なかお もとや
中尾 基哉弁護士
弁護士法人法律事務所フォレスト
北浦和駅
埼玉県さいたま市浦和区北浦和4-5-8 吉田ビル4階D号
インタビュー | 中尾 基哉弁護士 弁護士法人法律事務所フォレスト
医療や警察、税務顧問らとタッグ。顧問先260社超、改修工事の未払い裁判で勝訴的和解
中小企業法務を看板に掲げる弁護士法人法律事務所フォレスト。
顧問先は260社を超え、会社側に特化した労働問題では、数少ない解雇有効判決を獲得した実績もあります。
その一員として、改修工事の未払いをめぐる裁判で勝訴的和解を手にしたのが、中尾 基哉(なかお もとや)弁護士です。
その原点は、弟の自死に直面した過去にありました。
あれから約13年、今どんな思いで事件と向き合っているのでしょうか。
顧問先は260社を超え、会社側に特化した労働問題では、数少ない解雇有効判決を獲得した実績もあります。
その一員として、改修工事の未払いをめぐる裁判で勝訴的和解を手にしたのが、中尾 基哉(なかお もとや)弁護士です。
その原点は、弟の自死に直面した過去にありました。
あれから約13年、今どんな思いで事件と向き合っているのでしょうか。
01 弁護士を目指した理由
弟の自死で学校相手に裁判。気持ちに寄り添う弁護士になりたい
ーー弁護士を志したのには、明確な理由があったとお聞きしました。
それは、私が大学生のときの出来事でした。
高校生だった弟が、学校のトラブルが原因で自ら命を絶ってしまったんです。
私たち家族は、学校を相手に裁判を起こしました。
そのとき代理人になってくださった弁護士のみなさんが、とても熱心な方々だったんです。
私たちの気持ちに親身に寄り添い、必死に闘ってくれました。
当時の私は教育学部に通っており、法律に興味があったわけではありません。
ただ、その裁判を通じて、苦しむ人の心に寄り添う弁護士の仕事に惹かれるようになったんです。
そして、ゼロから勉強して司法試験をクリアしました。
弟の裁判でお世話になった先生方も喜んでくれて、合格を祝っていただいたことはよく覚えています。
それは、私が大学生のときの出来事でした。
高校生だった弟が、学校のトラブルが原因で自ら命を絶ってしまったんです。
私たち家族は、学校を相手に裁判を起こしました。
そのとき代理人になってくださった弁護士のみなさんが、とても熱心な方々だったんです。
私たちの気持ちに親身に寄り添い、必死に闘ってくれました。
当時の私は教育学部に通っており、法律に興味があったわけではありません。
ただ、その裁判を通じて、苦しむ人の心に寄り添う弁護士の仕事に惹かれるようになったんです。
そして、ゼロから勉強して司法試験をクリアしました。
弟の裁判でお世話になった先生方も喜んでくれて、合格を祝っていただいたことはよく覚えています。
02 事務所の特徴・強み
顧問先260社超、中小企業法務に精通。医療、警察顧問らが後方支援
ーー現在所属する事務所は、どんな事件を中心に扱っているんでしょうか?
メインは中小企業法務です。
顧問先は埼玉県を中心に全国各地にあり、その数は260社を超えます。
解雇や残業代請求をはじめとする労働問題、契約書やプライバシーポリシー、利用規約の作成、債権回収など、業務は多岐にわたります。
業界も幅広く、建築・不動産やIT、医療、運送、美容、ブライダルなどさまざまです。
中小やベンチャーに加え、個人事業主からもご相談をいただいています。
在籍する弁護士は、私を含めて6人です。
訴訟やハードな交渉が必要なときは、複数の弁護士で対応しています。
スピーディーな対応と多角的な視点からのアプローチが、私たちの大きな武器だと自負しています。
ーー弁護士以外にも、各分野の専門家と顧問契約を結んでいるようですね。
医療、警察、税務、建築・不動産、知財。
そうした各分野から、医師や元警察官、一級建築士、税理士、弁理士などに顧問に加わってもらっています。
そのなかには、外部の弁護士もいます。
万が一、私たちが壁にぶち当たった際にセカンドオピニオンをいただくためです。
大手の法律事務所なら不思議なことではないと思いますが、私たちのような規模の事務所でこれほど手厚い陣容は珍しいのではないでしょうか。
事案に応じて専門的な見地からアドバイスできる盤石なサポート体制も、多くの企業から信頼いただいている大きな要因だと思います。
メインは中小企業法務です。
顧問先は埼玉県を中心に全国各地にあり、その数は260社を超えます。
解雇や残業代請求をはじめとする労働問題、契約書やプライバシーポリシー、利用規約の作成、債権回収など、業務は多岐にわたります。
業界も幅広く、建築・不動産やIT、医療、運送、美容、ブライダルなどさまざまです。
中小やベンチャーに加え、個人事業主からもご相談をいただいています。
在籍する弁護士は、私を含めて6人です。
訴訟やハードな交渉が必要なときは、複数の弁護士で対応しています。
スピーディーな対応と多角的な視点からのアプローチが、私たちの大きな武器だと自負しています。
ーー弁護士以外にも、各分野の専門家と顧問契約を結んでいるようですね。
医療、警察、税務、建築・不動産、知財。
そうした各分野から、医師や元警察官、一級建築士、税理士、弁理士などに顧問に加わってもらっています。
そのなかには、外部の弁護士もいます。
万が一、私たちが壁にぶち当たった際にセカンドオピニオンをいただくためです。
大手の法律事務所なら不思議なことではないと思いますが、私たちのような規模の事務所でこれほど手厚い陣容は珍しいのではないでしょうか。
事案に応じて専門的な見地からアドバイスできる盤石なサポート体制も、多くの企業から信頼いただいている大きな要因だと思います。
04 弁護士としてのスタンス
フットワーク軽く、スピード対応に注力。相手方の心も掴む、粘り強い傾聴力
ーー親身に寄り添う姿勢が印象的ですが、ほかにご自身の持ち味はどんなところにあるとお考えですか?
フットワークの軽さや体力にも自信があります。
実際、その行動力によって早期解決につなげられた事件もあるんです。
暴行容疑で逮捕されてしまった妻子ある男性の代理人を担当したときのことです。
夜中にご依頼を受けてから、すぐに被疑者との接見を行い、翌日には示談交渉のため被害者のもとへ向かいました。
私は被害者のご不満や怒りにも耳を傾けながら、ご納得いただけるまで話し合いました。
その結果、素早く示談をまとめ、勾留も回避でき、翌々日からは仕事に行くことができました。その後、最終的な処分も不起訴へ持ち込むことができたんです。
依頼者さまはお子さんや職場にも知られることなく、日常生活を取り戻すことができました。
私は事件に対応するとき、傾聴の姿勢を大切にしているんです。
先ほどの事件のように、依頼者さまのお話はもちろん、相手方の声にも耳を傾けるようにしています。
過去に対応した事件では、電話で数時間にわたって相手方の主張を聞き続けたこともありました。
それで怒りが収まったのか、当初相手方が拒否されていたお金の支払いにも応じてもらえたんですよ。
ーー全力で事件に向き合う様子が伝わってきますが、休日はどう過ごされているのでしょうか。
プライベートもアクティブに過ごしていることが多いですね。
休日は全国各地をドライブしていて、毎月の走行距離は約5,000kmに達します。
これまでに沖縄を除く46都道府県をすべて走破しました。
ーー声のトーンも明るく、にこやかに話す姿も印象的です。
小さい頃から明るい性格で、根っからのポジティブ思考な人間なんだと思いますね。
笑顔を絶やさないように、そして最後は依頼者さまに笑っていただけるようにするーー。
それが私のモットーなんです。
弟の自死から弁護士を目指した経緯からすると、企業法務はそこから少し離れているように見えるかもしれません。
ただ、私のなかでは「困っている人を助けたい」という信念やスタンスは一切ぶれていないんです。
会社と個人の違いだけであって、困っているのはどんな立場の人も同じですからね。
そうは言いつつも、やはり子どもや学校への問題意識は変わらずあります。
事務所の仕事に全力を注ぎつつ、そういった問題にもライフワークの一環として取り組んでいきたいですね。
フットワークの軽さや体力にも自信があります。
実際、その行動力によって早期解決につなげられた事件もあるんです。
暴行容疑で逮捕されてしまった妻子ある男性の代理人を担当したときのことです。
夜中にご依頼を受けてから、すぐに被疑者との接見を行い、翌日には示談交渉のため被害者のもとへ向かいました。
私は被害者のご不満や怒りにも耳を傾けながら、ご納得いただけるまで話し合いました。
その結果、素早く示談をまとめ、勾留も回避でき、翌々日からは仕事に行くことができました。その後、最終的な処分も不起訴へ持ち込むことができたんです。
依頼者さまはお子さんや職場にも知られることなく、日常生活を取り戻すことができました。
私は事件に対応するとき、傾聴の姿勢を大切にしているんです。
先ほどの事件のように、依頼者さまのお話はもちろん、相手方の声にも耳を傾けるようにしています。
過去に対応した事件では、電話で数時間にわたって相手方の主張を聞き続けたこともありました。
それで怒りが収まったのか、当初相手方が拒否されていたお金の支払いにも応じてもらえたんですよ。
ーー全力で事件に向き合う様子が伝わってきますが、休日はどう過ごされているのでしょうか。
プライベートもアクティブに過ごしていることが多いですね。
休日は全国各地をドライブしていて、毎月の走行距離は約5,000kmに達します。
これまでに沖縄を除く46都道府県をすべて走破しました。
ーー声のトーンも明るく、にこやかに話す姿も印象的です。
小さい頃から明るい性格で、根っからのポジティブ思考な人間なんだと思いますね。
笑顔を絶やさないように、そして最後は依頼者さまに笑っていただけるようにするーー。
それが私のモットーなんです。
弟の自死から弁護士を目指した経緯からすると、企業法務はそこから少し離れているように見えるかもしれません。
ただ、私のなかでは「困っている人を助けたい」という信念やスタンスは一切ぶれていないんです。
会社と個人の違いだけであって、困っているのはどんな立場の人も同じですからね。
そうは言いつつも、やはり子どもや学校への問題意識は変わらずあります。
事務所の仕事に全力を注ぎつつ、そういった問題にもライフワークの一環として取り組んでいきたいですね。