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いけだ みつたか
池田 光隆弁護士
RJB法律事務所
新橋駅
東京都中央区銀座8-11-1 GINZA GS BLD.Ⅱ7階
対応体制
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インタビュー | 池田 光隆弁護士 RJB法律事務所

外国人や経営者の孤独に寄り添う。元大手商社勤務、中小企業診断士とのWライセンスで経営をバックアップ

大手商社に10年以上勤め、法曹界に身を投じたRJB法律事務所の池田 光隆(いけだ みつたか)弁護士。
ビジネススクールで経営マネジメントを学び、中小企業診断士の資格も取得しました。
法律と経営の両面で中小企業を力強くバックアップしています。
また、海外駐在で孤独と不安を味わった経験から、日本で暮らす外国人の労働問題や離婚、相談、刑事事件なども積極的に扱っています。
大きく一歩を踏み出した、セカンドキャリアの行く末はーー。

01 これまでのキャリア

大手商社に10年以上勤め、海外駐在も。ビジネススクールで経営を学ぶ

ーーもともと一般企業に勤めていらっしゃったようですね。

大学卒業後に大手商社の三菱商事に就職し、10年以上働きました。
それから弁護士に転身したのは、商社時代に3年間、インドネシアに駐在した経験が大きかったですね。

現地の責任者として会社設立のプロジェクトに携わるなかで法律に触れ、その影響力やおもしろさに魅了されたんです。
商社でのビジネスの経験と法律の知識を組み合わせることで、会社経営や困っている個人の方々に貢献できるはずだと心を突き動かされました。

そう決心してからは、就寝と育児以外の時間はすべて司法試験の勉強に注ぎ込みました。
そして、合格率が数%とされる予備試験を通過して念願を叶えたんです。


ーー商社時代はほかにどんな仕事やプロジェクトに携わっていたんですか?

投資先を探したりする経営企画系の業務と、輸出入や貿易実務などに携わっていました。

それと、在籍中には世界的に有名なビジネススクール「IMD」の講座も修了したんです。
以前から事業経営に興味があり、講座を通して会社のマネジメントを学びました。

02 得意分野と強み①

法律+経営課題を解決する中小企業診断士。事業承継や英語案件も

ーーそう考えると、これまでの経験がダイレクトに活かせそうなのが企業法務です。

商社での実務経験があり、ビジネスの現場を知っているのは大きいはずです。
さらに、中小企業診断士の資格も取得しています。
中小企業の経営課題に対処するために助言を行う国家資格で、一言でいえば経営コンサルタントです。

弁護士と聞くと、法的リスクを事前に摘むブレーキ役を想起する方が多いかもしれません。
私はそれに加え、経営の観点から手厚くサポートさせていただくことができます。

ビジネスの世界に身を置いて痛感したのは、リスクのない商売はないということ。
大切なのはリスクを適切に評価し、十分に手当てをしながら成長していくことです。

どうすればリスクを最小限にとどめ、事業を成功させられるか。
そこまで一歩踏み込んで、中小企業の成長を後押しさせていただきます。
ともに事業戦略を練っていく、戦略的なパートナーとして考えていただけるとうれしいですね。


ーー中小企業法務において今、注視している動きはありますか?

ひとつは、事業承継です。
経営者の高齢化を背景に、後継者不足などからスムーズな承継ができずに悩んでいる企業がたくさんあるのではないでしょうか。

事業承継には、包括的な支援が必要だと思っています。
経営トップの交代に伴う株式の譲渡、後継者に託した後の社内体制の整備、高齢の経営者の相続対策。
さまざまな問題が横たわるからです。

後継者が見つからない場合などには、会社や事業を売却する手も考えられます。
いずれにしても、それも商社でのビジネスの知見を大いに活かせるはずです。


ーーさらに、海外勤務のご経験があることも目を引きます。

まさにそういった経緯から、これまで渉外案件も扱ってきました。
外資系企業の日本法人、日本企業の海外展開などに関する法務です。

英文の契約書も何度もチェックしてきましたね。
そのなかには、およそ1,000ページにも上る膨大な量の契約書に目を通し、リスク分析をしたこともありました。


ーー昨今も、中小企業を取り巻く環境は厳しいといわれています。

コロナ禍に円安、物価高となかなか逆風がやみません。
大企業による賃上げが加速する一方で、中小企業への波及は限定的ともいわれています。

商社で働いていたときの取引先は、ほとんどが中小企業でした。
その存在がなければ、ビジネスは成り立たちません。
中小企業が雇用の大半を占め、日本経済を支えているんです。
だからこそ危機を脱する手助けをし、将来の発展や成長に貢献したい思いが人一倍強いんです。

03 得意分野と強み②

労働、離婚、相続、刑事事件。孤立しがちな在日外国人もサポート

ーー個人の方々からの相談も受けていらっしゃるんですか?

労働問題や離婚、相続、刑事事件などのご相談を幅広くお受けしています。
どなたも大歓迎ですが、とくに日本で暮らす外国人の方々を率先してサポートさせていただいています。

その理由もまた、インドネシアでの駐在経験からくるものです。
当時、日本人は私ひとりだけで、一緒に働いていたのは多くがインドネシア人でした。
現地に赴任して初めて、私はマイノリティの立場になったんです。

トラブルに巻き込まれそうになっても、誰に相談していいのかわからず孤独と不安を抱えながら暮らしていました。
そんなときにそばに法律の専門家がいれば、どれだけ心強かっただろうかと。
身をもって感じたんです。

日本で生活する外国人の方々も、きっと当時の私と同じような心境ではないかと思うんです。


ーーだから温かく迎え入れ、支えようと。

かつての私がそうだったように、異国の地で不安を抱えながら過ごしている方がたくさんいらっしゃるはずです。
職場や日常生活において本国との文化や法慣習の違いにとまどい、差別や偏見にも苦しんでおられるかもしれません。

ですから、私が日本の法律をわかりやすく丁寧に解説しながら、精神的な面でも親身に寄り添いながらサポートさせていただきたいんです。

遠方への出張も可能です。
鉄道が好きなこともあって、休日はよく地方に出かけているんですよ。
つい最近も、子どもと一緒に福島県郡山市から磐越西線(ばんえつさいせん)に乗って喜多方駅まで行き、名物の喜多方ラーメンを食べてきたばかりです。


ーーその思いが、多くの人に伝わってほしいですね。

そのためにも、私はいつも相談いただきやすい雰囲気づくりを心がけています。

インドネシアにいた頃を思い返すと、私だけでなく現地のスタッフも、日本人の上司のもとで働くことにやりにくさや不安を感じていたはずです。
スタッフらに安心してのびのびと働いてもらうために、当時はよく“コーヒータイム”を設けるようにしていました。

私が仕事の合間にコーヒーを淹れ、テーブルを囲んでよく雑談していたんです。
そうやって少しずつ信頼関係を構築していったことを覚えています。


ーー依頼者とも、そんな風にして心を通わせていると。

もちろん、それは外国人の方々に限ったことではありません。
中小企業の経営者のみなさんに対しても同じです。

経営者の方々はいろんなプレッシャーにさらされ、しんどい思いをされているはずです。
法律や経営に関わることはもちろん、私生活のお悩みも含めて遠慮なく何でもお話いただけるとうれしいですね。

04 弁護士としての信念

ラグビーで培った精神で依頼者を支える

ーー弁護士として、ほかにも心がけていることがあれば教えてください。

依頼者さまのお話を、最後までじっくりお聞きすること。
そして、解決策についてメリットとデメリットを整理し、選択肢をご提示することを大切にしています。
その際、専門用語に頼らず、わかりやすい言葉に置き換えてご説明するようにもしていますね。

また、クイックレスポンスにもこだわっています。
依頼者さまの不安を少しでも早く解消するために、電話やメールでの応答には迅速に対応しています。
そのスピード感は、ビジネスの最前線に身を置いていたことでかなり鍛えられました。


ーー心強いですね。依頼者はきっと安心するはずです。

すべては、依頼者さまの力になるためです。


実は私自身、高校から大学、社会人までラグビーに打ち込んでいたんです。
ポジションはNo.8。
攻撃では局面を打開する突破力、守備では鋭いタックルで相手を止めるプレーが武器でした。

どんな難題にも果敢に立ち向かい、打ち破っていく。
弁護士としても、そんな風に依頼者さまにとって頼りになる存在でありたいですね。