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くろづか たかひさ
黒塚 尊久弁護士
葵綜合法律事務所
岡山駅
岡山県岡山市北区蕃山町3番30号 吉備システム蕃山町ビル6階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

①借金・債務整理:初回相談は無料、②企業法務:初回相談は無料、③学校トラブル・いじめ問題以外の行政事件のご相談:30分あたり11,000円(税込)、④①~③以外の分野のご相談:初回相談30分に限り無料、それ以降は30分あたり5,500円(税込)です。

インタビュー | 黒塚 尊久弁護士 葵綜合法律事務所

キャリア10年超。個人・企業を問わず幅広い案件にオールマイティに対応。上場企業のインハウスローヤーも務めた岡山の弁護士。“人を笑顔にする”法律相談とは

かつて上場企業のインハウスローヤーを務めていた、葵綜合法律事務所の黒塚 尊久(くろづか たかひさ)弁護士。
東京から岡山に移り住んで約10年、住民のさまざま困りごとを引き受けてきました。
最大の強みは、特殊な事件もカバーする守備範囲の広さ、そして依頼者を笑顔にする温かい法律相談です。
一つひとつの事件に全力を注ぎ込み、あらゆる手を尽くそうとする力強い弁護活動に迫ります。

01 これまでのキャリア

上場企業のインハウスローヤーを経て、岡山での活動歴は約10年

ーー以前は民間企業にお勤めでした。弁護士に転身された理由を教えてください。

転機となったのは、入社した会社で法務部に配属されたことでした。
そこで法律の奥深さに触れるとともに、業務で関わる弁護士の方々に触発されたんです。
その後、司法試験に合格し、2015年に弁護士登録しました。


ーーそれから10年以上、どんなキャリアを歩んでこられたんですか?

はじめに東証一部(現東証プライム)上場企業に就職し、インハウスローヤー(企業内弁護士)としてキャリアの一歩を踏み出しました。
契約書や利用規約の作成、訴訟対応、M&A、新商品・サービスを発売する際のリーガルチェックなど、さまざまな法務に携わりました。

その後、大きな決断を下します。
東京から岡山弁護士会に登録換えしたんです。
ほどなくして独立し、岡山市内に事務所を開設しました。
現事務所に移籍するまで約7年間、一般民事に家事、刑事、交通事故、倒産、行政事件それに企業法務と幅広いご相談をお受けしてきました。

岡山に移ってきてからは、一貫して地域に根ざして活動してきたように思います。
現在も依頼者さまは市民、県民の方々が大半を占め、さらに私の出身地でもある広島のほか、香川や兵庫などの近隣エリアからもご相談が届いています。

02 弁護士としての強み

個人、企業案件とも幅広くカバー。取引先が500社近くに上る法人破産も

ーーずばり、先生の強みや武器はどんなところにあるとお考えですか?

守備範囲の広さです。
どんな事件であっても、「何か困ったことが起きたら、とりあえず黒塚先生に相談すれば何とかなるという安心感があります」と依頼者さまから言われたことがあります。

どんなご相談やご依頼であっても、一つひとつの事件に向き合い、全力を尽くす。
私はこれまでずっと、そういったスタンスを貫いてきました。
そのおかげで個人や企業を問わず、あらゆる種類の事件を満遍なく経験し、対応できるようになったんです。

「離婚」や「相続」などと一口にいっても、事件処理にはほかの分野の知識や経験が求められるケースが少なくありません。
そういった場面では、いろんな事件に携わってきた経験が大いに活きているように感じます。


ーーきっと大変なことですよね。

とくに駆け出しの頃は大変でした。
大手の事務所にあるような、体系的な研修を受けたわけでもありませんでしたから。
個別の事件処理を通して、現場で汗をかき、証拠や資料を読みあさりました。私の好きな言葉に「我以外皆我師(われいがいみなわがし)」というものがあるんですが、正にその姿勢で先輩や事件相手の弁護士のスキルを目で見て盗んで学ぶということもしたり、とにかくがむしゃらに研鑽を積む日々でした。

ただ、その苦労と積み重ねがあったからこそ、今の私がいます。
目の前の事件に必死に向き合ってきたおかげで、複雑な事件でも、苦境に立たされても、なんとか解決の糸口を見つけ出す姿勢や力を身につけられたように思います。
そのような工夫や姿勢は、基本的に今も変わっていません。


ーー実際にどんな事件を解決してきたのか。過去の事例をご紹介いただけますか?

たとえば、ある中小企業の法人破産です。
負債額が大きく、従業員の方も多く、取引先も500社近くに上る大がかりな事件でした。

あのときは、事前に債権者等には通知しない「密行型」で破産を申し立てました。
情報をオープンにすると取引先や債権者から連絡が殺到するうえ、国税や金融機関も動き、財産や売掛金を差し押さえられてしまう恐れがあったからです。

それを避けるために、裁判所に破産を申し立てる「Xデー」に向け、依頼者さまや関係先と入念に段取りを整えながら慎重に事件処理を進めました。
そして無事、会社の破産とともに、経営者個人の方の免責も無事に認められ、借金も帳消しにすることができたんです。


ーー依頼者はきっと胸をなで下ろしたでしょうね。

その方に限らず、借金でお悩みの方々はみなさん、とても暗い面持ちでご相談にいらっしゃいます。

高価品の購入、ギャンブルなどで借金苦に陥ってしまった方々もそうです。
私はこれまで、そういった方々の破産も何度もお手伝いしてきました。

すると、みなさん最後はスッキリとした表情に変わり、新たな気持ちでリスタートを切っていかれます。
そんな風に人生の再起を後押しできるのは、私にとっても大きなやりがいです。

03 事件解決のスタンス

「できることは、すべてやる」。労災訴訟で数千万円の損害賠償も

ーー弁護士としてのこだわり、心がけていることもぜひ教えてください。

依頼者さまの利益のために、あらゆる手段を講じることです。
制度や手続きなど、使えるものはすべて使おう、というスタンスで常に臨んでいます。

たとえば、証拠保全手続きです。
よくあるケースのひとつが、労災や残業代に関する事件です。
一部の証拠は会社等の企業・団体側が持っているケースが多いので、証拠隠滅を防ぐために前もって証拠を差し押さえるんです。
そうすれば、その後の企業側との交渉や裁判を有利に進められる可能性がグッと高まります。
他にも、事件解決に有用であるならば、仮処分等の措置を積極的にとるようにしています。法律が改正すれば知識をアップデートするようにしているのですが、そのようにアップデートした知識を用いて、今までその裁判所では行われたことがなかった内容の申し立てを行い、それが認められた事件もあります。

ーー実際にそんな風に徹底的に争い、いい結果をもぎ取ってきたと。

他にも、労災でいえば、裁判に持ち込み、数千万円もの多額の損害賠償が認められたケースもありました。この事件では、早い段階でご依頼をいただいたことで、私が関与する中で新たな証拠を獲得することができ、その証拠によって、裁判になったときに裁判官から示された和解内容が有利に変わった事件もありました。

大きな事故、深刻なケガであればあるほど、ご本人やご家族の精神的なダメージは計り知れません。
いくら高額な損害賠償が認められても、それでケガが治るわけではありませんからね。
それでも、私としては、少しでも相談者さまや依頼者さまの無念を晴らすお手伝いができればという気持ちで全力で闘っています。

労働問題では企業側での対応実績もあるので、労働者側でお受けした際はその経験を踏まえ、交渉や裁判などで有利な条件を引き出せるはずです。


ーー本当に守備範囲が広く、かついろんなアプローチが可能なんですね。

今回は債務整理や労働問題に触れましたが、もちろんそれ以外のご相談やご依頼も積極的にお受けしています。
離婚・男女トラブル、交通事故、不動産、相続、刑事事件、企業法務などです。

また、特殊な分野といわれるようなご相談やご依頼も担当してきました。
たとえば、学校のいじめ問題をはじめとする行政事件です。
子どもが関わる事件については、子どもにとって何が一番良いのかを第一に考えるようにしています。

なかには、放課後児童クラブ(学童クラブ)の職員らが運営資金を着服したとして、学童クラブの代理人として刑事告訴に乗り出した事件もありました。
テレビや新聞でも報道され、当時注目を集めたんです。

04 依頼者への思い

じっくり話を聞く。信頼と安心の“人を笑顔にする”法律相談

ーー相談者や依頼者とは普段、どのように接していらっしゃいますか?

相談者さまや依頼者さまのお話にとことん付き合い、じっくり耳を傾けること。
それが、私が弁護士として最も大切にしていることです。

リラックスしていただけるような雰囲気でお話をお伺いし、難しい法律用語は使わず、なるべく平易な言葉でご説明する。
そして、ご相談に来ていただいた方には満足して帰っていただけるように、たっぷり時間をかけて対話を重ねるようにしています。特に、ご相談が終わった際に笑顔で帰っていただくときが一番うれしいです。


ーー頼もしいですね。法律相談は誰にも負けない、と。

なかなかそう言い切るのは難しいですが、少なくともそれくらいの気持ちでやっています。

頭に浮かぶのは、父と母の存在です。
父は昔から、とにかく人の話をよく聞く人なんです。
友人や知人から信頼を寄せられている姿を、小さい頃からずっと見てきました。
他方で、母は明るく社交的で、情深い人なんです。
初見の人とでもすぐ打ち解ける姿に、小さい頃から感心していました。
今の私の仕事の姿勢には、父と母の存在が強く影響しています。

「黒塚先生に任せておけば、きっとなんとかしてくれる」。
「困ったことがあったら、とりあえず黒塚先生に話をしてみよう」。
私も、依頼者さまにそんな絶対的な安心感を与えられるような弁護士になりたいですね。
どんなお悩みも誠実に受け止めるので、ぜひ気軽にご相談いただけるとうれしいです。
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