【不同意性交等罪】弁護士が自首に同行し逮捕を避け不起訴に
松岡 勇樹
弁護士
【ご相談内容】※グラディアトル法律事務所全体の解決事例となります。
【依頼前の状況】
依頼者さまは、出会い系アプリで自称13歳の女性と仲良くなり、DMで連絡をとっていました。
しばらく連絡をとり続けていたところ、相手の女性から実際に会ってみたいと連絡が。
依頼者さまは了承し、ふたりは会う約束をします。
待ち合わせに現れた女性は、女性の言う通り13歳に見えました。
依頼者さまは、相手は16歳未満かもしれないということを認識しながらも、ホテルへ行くことを提案します。
女性も同意してくれたのでふたりでラブホテルへ行き、肉体関係を持ってしまいました。
このとき女性が嫌がっていなかったので、依頼者さまは同意の上だと思っていました。
その後も、依頼者さまは女性と変わらず連絡を取り合います。
女性は肉体関係を持ったことを責めるような様子も特にありませんでした。
ところがある日突然、女性の態度が一変し、被害届を出すと言われてしまいます。
被害届を出さないように説得しますが、女性が応じてくれる様子はありませんでした。
依頼者さまは被害届を出される前に自首をしたいと考え、刑事事件に強い弊所にご相談くださりました。
【依頼後の結果】
弁護士同行で自首することを勧めました。
13歳(16歳・性交同意年齢未満)の場合、たとえ相手が了承していても不同意性交等罪は成立します。
自首をするにあたって弁護士から警察へ連絡し、手続が円滑に進むようにお手伝いをし、自首当日は警察まで同行しました。
無事に自首として受理されましたが、依頼者さまが逮捕されることはありませんでした。
その後も、弁護士は依頼者さまとこまめに連絡をとり、今後の動きやその他困りごとのご相談を受けました。
依頼者さまは、ご家族や職場にバレてしまうことは避けたいと強く希望されました。
そこで弁護士が警察にその旨を説明し、万が一ご家族などに連絡をする場合、先に依頼者さまに連絡をしてもらうことにしました。
警察の捜査が進んでいきますが、被害者の方が事件化を望まれなかったため、不起訴処分となりました。
その結果、ご家族や職場にバレることもなく、そして逮捕されず事件は終結しました。
【弁護士からのコメント】
弁護士をつけずに自首をすることは可能ですが、「方法がわからない」「警察へ行きそのまま逮捕されるのではないか」など、様々な不安があるかと思います。
せっかく自首をしたとしても、パニックに陥って証拠を消してしまったり、嘘をついてしまったりするかもしれません。
証拠隠滅や逃亡のおそれがあるとみなされると、身柄拘束など、ご自身に不利になることも考えられます。
今回の事件では、依頼者さまがすぐにご相談に来られたので、迅速に適切な対応ができました。
その結果、自首が受理されたのです。
もし何か事件を起こしてしまった場合、被害届を出されていない、逮捕されていない状況であっても、早期に弁護士に相談することが大切です。
何か事件を起こしてしまった場合には、お早めに弊所弁護士にご相談ください。