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ははかべ あすか
母壁 明日香弁護士
弁護士法人長瀬総合法律事務所 水戸支所
水戸駅
茨城県水戸市城南1丁目7-5 第6プリンスビル7階
対応体制
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注意補足

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インタビュー | 母壁 明日香弁護士 弁護士法人長瀬総合法律事務所 水戸支所

茨城には母壁がいる。企業法務や離婚、相続など、地域の頼れる女性弁護士として依頼者に温かく寄り添う

「母壁という苗字、変わっているでしょう(笑)?一度聞いたら、頭に残りますよね」
茶目っ気溢れる笑顔でそう語るのは、母壁明日香(ははかべあすか)弁護士です。
現在は長瀬総合法律事務所水戸支所に所属し、企業法務や労働問題、離婚や相続などあらゆるトラブルの弁護活動に取り組んでいます。

孤独を抱える経営者や、困難な状況にいる依頼者を、持ち前の温かさで迎え入れている母壁弁護士。
滲み出る優しさと、経験に則った的確なアドバイスで、依頼者から絶大なる信頼を寄せられていることでしょう。
今回はそんな母壁弁護士の、これまでのキャリアや今後の展望をご紹介します。

01 これまでのキャリア

労働局の調整委員経験も。茨城の頼れる弁護士として幅広い事件に対応

――これまでのキャリアを、教えてください。

弁護士になってから一貫して、長瀬総合法律事務所に所属しています。
入所当初から法人、個人の依頼者さまの幅広いご相談を受けておりました。
現在特に注力しているのは企業法務と、離婚や相続といった家事事件です。


――企業法務は、どのようなご相談が多いのでしょうか?

日常的な法律相談や契約書レビュー、労働問題など、企業が抱えるお悩み全般のご相談をお受けしています。
労働問題でいうと、問題のある社員を解雇したい、残業代を請求されているといったトラブルが多いですね。
団体交渉や労働審判などの経験も、豊富にございます。
そして労働者とのトラブルは、やはり予防することが大切です。
職場環境や社内の規程を整備するなど、そもそもトラブルが起きない環境を作り上げる予防法務にも、注力して取り組んでいます。

また私は、茨城労働局の個別紛争調整委員を務めているんですよ。


――個別紛争調整委員とは?

企業と労働者の間に入り、中立的な立場でトラブルに対応する、労働問題の専門家のことです。
あっせん期日に参加して、企業と労働双方の話を聞き、専門家としてどのように解決すべきかをアドバイスさせていただいています。
紛争の内容はさまざまですが、最近だとパワハラ問題が増えている印象です。
企業と労働者の想いを汲み取りながら解決策を考えるので、双方のお気持ちに寄り添えるというのは、労働問題における私の強みだと考えています。


――離婚や相続問題では、いかがでしょうか?

企業法務と同様、離婚、相続全般のご相談に対応しています。

離婚したい、不貞慰謝料を請求したい、子どもの養育費・親権で悩んでいるなど、離婚にまつわるお悩みは多岐に渡ります。
非常にセンシティブな問題もございますので、女性の場合は女性弁護士に相談したいという方も多いです。
逆に男性は「妻の気持ちがわかる女性弁護士に依頼したい」というご希望を持たれている方もいらっしゃるので、依頼者さまの男女比は半々ですね。

相続問題は、遺産分割や遺留分などの交渉、調停はもちろん。
最近では相続登記に関するご相談が増えています。
不動産の名義を祖父母の代から変えておらず、どうしたらいいかわからないなど、古い相続や相続人が多い複雑な事案にも対応できますので、お気軽にご相談ください。

02 弁護士としての強み

孤独な依頼者の肩の荷を下ろす。ドアを開けた瞬間から、笑顔で温かく

――先生の強みは、いかがでしょうか?

話しやすい雰囲気作り、そして依頼者さまへの寄り添い力が私の大きな強みです。
たとえば企業法務の場合、多くの経営者の方々は孤独を抱えていらっしゃいます。
悩み事を誰かに相談したくても、社内では立場もあるのでそう簡単にはいきません。
私はそんな経営者の方々の、心の支えでありたいんです。
そのためにも、ご相談の前後にちょっとした雑談を挟んで空気を和らげるなど、「何でも話してくださいね」という雰囲気を作ることを意識しています。


――先生の温かさで、依頼者も緊張せずに何でも話してくれそうですね。

弁護士への相談はハードルが高いものですから、きっと勇気をふり絞ってご相談にいらっしゃる方も多いはずです。
私は、相談室のドアを開けた瞬間から笑顔で依頼者さまと向き合うように心がけています。

トラブルの本質に対するアドバイスをするのは、弁護士として当たり前のことです。
法的なアドバイスにプラスして、和やかで話しやすい空気を作ることができたら、依頼者さまとの信頼関係もより強固なものになるでしょう。


――依頼者に寄り添う、という点については、いかがですか?

依頼者さまのお気持ちに共感しつつ、冷静な視点も忘れないということは心がけているポイントです。

特に家事事件は、相談中にお気持ちが高ぶってしまう依頼者さまもいらっしゃいます。
感情を全て受け止め共感することはとても大切ですが、弁護士としての冷静さを失ってはいけません。
私まで一緒になって感情的になってしまっては、トラブルは解決しませんからね。
依頼者さまの想いをきちんと理解しながら、冷静に解決へと駒を進めていく。これが私の寄り添い力だと考えています。

03 解決事例

幼い子を連れた離婚。僻地に出向いて公正証書を作成し、母子の権利を守る

――印象に残っている解決事例はありますか?

奥様から依頼を受けた離婚事件で、非常に感謝していただけた事例をご紹介します。

依頼者さまには、まだ幼いお子さんがいらっしゃいました。
しかし、夫との関係が悪く、なるべく早く離婚をしたいとご相談にいらしたんです。
依頼者さまは裁判手続きではなく協議で離婚を成立させたいとのご希望でしたので、まずは相手方との交渉から始めました。

別居中の婚姻費用や財産分与、お子さんの養育費や親権、面会交流など、離婚問題では多岐に渡る条件を夫婦間で取り決めなければなりません。
双方の収入や財産資料をくまなく精査し、お互いの言い分を調整しながらなんとか無事に離婚が成立したのですが、ひとつ問題があったんです。


――どのような問題でしょうか?

依頼者さまは、お子さんの養育費が夫から滞りなく支払われるのか懸念しており、養育費に関する公正証書の作成を希望していました。
しかし当時夫が住んでいたのは、依頼者さまの居住地からは遠く離れた、非常にアクセスの悪い場所だったんです。
依頼者さまがお子さんを連れて遠方まで足を運ぶのは、不可能に近い状況でした。
そこで私が夫の住んでいる場所まで行き、作成に立ち会うことにしたんです。


――先生の熱意が伝わります。

茨城から東京へ出て、そこから更に新幹線、在来線へと乗り継ぎ、片道6時間ほどかかったと記憶しています。
無事に公正証書の作成が終わり、駅で依頼者さまにお電話した際には、非常に喜んでいただけましたね。
その後更に丁寧なお手紙までいただき、依頼者さまの期待を超えるサービスができたんだなと、私も心が熱くなる出来事でした。

お子さんを連れて離婚する場合、やはり女性は金銭面が非常にネックになります。
公正証書を作成しておけば、万が一養育費の不払いが起きても夫の給与を差し押さえることができるので、女性側のメリットも大きいんです。
依頼者さま、そしてお子さんの将来の安心のために、ベストな解決ができた事例でした。

04 今後の展望

茨城には母壁がいる。地域を代表する女性弁護士でありたい

――今後の展望を教えてください。

「茨城の女性弁護士といえば、母壁がいる」
皆さまにこのように思っていただけるような、茨城を代表する女性弁護士になりたいです。
茨城には、まだまだ女性弁護士が少ないんですよ。
しかし、女性弁護士のニーズは非常に高いなと日々実感しております。
男女問わず、より多くの方々に私のリーガルサービスを届けるためにも、法律の知識はもちろん、依頼者さまとのコミュニケーションも引き続き大切にしていきたいですね。

ちなみに「母壁」という苗字、とても珍しいと思いませんか(笑)?
一度聞いたら、きっと皆さまの記憶に残るのではないかと思っています。
この苗字のインパクトに負けないくらい、私自身の腕を磨き、茨城を代表する弁護士になれるようひたむきに努力を続ける所存です。


――最後に、メッセージをお願いします。

弁護士は恐い、話しにくい…。
私は、そんな印象を吹き飛ばすくらいの笑顔と温かさで、依頼者さまをお迎えしています。
緊張で凝り固まった心も、私と話せばきっとほぐれるはずです。
どんなご相談でも、お待ちしております。

また、現在は企業法務や家事事件を中心に対応していますが、今後は知財法務にも注力していきたいと考えています。
弁理士や中小企業診断士といった専門家の方々とタッグを組み、企業の成長をサポートしていきたいと思っていますので、お悩みの企業さまはぜひ一度ご相談ください。
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