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みなみ ちさと
南 知里弁護士
札幌クリア法律事務所
西11丁目駅
北海道札幌市中央区北1条西10丁目 原田ビル3階
対応体制
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

※債務整理は対面での初回面談は無料、債務整理以外の分野はビデオ面談30分に限り無料です。フォームからご希望の日時をお知らせいただき、日時確定後、当方から連絡、事前にご連絡いただいたご相談内容によっては、事前にご相談フォームにご回答いただき、ご相談を実施します。

インタビュー | 南 知里弁護士 札幌クリア法律事務所

MBA、産業カウンセラー資格を保有する実力派弁護士。企業法務を中心に、民事まで幅広く対応

MBA、産業カウンセラー資格を持つ札幌クリア法律事務所の南知里(みなみ ちさと)先生。
大学と企業のライセンス契約を担当した経験もある企業法務を中心に、離婚、労働、不動産トラブルと、民事の事案にも対応しています。
悩みを抱える人びとの視点に立つため「学び続ける姿勢」を貫く生き方は、南先生ならではの強み。
常に「傾聴」の姿勢で相手の話へ耳を傾ける先生に、これまでの経歴や自身の哲学などをうかがいました。

01 これまでの歩み

弁護士資格だけでなく、強みを持つためMBAも取得

――南先生が弁護士を目指した理由を教えてください。

教育熱心な親の影響もあり「1人で生きていくために手に職を就ける」と幼い頃から自然に考えていたのが、現在につながっているのかと思います。
弁護士に憧れたのはテレビドラマがきっかけで、賀来千香子さんが主演の『七人の女弁護士』を見て、カッコよさを感じていました。
身近なトラブルを経験し「みんなが笑顔になれるお手伝いができれば」と思い、高校、大学、ロースクールへ進学しました。


――札幌クリア法律事務所で独立されてから、現在までの経緯は?

当初は札幌市内の法律事務所で働いており、自己破産者の財産を債権者に配当する管財事件などの経験を積んだのち、3年目に独立しました。
早めの独立でしたので「女性弁護士として強みが必要」と考え、独立とともに産業カウンセラーの資格を取得しました。
知人にすすめられて大学院で経営学も学び、独立から4年後には、経営学修士「MBA」も取得しました。

大学院で出会った先生たちとのつながりで、北海道大学の非常勤弁護士や、大学と企業のライセンス契約におけるリーガルチェックなどを担当していた時期もあります。
現在も非常勤講師として学生向けに「民法入門」や「知的財産」に関する授業も担当しています。

02 依頼者との接し方

産業カウンセラー資格で学んだ「傾聴」の姿勢を大切に。

――弁護士以外の現場で培ってきた経験は、生きていますか?

話の聴き方に興味を持って取得した産業カウンセラーの資格は、相談者さまのヒアリング時に役立っていると思います。
常に「傾聴」の姿勢を意識して、感情表現の言葉を繰り返してご自身の思いを認識していただくなど、学んだスキルの一部を生かしていますね。

事業承継関連の事案で「会計が分からないと適切な主張・立証ができない」と思った動機で進学した大学院での経験は、事業承継分野はもちろんIT・モノづくりのスタートアップ支援など、経営者目線で向き合う必要のある企業法務の分野で役立っています。
リーガルチェックや利用規約作成などの弁護士本来の業務はもちろん、ビジネスモデルをお聞きして法律の視点から「もっと事業を切り分けてサービス化できるのでは」と提案するなど、相談者さまの現場に沿った意見も出しています。

建築関連も強みだと自負しておりまして、住宅ローンに付随する瑕疵保険に関するあっせん委員も歴任しております。
自身が住んでいるマンションの理事を担当しているのもあり、欠陥住宅の問題、理事会でのトラブルなども対応できます。今後のマンション建替問題、理事会運営についても、対応いたします。

――社会人になってからも、学び続ける原動力は何でしょうか?

原点を考えますと、弁護士をめざす理由のひとつでもあった「社会の仕組みを知りたい」という気持ちが、今も残っているのだと思います。
法律は世の中にあるすべてのできごとの背景にありますし、いかなる場面でも必要ですが、法律を知っているだけで「社会の仕組みが分かるか」と言えば、そうではないと考えているのです。
弁護士は本来、事案ごとに相談者さまの立場をふまえて、企業法務であれば組織の理想形は何かなど、当事者になりかわって考えなければいけませんし、都度、相応の知識を得ないといけない仕事と思っているからです。

03 現在の活動

企業法務だけでなく、離婚問題借金・債務整理、ネットトラブル、消費者問題など幅広く

――現在、どのような事案を担当する機会が多いのでしょうか?

いずれは企業法務へ集約させたい思いもありますが、人の悩みに共感したい気持ちも強いですし、現実的には分野を問わず対応しています。
離婚では親権や不貞行為に関する問題、労働事件も扱っており、残業代請求や社内でのハラスメントに関する相談を受ける機会もあります。

――過去に担当したなかで、印象に残っている事案は?

話を聴くのが大切だと実感したのは、女性の依頼者さまからご相談を受けた離婚分野の事案で、3年ほどを費やしました。
依頼者さまはDVを理由に相手側との離婚を決めて、お子さんとの親権を争っていましたが、当初、依頼者さまの元にいたお子さんが、途中で相手側に連れ去られてしまったのです。

係争中にお子さんが小学生から中学生になったのですが、多感な時期だったとは思いますし、成長過程に沿った精神状態にも思いを巡らせなければいけないと、個人的には気付かされました。
最終的に親権を勝ち得ましたが、一時的な結論が果たして依頼者さまや関わる人たちにとって幸せなのか、慎重にみきわめるべきだと学んだ事案でした。

04 今後の展望

企業の持続可能な活動をサポート。苦しさを抱えるなら相談を

――プライベートでの息抜きや趣味はありますか?

ペーパードライバーでしたが、講習を受けてふたたび運転をはじめたので、子どもとのドライブを楽しんでいますね。
また、小学生時代のクラブ活動で吹いていたフルートを久々に取り出して、レッスンにも通いはじめました。
純粋に趣味を持ちたかったのが理由で、週1回のペースでレッスンを受けて、定期的な発表会にも参加しています。


――この先、どのように活躍していきたいですか?

専門性を磨いてきた自負はありまして、企業法務を中心に、拠点を構える地元の北海道で持続可能な企業活動をサポートしていきたいと考えています。
民事にも力を入れながら、みなさんが幸せに暮らすためのお手伝いをしていきたいですし、ありのままでいられるはずの環境に苦しさを感じる方がいらっしゃるのであれば、お気軽にご相談ください。
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