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たなか ゆうき
田中 佑樹弁護士
弁護士法人長瀬総合法律事務所 水戸支所
水戸駅
茨城県水戸市城南1-4-7 第5プリンスビル7階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • WEB面談可
注意補足

ご予約制|ご来所不要|全国対応|オンライン相談(ZOOM)可能|初回相談のみ相談料0円(60分まで)|LINEでのお問い合わせ可能|

インタビュー | 田中 佑樹弁護士 弁護士法人長瀬総合法律事務所 水戸支所

話を聞くことが解決の糸口に。依頼者様の困りごとを整理して安心を与える弁護士

茨城県水戸市の長瀬総合法律事務所に所属する田中 佑樹(たなか ゆうき)弁護士。
弁護士会や自治体の無料法律相談会にも積極的に参加する田中先生が目指すのは、町医者のようなゼネラリスト弁護士。

困っている方のお話を丁寧にお聞きし、複雑に絡まった問題を整理することが解決への第一歩と考えています。
実際、問題が整理されただけでモヤモヤした気持ちが晴れる依頼者様もいるようです。

弁護士になるきっかけとなった出会いや事件解決へのアプローチなど、田中先生の弁護士としての真摯な姿勢に注目しました。

01 弁護士になったきっかけ

きっかけは裁判所見学。15年ぶりに会った弁護士からの言葉

――弁護士になろうと思ったきっかけを教えてください。

中学生のとき、職場見学で裁判所へ行ったことがきっかけです。
現役の弁護士にお話を聞く機会があり、弁護士という仕事のイメージが固まりました。

中学生のときには弁護士になろうと決めていたので、その後は高校、大学の法学部に進学してさらに法科大学院へ進学と、まっすぐ弁護士の道に進みました。


――その弁護士の先生とは、その後会う機会があったのですか。

実は司法試験に合格した後、中学生のときにお世話になった弁護士の先生に報告したんです。
そうしたら一緒に食事に行くことになり、その場で「同じステージで頑張りましょう」とお言葉をいただきました。
職場見学から15年たって、憧れていた先生からあたたかいお言葉をいただいて、本当にうれしかったです。

02 弁護士としての強み

とにかく丁寧にお話を聞く。それこそが事件解決の糸口へ

――これまでどのような事件を解決してきましたか。

扱ってきた事件の中で件数が多いのは交通事故です。
ほかには債務整理や離婚、刑事事件など日常生活の中での困りごとを解決してきました。

事件の背景や心配ごとは依頼者様の数だけあって、パターン化できるものではありません。
なので、依頼者様一人ひとりのお話を丁寧に聞くようにしていますね。


――思っていることを話すだけで気持ちが楽になる依頼者様もいますか?

そうですね。
不安に思っていることを話す相手が身の回りにいない方もいます。
すぐに解決策を得られなかったとしても、「困りごとを話せたこと」そのものに満足する依頼者様もいらっしゃいます。


――なぜ、それほど丁寧にお話を聞くのですか?

刑事事件ではこちらから、生い立ちや家庭環境を聞くこともあります。
今回起こした事件を反省してもらうのはもちろんですが、将来的な再犯防止も大切なんです。

子どものころどうやって育てられたとか、そのとき子ども心にどう思ったとか。
心の中にある小さなしこりが事件を起こすきっかけになっていることもあります。
依頼者様自身が言葉にすることで再犯防止につながることもあるんです。
なので、事件と直接関係ないように思う話でも丁寧に聞きますね。

03 強みを活かした解決事例①

客観と主観の両刀遣い。依頼者様の悲痛な叫びを相手に届ける

――これまでの解決事例を教えてください。

交通事故の後遺障害等級を高くした事例はいくつかあります。
当初は後遺障害と認定されていない状態から交渉によって14級を獲得したり、14級の認定を受けている状態から12級を獲得したり。

ケース・バイ・ケースですが、14級でも100万円から200万円程度の賠償金を獲得できます。
12級だとさらにひとつ桁が増えることもあるため、依頼者様にとっては大きな違いですね。

――後遺障害認定の等級を上げるとき、どのように交渉するのですか?

医師が作成するカルテと依頼者様からのヒアリングを踏まえて、客観と主観の両面から相手に訴えます。

たとえば、カルテの中で痛み止めの薬が変更されていたとします。
より強い薬に変更されている、あるいは同じ薬でも量が増えていれば痛みが改善していないことが客観的にわかりますよね。

並行して依頼者様に症状を定期的にヒアリングします。
痛みを10段階で評価してもらい、前回と比べてどうなったのか1週間ごとに聞きます。
そうすると、カルテの内容と依頼者様の話が一致して、強力な交渉材料になるんです。


――カルテ(客観)と依頼者様の主張(主観)の両刀遣いということですね。

後遺障害等級は自賠責保険を扱う保険会社が決めます。
しかし、審査基準が公表されていないため、過去の事例から予測するしかありません。
等級がひとつ変わるだけでも依頼者様の利益が大きく変わるため、依頼者様の苦しみを相手に分かってもらうためのアピールに力を入れています。


――ほかにも依頼者様に感謝されたことはありますか?

相手の保険会社の担当者と話すこと自体にストレスを感じる依頼者様もいらっしゃいます。

私が担当したある方は、過去にも交通事故の経験がありました。
そのとき、相手方の保険会社の対応が良くなかったようで、とてもナーバスになっていたんです。
しかし、私が間に入ることにより依頼者様は保険会社と話さなくてよくなります。
それだけでストレスが減ったと喜んでくださる依頼者様もいましたね。

04 強みを活かした解決事例②

法律だけでは解決できない。難しい人間関係に向き合った事件

――法律だけでは解決できない難しい事件を扱うこともありますか?

そういった事件もありますね。
相続した遺産(住宅)をめぐって争っている二人兄弟のお姉様(以下、依頼者様)からご依頼をいただいたことがあります。

もともとお母様が暮らしていた住宅を、依頼者様が相続されました。
依頼者様はすでに結婚しており、別の場所で暮らしていたんです。
相続した住宅の管理が難しいため、依頼者様は取り壊そうとしていました。
しかし、お母様の生前から同居していた弟がそのまま住み続けたいと主張されたんです。


――依頼者様の弟はどのような理由から住み続けたいと主張していたんですか?

仕事道具を保管している場所の都合上、引っ越したくないと。
あとは経済的な理由から引っ越しが難しいようでした。

ご兄弟の仲もあまりよくなかったようで、はじめから依頼者様は争う姿勢でした。
当然訴訟も視野に入れて交渉を続けましたが、なかなか話がまとまらず……。
そして、裁判で依頼者様が勝訴判決を得たにもかかわらず依頼者様の弟が居座り続けたため、ついには強制的に出ていってもらうことになりました。


――なかなか難しい事件だったんですね。

依頼者様の弟はなかなか納得できないようでしたが、私の話を聞いたり裁判所から届く書面を読む中で最後には諦めた様子でした。

依頼者様の弟が出ていく日には家の鍵が交換されたんです。
新しい鍵を受け取った瞬間、依頼者様の中でこれまで引っかかっていたものが外れたような印象を受けました。

依頼者様の弟が今後の生活に困らないように、依頼者様はこれまで使っていた家財道具を持ち出してもよいと言っていたのが印象的でしたね。
わだかまりがある中でも、最後には弟のことを心配する気持ちがあったのかもしれません。

05 目指す弁護士像

まずは困りごとを解きほぐす。すべては依頼者様の安心のため

――先生はどのような弁護士を目指していますか?

町のお医者さんのような、困っている方が気軽に相談できるような弁護士になりたいと思っています。
何が不安か分からない、何に困っているのか分からないと問題を整理できない方も多くいます。
そのような方に対して、問題を整理して解決までの道筋を示せる弁護士になりたいですね。


――今もどこかで困っている方へメッセージをお願いします。

弁護士会や自治体が主催する無料相談会で、交通事故や債務整理などさまざまなお悩みを聞く機会があります。
短い時間ということもあり、その中で解決策を示すのは難しい場合も正直あります。
ただ、人によっては困りごとを話すことによって整理できて安心する方もいるのが事実です。

私の事務所では初回相談が無料となっています。
困りごとを話すだけでも、頭の中が整理されてモヤモヤした気持ちがすっきりすることもあります。

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