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そめや のぶたか
染矢 修孝弁護士
染矢修孝法律事務所
六本松駅
福岡県福岡市中央区六本松4-11-25 クロッシング2100六本松NO41 3階301
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
注意補足

遠方、高齢等の方で移動が大変など、外出が難しい場合は、個別に出張やオンラインでの面談が可能な場合がございます。

インタビュー | 染矢 修孝弁護士 染矢修孝法律事務所

法律問題の頼れるパートナーとして

 2016年1月頃から、地元、福岡市の中央区六本松で法律事務所を開設し、開設以来、おかげさまで、相続問題をはじめ、離婚問題、交通事故、企業法務など多岐にわたって、ご依頼をお受けしてきました。

「福岡市を中心に近隣の地域の皆様の法律問題を解決することで、地域の皆様のお力になれることに大きなやりがいと喜びを感じます。」と温かな眼差しで語る染矢弁護士。
今回はそんな染矢弁護士の半生を辿りながら、弁護士にかける想いに迫ります。

01 弁護士を目指したきっかけ

「マイナスの経験をプラスに。」そのような思いから、弁護士へ

――弁護士を目指したきっかけを教えてください

幼少時の両親の離婚がきっかけでした。
その際、弁護士の力もお借りしながら離婚問題の解決を図りました。
子供であったため、弁護士の存在を目の当たりにしたのは初めてでしたが、離婚という家族の重大な局面の中で、頼りになる存在と感じた瞬間でした。

離婚などの家族の問題に限らず、当事者の状況を「客観的」に把握し、その方にとって「本当に大切な事」や、「譲れないもの」は何かを考えながら、少しでも、「明るい将来の見通し」を示すことができる弁護士という職業に、大きな関心を持ちました。

また、実家が事業を営んでいた影響も大きいかもしれません。
弁護士は、法律の知識や交渉力、ひいては自らの全人格的な力を駆使して、問題解決と自らの仕事人生を切り拓くスタイル。
私も、「自分のしたいことに思いきり挑戦できる環境に身を置きたいな」と、弁護士をライフワークとする目標について、いつ頃から漠然と考えていました。


――法律の勉強はいつ頃から始めたのですか?

本格的に始めたのは、大学2年生の頃です。
大学時代の恩師から、「弁護士になりたいなら、アルバイトよりも勉強に時間を使った方がいい」と言われたこともあり、学生時代は勉強に比重を置いていました。

また法律の勉強だけでなく、趣味で、様々な本も読んでいました。
話題の小説や心理学、社会学、経済など、分野はその時の興味のおもむくままです。
法律の知識のみでは味気ないですし、将来、できる限り読書を通じ、いろいろな考え方や、生き方などに触れ、幅広い視野を持った方が、弁護士になった時に生きると思ったからです。
小説や、心理学の本などから得た、考え方は、弁護士として働くうえで有用だと感じています。
弁護士は、依頼者さまの話を汲み取り、当事者双方や、色々な立場に立って、物事や利益を考える必要があります。
そんなときに弁護士に、法律に限らず、豊かな知識や、考え方があれば、より依頼者の立場や考えを深く理解し、その方にとって、より満足の行く解決ができるのではないかと考え、今も、日々研鑽しております。

02 注力分野や解決実績

高齢社会で、多く発生する相続トラブル。身近な法律問題を解決したい

――現在の事務所では、どのような分野を中心に扱っているのでしょうか?

離婚、交通事故、相続…など多岐に渡ります。
なかでも、特に注力しているのは相続分野です。

相続は、トラブルになってしまうと後の親族関係にも響く深刻な問題です。
お互いの距離が近い分、言いたいことを遠慮なく言い合ってしまい、喧嘩にもなりやすいんです。

どんなに仲の良い兄弟でも、揉めることはあります。
例えば私が以前担当した事件 で、複数人兄妹がいるにもかかわらず、長男のみに遺産全額を渡すという遺言書が作成されてしまったケースがありました。相続が発生してから遺言書の存在に気が付き、他の相続人である兄妹たちが私のもとに相談にいらしたんです。

長男は、被相続人と同居していました。
日頃から被相続人の身の回りの世話をしていたとはいえ、遺産を全額渡すというのは納得ができない。どうにかならないかというご相談でした。


――どのように解決へ。

まずは相手方である長男と、遺留分侵害額請求の交渉を進めました。
当然長男はこれを拒否。粘り強く交渉を進めましたが長男の意思も固く、交渉だけでは難しいと判断したため、調停手続きに移行しました。

調停期日では、依頼者だけではなく、相手方の言い分にもしっかり耳を傾け、一定の理解を示そうと心がけました。
被相続人と同居していたのは相手方である長男で、介護などの負担もあったのではないかと。
相手の方の立場やお気持ちもより考えるように意識したんです。
すると、当初は、あれだけ拒否していた相手方も、少しずつ心を開いてくれるようになりました。何度か期日を重ねた結果、無事に依頼者さまの希望する金額で遺留分を認めてもらい、和解が成立。
依頼者さまからは「先生と巡り合えてよかった!」と感謝のお言葉もいただきました。


――相手に寄り添うということも大切なのですね

相続問題は、ただ法律に当てはめて解決すればいいというわけではありません。
それぞれの家庭にさまざまな事情があります。
なぜ揉めているのか、その背景を理解することが大切です。
そのためには当事者のお話をよく聞き、本当の「ニーズ」や、「目的地」はどこなのか、依頼者の表面的な言葉から安易に判断することなく、依頼者の立場になって、一緒に考える必要があります。

親族関係も、人間関係である以上、当事者の立場や、考え方や感情面の違い、距離感などから、時には難しい局面もあります。
しかしながら、当事者に伴走し、依頼者が途中で息切れすることの無いように、粘り強く弁護士としての活動を行うことで、ある程度、当事者全員が、納得の行くという地点に到達できることも、ままあります。そのような時には、弁護士として、大きなやりがいと、喜びを感じます。

03 弁護士としての信念

ご依頼者のおかれた状況から、その方の真のニーズを把握し、最後までご依頼者とともにいること

――弁護士としての信念を教えてください

当たり前のことではありますが、最初から最後まで責任をもって事件に取り組むことです。
依頼者の方にとってのベストな結果を、最後まで、弁護士として、責任を持って努力する…この意識を忘れることはありません。
依頼をお受けしている以上は、必ず、最後のゴールまで依頼者とともに伴走し、戦うこと。
そういう覚悟を持って仕事に取り組んでいます。

あとは、依頼者さまの本心を聞き出すことは大切にしています。
初回の相談で、全ての方が詳細に何でも話してくれるとは限りません。
本音を聞けるまで必要に応じて、何度かお話を重ね、依頼者さまに納得いただいてから依頼を受けるようにしています。


――本心を聞き出さないと、依頼者さまの望む着地が難しくなるということですね

そうです。
依頼者さまの表面的な言葉だけを聞き取って案件に着手してしまうと、ゴールがずれていることで、本当に依頼者さまが望んでいた結論に辿り着けなくなるわけです。
それを避けるためにも、とにかく真剣に丁寧にお話を伺う。
それでもまだ聞き足りないときは、「どうしたいのか」と単刀直入に質問することもあります。

とにかく大切なのは、相談時にはなるべく、今後の方針やゴールなどの認識をすり合わせておくこと。
それが、依頼者さまの本当の希望やニーズに近い解決を図るための、近道だと経験則でも実感しています。

04 今後の展望

一つひとつの出会いや事件を大切に。よりよく地域に貢献できる、法律事務所を目指して

――今後の展望を教えてください

事務所をことさら大きくしたいとか、注目を浴びている事件ばかりを担当してみたいとか、そういう気持ちはあまりないです。
それよりも、学生時代を過ごしたこの福岡の地を中心に、地域に根ざした弁護活動をしたいと思っています。
個人の事務所らしく、依頼者さまと近い距離で、一つひとつ丁寧に取り組りくんでいきたいと思います。


――最後にメッセージをお願いします

社会の最小単位ともいえる「家族」や「親族」のトラブルを解決することが、よりよい社会を作る一歩につながるのではないかと考えています。
「こんなこと、弁護士に話すなんて大袈裟だ」と思わず、お気軽にご相談ください。
話すことで、自分ではわからなかった本音に気づくこともあるかもしれません。
また、問題が大きくなる前に相談に来ていただければ、提案できる解決策も増えるはずです。

話しやすい雰囲気、わかりやすい説明を心がけています。
何か気になることがあればぜひ、気軽のお声がけください。
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