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なみき しげのぶ
並木 重伸弁護士
Arbor法律事務所
新御茶ノ水駅
東京都千代田区神田小川町2-4-14 フィールドクレストビル8階
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インタビュー | 並木 重伸弁護士 Arbor法律事務所

厳格化する個人情報保護、企業の対策は急務。IT・ネットビジネスに詳しい顧問弁護士が見るデジタル社会

大手法律事務所で企業法務の最前線に身を置き、独立したArbor法律事務所の代表・並木 重伸(なみき しげのぶ)弁護士。
アメリカのロースクールへの留学、大手IT企業への出向、さらに学生時代には水産資源の研究に打ち込んだユニークな経歴の持ち主でもあります。
とくにITやインターネット関連のビジネスや紛争解決に強く、個人情報の取り扱いやデータの利活用などに精通。
また、著作権にも詳しくクリエイターらを強力に支援しているほか、農業・水産業、障がい者支援に取り組む企業も積極的にサポートしています。

01 キャリア・活動歴

四大事務所で約10年、企業法務に従事。米国留学、Google法務部にも出向

ーー大学は農学部に通うなど、異色の経歴が目を引きます。

小さい頃から海洋生物が好きだったので、研究者を目指して入学しました。
その後大学院にも進学し、水産学や水産資源などについて学びました。
おもな研究テーマは、イワシの資源生態学です。

当時はサークル仲間と沖縄などの離島に滞在し、キャンプ泊をしながらスキューバダイビングで水中世界に没頭する。そんな夢のような日々も過ごしました。

研究自体は楽しかったんですが、成果が社会や人々の生活に反映されるまでには、どうしても時間がかかります。
そこに少しずつ、物足りなさを感じるようにもなっていました。


ーーそんななかで、弁護士への道を進もうと考えたんですか?

翻って弁護士の仕事は、今この瞬間、目の前で困っている人たちを手助けし、お役に立つことができます。
その点に、魅力とやりがいを感じました。

当時は地元の千葉県庁で水産関係の仕事に就いていたんですが、一念発起して法科大学院に入ろうと決断しました。


ーーその弁護士のキャリアも、もう10年を超えますね。

はじめに、日本の四大法律事務所のひとつであるアンダーソン・毛利・友常法律事務所に入所しました。
そこで約10年にわたり、大手企業を中心に、訴訟を含めた企業法務に携わりました。

その間には、米カリフォルニア大学バークレー校のロースクールに通い、そのまま現地の法律事務所でも働きました。
さらに、帰国後にGoogle(グーグル)日本法人の法務部に出向し、個人情報やデータ管理などの業務に従事。
その後独立し、現事務所を開設したかたちです。

02 得意分野と強み①

IT、インターネットに精通。個人情報保護とデータ活用を両立するには

ーー独立した今、どんな相談をメインに受けていらっしゃるんですか?

大手から中小、ベンチャー、スタートアップまで、顧問業務を中心に企業のみなさまからのご相談を重点的にお受けしています。

とくに、IT・テックの分野です。
契約書の作成をはじめとする一般的な法務はもちろん、私の強みのひとつは、個人情報の管理やデータの利活用の分野です。

個人情報保護法に基づく適切な情報管理体制の構築や、データを活用するための法的アドバイス。
それらを通じて、企業のみなさまが法令を遵守しつつ、ビジネスに最大限に活かせるようサポートさせていただいています。
また、大手プラットフォームの代理人として、インターネット関連の紛争にも長く携わってきております。

ーーGoogleへの出向を含め、そこには一貫して力を注いできたと。

しかも、このデジタル社会において、企業にとって個人情報の取り扱いやデータ活用の重要性はかつてないほど高まっています。

また、この分野は個人情報保護法をはじめとする法改正や制度見直しの動きが激しいのも特徴です。
私は、そのたたき台となる関連省庁の委員会やワーキンググループなどでの議論の段階から情報収集に努めるなど、常に最新情報をキャッチアップし、アドバイスを提供しています。


ーーそれは心強いですね。

法改正の対応というだけでなく、安心・安全なデジタル社会を構築することは、今日の社会において重要な課題です。

そんななか、産官学が連携し、オンライン環境におけるユーザーの安全確保と信頼性向上に取り組む一般社団法人トラスト&セーフティ協会(JTSA)が今年(2025年)新たに設立されました。
私も協会のリーガルパートナーとして参画しています。

そこで得た知見も活かしながら、単に法律的な側面だけでなく、経営・ビジネスの視点も踏まえて企業のみなさまをサポートさせていただいています。

03 得意分野と強み②

著作権に詳しく、クリエイターを支援。農業・水産業、障がい者もサポート

ーーこれまでのお話から、並木先生がIT・テック領域に強いことがよくわかりました。

それに関連して、さらにお伝えしたいことがあります。

著作権をはじめとするエンターテインメント法務やクリエイター支援、農業・水産業や障がい者のサポートにも力を入れていることです。

ご存じの通り、YouTuberをはじめ今や誰もがネット空間で自らの作品やコンテンツを発信できる時代になりました。
著作権保護の必要性がますます高まっており、企業やクリエイターの方々が安心してビジネスや創作活動に集中できる環境をつくることが求められています。


ーーその環境整備を支援していると。先生は著作権にも詳しいんですか?

小説やマンガをはじめ、昔から芸術やエンタメに触れることが好きだったんです。

それもあって著作権を含む知的財産法をロースクールでみっちり勉強し、司法試験の選択科目にも選びました。
得意分野のひとつであり、以前の事務所時代には知的財産の分野で海外の賞を受賞したこともあります。


ーーそれに加えて、農業・水産業や障がい者支援も。ぜひ詳しく教えてください。

近年、高齢化や人手不足を背景に、テクノロジーを活用して農業や水産業の課題解決に取り組む企業が増えています。
私自身も学生時代に水産業の研究に携わっていたこともあり、そうした企業をサポートさせていただくことで、一次産業を盛り上げる一助になりたいと思っています。

それと同じように、テクノロジーを駆使して障がい者支援に乗り出す企業も少なくありません。
実は私の兄が車椅子を利用しており、現在は大学の研究者として、障がいを持つ学生が自由に研究を行うためのラボデザインに取り組んでいるんです。
そんな経緯もあり、私も自分の専門性を活かしてそうした分野にも貢献できないかと考えています。

04 弁護士としての信念

コミュニケーションは迅速かつ柔軟に。大手並みのサービスをリーズナブルに

ーー続いて、弁護士として大切にしていることもお聞かせください。

迅速、柔軟、高品質。
私が最も心がけているのは、とくにこの3点です。

ご質問やご依頼には可能な限りスピーディーに返答します。
少しでも依頼者さまの不安や心配をやわらげるためです。
顧問先のみなさまにはSlack(スラック)などのチャットツールも使いながら、スムーズにコミュニケーションをとれるようにしています。

柔軟性も大切なこと。
依頼者のみなさまのおかれた状況やご要望は千差万別です。
法律書などに頼った杓子定規の対応では不十分で、私はそれぞれの状況やニーズを十分理解したうえで、一歩踏み込んだアドバイスをするよういつも心がけています。


ーーそして最後に、「高品質」ですね。

四大事務所に10年勤め、国内トップレベルの企業法務に携わってきました。
アメリカの法律事務所やGoogleの法務部でも働き、専門性を磨いてきた自負があります。

そんな大手事務所と同水準の高品質のサービスを、独立した今はそれよりも割安な料金でご提供させていただいています。
この点も、当事務所の大きなセールスポイントだと思っています。

法律のプロフェッショナルとして、どんなに複雑な問題も解決できるよう、全力を尽くすことをお約束します。
ぜひ安心して私を頼っていただけるとうれしいですね。
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