありがとうございます。

警察に電話相談した結果、後日実際に署へ出向いてLINEのやり取りなどを記録として残すとともに、詳細な聞き取りをすることになりました。
警察としては金銭的な部分においては関与できないと伺い、これに関しては弁護士先生依頼になるとのことでした。強姦罪や婦女暴行などの罪に問えるかは、ざっくり話した内容からでは現状やや微妙な状況のようで、提案されたのは、「返金し、安全を確保するために引っ越す」ということでした。

仕事及び金銭面の事情から引っ越すという選択肢は難しく、必然的に返金して終了。というかたちになってしまいそうです。しかしながら、「返金する必要がないお金」と伺った手前、やや腑に落ちない面もあり、困惑しております。

警察の手が出せない金銭的な部分について、
「弁護士依頼諸々費用 > 返金額」あるいはほぼ変わらない金額となると、メリットがあるのだろうかという部分にも若干悩んでしまいます。

警察や弁護士に相談していることを相手は勿論Sも知らないので、もし、相手にこのことを言った時、示談にしようとなるのか、争うことになるのかは正直何とも言えませんが、お金だけはある相手に有利な状況のように思います…。

ご助言いただけますと幸いです。

あなたが返金しなくてよかった金銭の返還そのものは警察が取り持ってくれるものではありません。
ただし、刑事事件として取り扱ってくれるならば、ストーカー規制法違反の慰謝料などで示談することでお金を回収することが可能です。

先に述べた通り、あなたのや預金額が300万円以下であれば、着手金は実質無料で弁護士に日弁連委託援助制度を用いて依頼することができるかもしれません。

警察はあなたの身を案じて引っ越しを提案したと思います。
警察としても介入したところで無理やり相手が迫ってきたそのときにあなたの目の前で守ることができるわけではないからです。
日弁連委託援助制度を用いれば、10万円の返金額を上回ることはないでしょう。

少なくとも警察に被害の申告をしておけばまたあなたが加害者に再度脅されるなどされた場合に警察はすぐに動いてくれるでしょう。

あなたが脅迫されてお金を取られたのであれば恐喝です。

あなたの身はあなたしか守ることができません。
あなたの身を守る手段を増やす意味でも警察にきちんと行って記録を残すことは極めて重要です。

きちんと被害届を出しましょう。
相談で終わってしまった場合はあなたの深刻な悩みをわかってもらえなかったということになりかねません。

12月8日に警察署へ足を運び、LINEのやり取りから状況の詳細に至るまで記録を残していただきました。警察からは、こちらからは連絡しないように、絶対に二人で会わないように、何かあったら連絡下さい、と言われております。

時間がたって12月22日に相手から、「返金日時を決めたい」とLINEで連絡がありました。LINEに既読を付けずに中身だけを覗くアプリを入れていたので、私は送られてきた内容を見れる状況で、相手からするとずっと既読がつかない状態になります。その後LINE電話が2,3回かかってきたり、「ラインが既読になら無いので早く見て!」との連絡も来ています。

今朝になって「既読スルーにしているのは、何をされても良いと言う事!」とだけLINEが来ました。ちなみに既読は付けていないため、相手の早とちりか、思い違いか、入力ミスかというところですが、明確に脅迫ととれる内容でした。

弁護士及び警察に相談している旨を伝えようと思います。
あわせて警察にも連絡をしようと思っております。

こちらのアクションとして何が適切なのか…、不安があります。
ご助言いただけますと幸いです。

相手の援助のカラクリがわかったので証拠として書き残します。

Sの知り合いだからと安心して知り合って親切にしてもらったが、心配してもらうことを受け入れたらどんどん話が大きくなっていった。「○○代出すよ」「全身脱毛もホワイトニングもやってあげるよ」今思えば小出しの恩売りだったのだと思う。それでお金を積んで積んで、最後には「自分がしてもらったこと、忘れてないよね?」って情に訴え、恩を仇で返すのかという流れに持って行く。結果的に受けた支援の額が大きくなればなるほど逃げられなくなってく。

私の場合、食事代、交通費、ホテル代(相手が勝手に取った)、洋服代(欲しいと言っていないのに買われた)、プレゼント代(勝手にしてきた)なんてものまで金額に含められて、それはこっちの負担なんだから後は返して、という圧力。払わないとこっちが悪者。この手口で自分のフィールドに引きずり込んで抜け出せなくしているんだ。きっと今に始まったことじゃないと思う。なんか慣れすぎている気がするし、今自分がこういう状況に陥ってわかるのは、逃げ出したいなら払うしかない、払えないなら続けるしかない、どっちも嫌なら死ぬしかない、みたいないずれにしても相手が悪にならない選択肢しかない。

被害者はたぶん山のようにいると思う。小出しにすれば悪く見えない。女性たちが受け入れたように見える。自分は親切心でやっただけで悪くないと言い張って、最も注目すべき、望まない性行為や援助という肝心の部分をごまかして、論点をすり替えて自分は逃げる。捕まらない。もはや弁護士すらグルに思えてくる。

マルチか洗脳か、誘導か…そんなものな気さえしてきた。気付けたのが早かったと喜ぶべきなのか、それでも年の瀬にこんな状況しんどすぎる。ホワイトニングにも全身脱毛にもなびかなかった私の、ある程度額が大きい唯一の弱点、落としどころが公的資金の支払いだったんだ…。それが愛人契約前提と脅されて、泊まる状況まで作られて、望まない性行為。無理ですって拒絶した瞬間に、「今までしてもらったこと忘れたの?」でひっくり返される。本当にその一言で、本当に、能も全身もマヒする感覚。こっちが一瞬で悪でになり、向こうが正義に変わる。怖い。本当に怖い。ストーカーどころの話じゃない。もっともっとたちが悪い。本当に巣から一歩も出ないアリジゴク。みんな食いつくされるしかない。