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こうの ゆうた
河野 雄太弁護士
河野法律事務所
馬車道駅
神奈川県横浜市中区海岸通4-23 マリンビル307
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

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インタビュー | 河野 雄太弁護士 河野法律事務所

「借金を返済できない」、絶望を救った金融機関との交渉。相続にも強い横浜の代表弁護士

15年間、一貫して横浜を拠点に活動してきた河野法律事務所の河野 雄太(こうの ゆうた)弁護士。
独立した現在は、相続や債務整理、企業法務を中心に、全国各地から届く悩める人のSOSに耳を傾けています。
過去には神奈川県の包括外部監査人補助者や横浜青年会議所の副理事長を務めるなど、地域とのつながりを大切に多くの依頼者と信頼関係を築いてきました。
かつて新聞記者に憧れた青年が弁護士バッジをつけ、依頼者のために全力疾走する日々に迫ります。

01 弁護士を志した原点

横浜一筋、15年。きっかけは親戚が被害を受けたリフォーム詐欺

ーーはじめに、弁護士になろうと決めた理由を教えてください。

本格的に弁護士という職業を意識し始めたのは、大学生の頃でした。
それまでは、ずっと新聞記者に憧れていたんです。
ペンの力で権力の不正を暴くジャーナリズムの役割に憧れていたからです。
当時はジャーナリストの辺見 庸さんの本などを読んでいましたね。

弁護士を志すようになったのは、大学時代に親戚がリフォーム詐欺に遭ったことがきっかけでした。
親戚の困惑する姿を目の当たりにし、目の前で困っている人の力になりたいという思いから弁護士という職業に魅力を感じるようになったんです。


ーー実際に弁護士になり、そのキャリアは15年目に到達しました(2025年7月現在)。

ハードな仕事ですが、ここまで続けてこられたのは、それを上回るやりがいや醍醐味があるからです。

突如トラブルに巻き込まれ、目の前が真っ暗になってしまった人。
理不尽な目に遭い、心にうっぷんを溜め込んでいる人。
そんな方々が徐々に気持ちを落ち着かせ、晴れやかな表情で新たな人生を歩んでいく。
その背中を見るたびに、「力になれてよかった」と心から思えるんです。

02 注力分野と強み①

4,000万円近い借金も、自宅を残して個人再生。約2年に及んだタフな交渉

ーー現在は独立されていますが、その前はどんな事務所にいらっしゃったんですか?

横浜市内にある法律事務所に10数年所属していました。

以前の事務所の代表は、かつて神奈川県弁護士会の副会長も務めた経験豊富な弁護士です。
事件に傾ける情熱や闘争心、資料や記録の読み方、依頼者のために全力を尽くす姿。
一緒に数多くの事件を担当するなかでそんな姿を目に焼きつけ、みっちり鍛えてもらいました。

以前の事務所では、交通事故や相続などの身近な法律相談のほか、企業法務も幅広く経験し、さらに神奈川県の包括外部監査にも2年間携わりました。
包括外部監査は、県や関係団体に対して特定のテーマを設定し、法令違反や無駄な支出がないか等を監査する仕事です。


ーーご自身の事務所を開設した場所も、同じ横浜ですね。

東京出身なので横浜に地縁があったわけではありませんが、以前の事務所に入所してからもうかれこれ15年ほど横浜で活動し、今ではすっかり横浜に愛着を持っています。
独立するときも、事務所は横浜に構えたいと考え、横浜赤レンガ倉庫の近くに当事務所を開設しました。

横浜のまちをよりよくしたいという想いから横浜青年会議所の活動にも長く関わり、副理事長を任されたこともありました。

普段活動している横浜を走りたいと考えて、昨年(2023年)は横浜マラソンに参加して、フルマラソンを完走しました。
タイムは4時間45分くらいでしたので、いずれは4時間を切りたいですね。


ーー今はどんな相談を多く受けていらっしゃるんですか?

個人の方々からのご相談で多いのは、相続や債務整理などです。
いずれの分野も私自身、キャリアを通じて数多く扱ってきました。

そのなかで印象に残っている事件のひとつに、個人再生の案件があります。
個人再生とは、借金を大幅に減額し、原則3年から5年かけて返済していく手続きです。
自己破産では原則として住宅等の資産を手放す必要がありますが、個人再生では自宅を手元に残しつつ経済的再生を図ることができます。

そのときの依頼者さまは住宅ローン以外に4,000万円近い膨大な借金を抱えていたため、最初の感触としては個人再生はなかなか難しい状況に思われました。
実際、依頼者さまご自身も「破産しか手はないか」と半ばあきらめていらっしゃったんです。


ーーただ、そこをどうにかしてクリアしたと。

金融機関などと何度も話し合いを重ね、ご依頼者様が仕事を通じて相当な収入を得られる見込みがあることを理解してもらい、およそ2年かけてなんとか個人再生のレールに乗っけることができました。
それによって借金を大幅に減らすとともに、ご自宅を手放さずに済んだんです。

当初は、返済にご自身の保険金を充てる考えもよぎるほど精神的に追いつめられ、ご家族もとても心配していらっしゃったんです。

ただ、そんな絶望的な状況に光が差したことで、表情は見違えるように明るくなりました。
私自身も、ほっと一安心しましたね。

03 注力分野と強み②

弁護士が入ることで、話し合いが前進する相続問題。複雑なトラブルも解決

ーー相続についても、ぜひ強みや実績などを知りたいです。

相続についても、「遺産の分け方でもめている」、「不動産や非上場株式の評価額について相続人間で揉めていて協議がまとまらない」、「財産を一部の人が使い込んでいる」、「相続人の数が多すぎて連絡がつかない人も多く、協議がまとまらない」、「感情的な対立があり、遺産の分け方を直接話し合えない」などの理由で遺産分割協議がまとまらない案件や「遺言の内容に納得できない」といった遺留分に関する案件、「相続が発生したがプラスの遺産よりも借金の方が多そうだ」という相続放棄の案件など、様々な案件を取り扱ってきました。
そのような案件に加えて、法定相続人がいない被相続人と親しく交流していた方から依頼を受けたことがありました。
私は特別縁故者に対する相続財産分与の申立てを行い、その結果、依頼者が遺産の一部の分与を受けることになりました。
通常、誰かが亡くなると、配偶者や子ども、親、兄弟姉妹などの法定相続人が相続権を持つことになりますが、中には法定相続人がいらっしゃらない人もいます。
その際に、裁判所に申立てを行い、認められると、内縁の妻や夫、共同生活をしていた従兄弟、また入退院や介護の世話をしていた人などが「特別縁故者」として、特別に財産を取得できるんです。

その他にも、生前対策として遺言書の作成や家族信託などのご相談も寄せられます。

ーー相続も、弁護士に相談するメリットは大きいのでしょうか?

間違いなくそう思います。
相続人同士の中が悪く当事者間で話し合いができない、相続人の中に音信不通の人がいる等の場合、弁護士に依頼することで遺産分割協議の進展が期待できます。
ほかにも、相続人が20〜30人と大勢いるような事案もそうです。
遺産分割協議をしないまま長い年月が経ち、気がつくと相続人が雪だるま式に膨れ上がっているようなことがよくあるんです。
相続人が数十人になってしまうと、ご自身で相続人全員を特定して連絡をとるのは難しいと思います。私も以前、相続人が30人近くに上る遺産分割を経験しました。
そのときは全国に散らばっていた相続人全員の所在を調べ、一人ひとりと連絡をとって揉めることなく話をまとめることができました。


ーーそんな風に、一筋縄ではいかない事案を何度も解決してきたと。

遺産分割協議だけでなく、相続が発生する前の遺言や家族信託、遺言により遺産を多く受け取った相続人に対する遺留分侵害額請求、そして先ほどの相続人がいない場合に被相続人と縁の深かった人が遺産を受け取る特別縁故者の申立て。
そういったさまざまな局面で結果を出してきた自負があります。

今年(2024年)4月からは、相続した不動産の登記が義務化されました。
遺産に不動産が含まれる場合、遺産分割協議をしないままにしていると期限内に相続登記をしていないとしてペナルティを科される恐れがあります。

遺産に不動産が含まれる場合はとくに早めに弁護士に相談していただきたいですね。

04 弁護士としてのポリシー

真摯に、誠実に、率直に。どんな悩みも受け止め、最善を尽くす

ーー依頼者の相談に乗っているとき、いつもどんなことを心がけていますか?

最も大切にしているのは、依頼者さまのお話に真摯に耳を傾けることです。

どのような事実があるのか。
どんなことに悩み、何を大切にしたいのか。
突然の事態に混乱し、感情的になっている方も少なくありません。
冷静に落ち着いて、お気持ちをなだめながら、じっくりお話を聞くことからすべては始まります。

そのうえで、事件の見通しを率直にお伝えすることにもこだわっています。
依頼者さまにとって、ときには耳の痛い、手厳しいことも恐れずお伝えするようにしているんです。

私が単なるイエスマンとなって、過度な期待を抱かせてしまってはいけませんからね。
依頼者さまと信頼関係を築くために、避けて通れない大切なことだと思っています。


ーー常に依頼者に対して、誠実であるべきだと。

今はインターネットでいろんな情報を入手できます。
ただ、恐いのはそれを間違って解釈することです。
少しでも不安から解放されたいという人間心理から、ネットの記事をご自身に都合のいいように解釈してしまうケースが少なくないように思います。

お気持ちはよくわかりますが、そこには思わぬ落とし穴が潜んでいるかもしれません。
だからこそ、私たち弁護士に直接ご相談いただきたいんです。
私がどんな悩みも受け止め、包み隠さず率直にお伝えし、たとえ厳しい状況でも最善を尽くすことをお約束します。
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