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むろが しょうご
室賀 祥護弁護士
室賀法律事務所
新宿駅
東京都新宿区西新宿1-20-3 西新宿高木ビル 8階
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インタビュー | 室賀 祥護弁護士 室賀法律事務所

大手不動産会社や外資系コンサルに出向し、新宿で独立。労働問題にも詳しい中小企業の顧問弁護士

大手不動産会社や外資系コンサルティング企業への出向経験があり、東京・新宿で独立した室賀法律事務所の代表・室賀 祥護(むろが しょうご)弁護士。
現在は中小企業をはじめとする法律顧問を引き受けながら、個人向けの一般民事なども積極的に扱っています。
とくに不動産や労働問題に詳しいほか、交通事故の賠償金をめぐる保険会社との交渉でも際立った成果を上げてきました。
どんな思いで日々、依頼者と向き合っているのでしょうか。

01 キャリア・活動歴

中小企業の顧問を軸に、大手不動産会社や外資系コンサルに計4年出向

ーーまずは、これまでのご経歴について教えてください。

一貫して企業法務を中心にキャリアを積んできました。
最初の事務所では中小企業の顧問を多く任され、なかには不動産の上場企業もありました。

その後移籍した事務所でも、メインは中小企業をはじめとする顧問業務でした。
加えて、大手不動産会社と外資系コンサルティング企業に計4年間、出向していたんです。


ーー出向先ではどんな業務をされていたんですか?

法務部の一員として、契約書の作成・チェックや新規事業の立ち上げ、人事労務などに従事しました。
どちらも大企業なので大型プロジェクトや取引に関わることもあり、責任あるポジションも任されていました。

また、勤務を終えてからは、個人の方々からの法律相談もお受けしていたんです。
企業、個人案件ともみっちり経験を積み、独立して現事務所を開設したかたちです。


ーーさらに、委員会活動などにも率先して関わっておられるようですね。

そのひとつが、労働法制特別委員会(東京弁護士会)です。
労働法に関する判例の研究、小・中・高校生向けの法教育などに携わっています。

また、調布市(東京)の商工会会員・青年部員、調布青年会議所の会員にもなっています。
地域の活性化に貢献したい思いからです。
会員のみなさんとは、一緒にゴルフに出かけたりもしていますね。
それとは別に、週末は草野球チームの試合にも出場して汗を流しています。

02 取扱分野と強み

不動産に強く、労働問題では訴訟を回避して約1ヶ月のスピード解決へ

ーー現在はおもにどんな事件を扱っているんですか?

企業、個人を問わず、幅広い事件を扱っています。
ご依頼いただいたからには、お断りすることなく最後までやり遂げる。
そんな思いで、どんなご相談もお受けしています。

企業法務については大手から中小、それにベンチャーやスタートアップ、個人事業主まで、あらゆる規模、業種をカバーしています。
個人案件も、不動産や労働問題、交通事故、離婚、相続、借金問題、刑事事件、インターネットの誹謗中傷など多岐にわたります。


ーー企業法務は、民間企業に出向されていた経験も武器になりそうですね。

企業の内部に身を置いたことで、社内決済や意思決定の仕組みなどを学ぶことができました。
現場の肌感覚がわかるため、企業の目線に立ってサポートさせていただけるはずです。

出向先のひとつでもあった不動産は、私の得意領域です。
その会社は売買や賃貸、ホテルやシェアオフィスなど数々の事業を手がけていました。
そのおかげで、幅広い知識を身につけられたからです。

それを踏まえて、個人の方々からも賃料や立ち退き、欠陥住宅などの不動産、建築絡みのトラブルを積極的にお引き受けしています。


ーー企業法務で培ったノウハウを、個人案件にうまく活かしていらっしゃると。

それは労働問題も同じです。
解雇や残業代、ハラスメント、労災など、これまで企業側の弁護人として多くのトラブルに対処してきました。

たとえば以前、ハラスメントをめぐって従業員に訴えられたときのことです。
当時の社長の弁護を担当したんですが、ある証拠を突きつけたことで相手に訴えを取り下げてもらったんです。
約1ヶ月のスピード決着に、その元社長は「早く終わって安心した」と胸を撫で下ろしていらっしゃいました。

企業側の事情や打ち手がよくわかるので、労働者側に立った際には交渉などを有利に進められるはずです。

加えて、先ほどご紹介した労働法制特別委員会で判例を研究し、法改正の動きも隅々までチェックしています。
労使双方、どちらの立場でも力強くサポートさせていただけるはずです。

03 過去の解決事例

交通事故の加害者弁護、示談で賠償金を半減。被害者側では満額を獲得

ーーこれまでの担当事件のなかから、印象に残っているものを教えていただけますか?

ひとつは、交通事故を起こし、過失運転致死傷罪に問われた加害者側の代理人を務めた事例です。

問題だったのは、過去の裁判例をもとにした算出基準を大きく逸脱する、高額な賠償金を請求されたことでした。
ただ、相手方代理人との交渉で賠償金が過大だと主張するなどした結果、当初の請求額を半分に減らす内容で示談を成立させられたんです。


ーー1/2にまで減らしたのは、大きな成果ですね。

当初の請求額には後遺症による逸失利益(事故がなければ本来得られたはずの収入)が含まれていたんですが、被害者は無職だったためそれは不適切だと訴えました。

また、医師による後遺障害等級の認定が適切なのか、ケガと事故にどれほどの因果関係があるのか。
通院期間や治療内容を根拠に、相手の主張をうまく打ち崩すことができたんです。

同じように加害者を弁護したケースでは、自転車と歩行者のトラブルもありました。
「接触はなかった」とする自転車に乗っていた依頼者さまと、「接触して転倒、骨折した」とする相手方の高齢の歩行者。
主張が真っ向から対立し、争いは裁判までもつれることになったんです。


ーー裁判では、どんな結末を迎えたんですか?

相手方の請求額の1/10程度の金額で和解しました。

現場検証を行い、接触していなくても被害者が転倒する可能性が十分にあったこと。
被害者には骨粗しょう症の持病があり、服用している薬に骨を弱くする成分が含まれている点を骨折の根拠に挙げたこと。
そうした主張が、功を奏したかたちでした。

もちろん、被害者での弁護経験もたくさんあります。
そのたびに相手方の保険会社との交渉に臨み、十分な賠償金を獲得するお手伝いなどをしてきました。


ーー賠償金をめぐる保険会社との交渉は、弁護士に任せるのが得策だとよく聞きます。

そうなんです。
知識がないと弱い立場に置かれやすく、保険会社の説明を鵜呑みにしてしまう恐れがあるからです。

たとえば以前、停車中に後続車に追突された方からご依頼を受けたときもそうでした。
保険会社からは当初、裁判の判例をもとにした基準の8割までしか支払わないと告げられたそうです。

ただ、これは保険会社の内部規定であって、法的な根拠はありません。
そのため私が交渉に乗り出し、慰謝料と治療期間分の休業損害を請求して満額を勝ち取ったんです。

04 悩んでいる人たちへ

企業の成長を後押し、希望を託す拠り所に。休日・夜間、オンライン相談も

ーー弁護士として心がけていることも教えていただけますか?

どんな問題に直面し、何に悩んでいらっしゃるのか。
まずは丁寧にヒアリングさせていただき、そのうえで解決の見通しや道筋をわかりやすくご説明するようにしています。

具体的な方策は複数の選択肢とともに、それぞれのメリットとデメリットも丁寧にお伝えしていますね。
また、ご質問へのレスポンスは素早く、進捗状況なども密にご連絡するよう徹底しています。

何よりも大事なのは、依頼者さまの納得感です。
ご要望に応じて相手と徹底的に争ったり、友好的な解決を図ったりと柔軟に対応させていただいています。


ーー頼もしいですね。最後に、読者へのメッセージをお聞かせください。

当事務所は私がひとりで切り盛りしており、フットワーク軽く動き回れるのが強みです。

独立してからは、今まで以上に一人ひとりの依頼者さまにじっくり時間をかけて向き合い、手とり足とりサポートできるようになりました。
休日や夜間のご相談、オンライン面談なども可能です。

企業のみなさんの成長を後押しできるように、困っている方々が希望を託す拠り所になれるように、力の限りバックアップさせていただくことをお約束します。
ぜひ安心してご相談いただけるとうれしいですね。
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